もう一つの仏教学・禅学

新大乗ー本来の仏教を考える会

   
川端康成の足跡を訪ねて-母の面影・住吉

川端康成は明治32年大阪市北区天神橋で生まれた。2歳の時、父が死亡し、3歳の時、母も死亡した。康成は、宿久庄の祖父母にひきとられる。
住吉大社
 生家からほど近い住吉大社。母がつれていってくれた思い出がある。子供のすこやかな成長を願って参拝する母。
南海電鉄「住吉大社駅」で下車して、神社に向かうと、鳥居の向こうに大きな反橋(そりはし)が目につく。



康成の短編小説「反橋」に描かれた「そりはし」。



神社側から振り返ってみた「反橋」。ここを左に行ったところに文学碑がある。



文学碑。この背後に「反橋」があるが、木々に隠れて見えない。



文学碑。

 反橋は上るよりも、おりる方がこはいものです。
 私は母に抱かれておりました。

   川端康成「反橋」より

       川端康成





住吉大社。

 女の人が長い間祈っていた。


   
このページの本アイコン、ボタンなどのHP素材は、「てづくり素材館 Crescent Moon」の素材を使用しています。
「てづくり素材館 Crescent Moon」