禅と日本文化

千宗旦(せんのそうたん)

千宗旦年譜

 千宗旦(せんのそうたん)は、千利休(せんのりきゅう)の孫である。宗旦の子供が現代まで続く表千家、裏千家、武者小路千家の祖である。宗旦は禅と茶は一つであるという、茶禅同一味を説き、大名に仕官せず、清貧の生活の中で、禅とひとつの茶道に徹した。

千宗旦年譜


(注)参考文献
  • A.『茶道の歴史』桑田忠親、講談社学術文庫
  • B.『茶と禅』 伊藤古鑑、春秋社(『茶禅同一味』が掲載されている)
  • C.『日本の茶書』 平凡社、(『山上宗二記』)
  • F.『茶人の系譜』 村井康彦、大阪書籍
  • G.『茶の心』桑田忠親、東京堂出版
  • H.『原色茶道大辞典』 淡交社
  • J.『南方録』 岩波文庫 ◆「 」は、文献からの引用

    三つの千家

     宗旦は、一生仕官せず、野にあって茶の指導をしたが、しかし、その子供は、各大名に仕官もし、現代まで続く三つの千家の祖となった。
     
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