もう一つの仏教学・禅学
新大乗ー現代の仏教を考える会
仏教学・禅学の批判
大乗仏教の思想ー慈悲=勧坐禅儀・学道用心集
(A)大乗仏教の思想=慈悲
「学道用心集」
- 「いわゆる操行と道と合せんには、如何が行履せん。心に取捨せず心に名利なきなり。仏法修行はこれ人のために修せず。今世の人の如きは、仏法修行の人、その心と道と遠くして遠し。もし人賞翫すれば、縦い非道なりと知るとも乃ちこれを修行す。もし恭敬讃嘆せざれば、これ正道なりと知るといえどもすてて修せず。痛ましき哉、汝等試みに静心にして観察せよ。この心行、仏法とせんや、仏法にあらずとせんや。恥ずべし恥ずべし、聖眼の照らす所なり。
それ仏法修行はなお自身のためにせず、況んや名聞利養のためにこれを修せんや。ただ仏法のためにこれを修すべきなり。諸仏は慈悲もて衆生を哀愍すとも、自身のためにせず、他人のためにせざるは、ただ仏法の常なればなり。ーー(中略)−−諸仏の妙法はただ慈悲一条のみにあらず、普く諸門に現ず。その本みな然なり。既に仏子たり、なんぞ仏風に慣わざるや。行者自身のために仏法を修すと念うべからず、名利のために仏法を修すべからず、果報を得んがために仏法を修すべからず、霊験を得んがために仏法を修すべからず。ただ仏法のために仏法を修するこれ道なり。」(1)
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「てづくり素材館 Crescent Moon」