もう一つの仏教学・禅学

新大乗ー本来の仏教を考える会

 
「臨床仏教学・臨床禅学」試論
 =「臨床仏教カウンセリング」の根拠 次のような記事ですが、「臨床仏教カウンセリング協会」のHPに記載しています。

「臨床仏教カウンセリング」の根拠
苦とは
「臨床仏教カウンセリング」療法のねらい   研究方法
(A)「苦」とは何か
  • 現代科学
      「苦とは情動の持続」=脳神経の生理学
      「苦とは」=精神医学、臨床心理学の認知療法が扱う範囲

  • 仏教、禅
      「苦」の本質は何か=仏教

  • 「臨床仏教カウンセリング」
      「臨床仏教カウンセリング」療法で治癒を試みる「現代人の苦」(適応)
      「臨床仏教カウンセリング」の方法と認知療法の相違
      「臨床仏教カウンセリング」療法で治癒が難しい領域(非適応)
苦の原因 (B)苦の起きる仕組み、苦の原因
  • 現代科学
      認知療法
        苦悩の原因= 固定観念(スキーマ)、認知のゆがみ、自動思考
        「苦の起きる要因」=認知のゆがみ
      後天的に学習される要因も=几帳面性
      日常的ないらだち、不安、不満などから「うつ」に
      「苦の起きる仕組み」=脳神経の生理学
      「苦の起きる仕組み」=東邦大学医学部の生理学研究=セロトニン神経
      「苦の起きる仕組み」=精神神経免疫学
      (略) 「苦の起きる仕組み」=精神腫瘍学=「がん」とストレス   ストレスから「結腸がん」死リスク高い
  • 仏教による苦のプロセスの解明
    仏教、禅で現代の苦のプロセスをどう説明しているか
      「初期仏教」=四諦説、十二支縁起説
        四諦説   図=十二縁起   十二因縁を実践する   種々の「支」縁起説   十二因縁の「取」   離「有」の実践 十二縁起の「渇愛」  (さらに続く)

      「大乗仏教」=大乗唯識(1)惑業苦
        大乗唯識(2)煩悩    大乗唯識(3)随煩悩 大乗唯識(4)阿羅耶識縁起
  • 「臨床仏教カウンセリング」
      「臨床仏教カウンセリング」の苦のモデル
      「苦の原因とプロセス」=現代科学からの補強
治癒の原理 (C)現代の苦が治癒する原理
  • 現代科学
      認知療法=治癒の原理
      精神神経免疫学から=情動の持続、心身症の治癒への方針
  • 仏教による苦の治癒原理の説明
      仏教が苦を解決する原理(十二支縁起説の逆観)   図=十二縁起
      苦から逃避しても解決にはならない(箭経)
      仏教が苦を解決する原理(唯識説)
  • 「臨床仏教カウンセリング」
      「臨床仏教カウンセリング」のモデルから治癒の方針
      「臨床仏教カウンセリング」の方法で治癒する原理   
治癒の方法 (D)仏教、禅で治癒する方法
  • 現代科学
      認知療法
        認知療法のうちの「認知的介入」
          (1)   (2)   (3)
        認知療法のうちの「行動療法的介入」
          (1)   (2)   (3)
        認知療法による治療
          うつ病   自殺行動

        ある病院で行われている認知療法
        認知療法による精神療法(まとめ)

      欧米の精神療法の潮流=瞑想の重視
      東大附属病院=心身症の治療に腹式呼吸法
      リズム運動でセロトニン神経が活性化=うつ、パニック障害が治癒
  • 仏教による苦の解決の方法
      仏教、禅で苦を解決した中道の修行・序

        離「取」の実践 離「有」の実践 離「渇愛」の実践離「受」(苦楽)の実践離断常の実践離業(=持戒)の実践 現観 四禅 出息入息法 正念 念、正知=油断しないで働く 尋伺(思考、判断) 尋(思考)を止める方法

        参考: (1)種々の縁起説   (2)「中道」=二辺を離れる   (3)「無記」   (4)中道=四念処、八正道   (5)十二因縁は実践・体得する中道   (6)八正道   八正道2=戒定慧   (7)四念処   (8)煩悩の捨棄   (9)三学の修行   (10)戎定慧の等学   (11)スッタニパータの修行   (12)十二因縁を実践(西義雄氏) 、大乗唯識観、六波羅蜜

      カウンセラーの条件(初期仏教)
      大乗仏教の中道
        参考: 煩悩の捨棄(含む:離「五種の悪見」)   絶望から希望へ(11種の善)   龍樹の八不中道   龍樹=大智度論

      中国仏教
        参考: 『大乗起信論』(1)   『大乗起信論』(2)   『天台小止観』
        中国、唐宋の禅

      日本の禅
        参考: (1)道元「三不三無、離善悪の中道」    (2)道元の修行法(まとめ)    (3)柴山全慶「禅は中道」    (4)現代日本の禅=課題

  • 「臨床仏教カウンセリング」
      「臨床仏教カウンセリング」のモデル
      仏教、禅から開発した「臨床仏教カウンセリング」の方法
      カウンセラーの資質(1)
      カウンセラーの資質(2)
      カウンセラーの倫理
      仏教における臨床仏教カウンセリングの位置
「臨床仏教カウンセリング」の個別の方法
「臨床仏教カウンセリング」の個別の方法
  • 問題の明確化、概念化と治療方針
  • 生理学、精神神経免疫学による問題の所在の説明
  • 苦悩を捨棄する方法(迫り来る貪瞋癡を捨てる)
  • 生活を整える(持戒)
  • 心を観る(腹式呼吸法と三つの手法)
  • 心を観る(他の手法)
  • 歩く時、行動する時のくふう
  • 無常観
  • 苦観(「現観」・因縁観)
  • 無我観
  • 自己の心を観る(我見、偏執見)(認知のゆがみを観ずる)
  • 離貪欲観
  • 大悲観と大願観
  • 中道観(1)
  • 中道観(2)
  • 実地の修練
  • 課題・宿題
  • 十二縁起観・因縁観(仏教・禅の修行への信頼)
「臨床仏教カウンセリング」問題別の臨床適用
問題別の臨床適用
  • 気分障害(うつ病、兼:自殺防止)への臨床適用
  • 不安障害への臨床適用

    • 外傷後ストレス障害(PTSD)
    • パニック障害
    • 広場恐怖
    • 対人恐怖(赤面恐怖)
    • 対人恐怖(表情恐怖)
    • 対人恐怖(視線恐怖)
    • 社会恐怖(あがり等)

  • 統合失調症への臨床適用
  • 心身症改善のための臨床適用
  • 「ひきこもり」の改善
  • 企業人の心の病気
「臨床仏教カウンセリング」の適応領域の拡大と発展の可能性
病気以外の社会全般へ
  • スポーツマン、テレビ・舞台などの芸術家の集中力養成
  • 教師、看護士、医師など人を扱う職業人
  • 僧侶
  • 抗ストレスの臨床禅療法(あらゆる組織、家庭)
  • その他の目標(芸術)の坐禅
本格的参禅
悟道・慈悲行
  • さらに、その先
  • さらに、その先
  • 公案体系

  
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