第2部 慈悲行=他者の苦悩のカウンセリング
不誠実なカウンセラー・もてあそばれる患者
当協会にこられるクライアントのみなさんから、現在、種々の場で、行われているカウンセリングに、次の苦情、不審をお聞きします。こういうことでは、心の病気を安心して治すことができずに、絶望して、自殺を招きます。
カウンセリングをやめたくなる理由
- カウンセリング手法への疑問
- こちらの話、症状を聞くだけのカウンセリングでだったので、治らないと思った。
- 治るのかどうか見込み、方針をはなしてくれない。
- おどす、馬鹿にするカウンセラー。
- 料金の不透明性=ホームぺージでは無料とか、1時間8千円と書いているが、ほかにも金がかかる
- 他の名目(食品、本、お守り、などを買わせる)で金を使わせる
- 食餌療法が必須といい、組織が扱う食品を買わせて高額になる。(月間、2万円くらいにも)
- 宣伝用チラシを買わせる。
- 組織が他の目的を持っていて、カウンセリングは名目
- 治っていないのに、組織の業務をさせる(病気が治っていない段階では、ボランティアではなく、治療する条件として押しつけになっている)
- クライアントを部下、子分のように扱う
- 他の催し(講習、他の先生の講話)に有料でさそう。(ということは、自分には力がない。支出もカウンセリング料金として公開されたもの以外にかかかった)
- 宗教信仰に誘う。(病気を治したいのに、信仰のことを強調しすぎる。むしろ、信者獲得のためにカウンセリングを利用)
自殺防止のホームぺージ
自殺防止、自殺予防のサイトがたくさんあります。次のように分類できます。
自殺防止・うつ病治療のホームぺージ
- (A)心理学、臨床心理学、自殺防止の心得、よびかけを書いているだけ(読んで理解してもらおうという意図)のサイト
- (B)メ−ルでの相談を引き受けるサイト
- (C)電話での相談を引き受けるサイト
- (D)面接してのカウンセリングを引き受けるサイト
この(A)(B)(C)(D)のなかにも、読んでみたり、電話・メールで相談を受けたり、面接に行ってみると、
- (a)上記のような「カウンセリングをやめたくなる理由」に該当するカウンセリング組織がある
- (b)上記のような不誠実なことをしないカウンセリング組織