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臨床禅学
初期仏教=貪瞋癡など煩悩の捨棄
大乗唯識=煩悩(惑)が業を起し苦を招く
貪欲・憂悲を除く正念=初期仏教
四念処(念処経の修行)
「出息入息法」(四念処の一部)
| ある相に関してある相を作意する | |||||
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| (a)貪瞋癡を伴う悪不善の尋が生じる場合 | |||||
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| (A)その相とは反対の善を伴う相を作意する | 成功 |
| 尋は捨てられ消滅する |
| 内なる心は止まり落ちつき一つになり定まる |
| 失敗 | |||||
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| (b)貪瞋癡を伴う悪不善の尋が生じる場合 | |||||
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(B)尋の過患を考察する 「尋は私にとって不善、有罪、苦の報いである」と考察する | 成功 |
| 尋は捨てられ消滅する |
| 内なる心は止まり落ちつき一つになり定まる |
| 失敗 | |||||
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| (c)貪瞋癡を伴う悪不善の尋が生じる場合 | |||||
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| (C)尋を念ぜず作意しないことを達成する | 成功 |
| 尋は捨てられ消滅する |
| 内なる心は止まり落ちつき一つになり定まる |
| また | |||||
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| (d)貪瞋癡を伴う悪不善の尋が生じる場合 | |||||
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| (D)尋の尋行の止息を作意する | 成功 |
| 尋は捨てられ消滅する |
| 内なる心は止まり落ちつき一つになり定まる |
| また | |||||
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| (e)貪瞋癡を伴う悪不善の尋が生じる場合 | |||||
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| (E)歯と歯を合わせ舌を上顎におしあて心をもって心を抑え込みねじ伏せ苦しめる | 成功 |
| 尋は捨てられ消滅する |
| 内なる心は止まり落ちつき一つになり定まる |
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