今回のはトホホではなく結構イケテるパーツです。VertexLink
から発売されている、RD1こと[ROM焼き大丈夫]です。ネーミングはいかにもトホホな感じですが、なかなかの優れものです。まあ、何をするものかと言うと、FlashBIOS
を2重化して、BIOSup 時の事故に備えるというものです。
左端の写真の様な、旅行用ハブラシの様なパッケージに入っています。
真中の写真の様にFlashBIOS
とソケットの間に下駄として装着します。RD1の上に FlashBIOSを載せると右端の様な感じになります。
このRD1自体が2MBのFlashBIOS(1MBタイプもあります)になっており、スイッチで本来のBIOSと切り替える訳ですな。BIOSの強引な復旧方法に、[一旦起動してから、BIOSを差し替えてBIOSwriteユーティリティでBIOSを書き込み]という方法が知られていますが、あれをスイッチにより電気的に行う事も可能です。
まあ、使用感もクソもありませんが、とりあえずトラブル無しで導入できました。何が嬉しいかというと、BIOSup時の精神的な負担から解放される事ですね。BIOSup
は何回行ってもハラハラする作業ですが、これにより本当に気軽に行える様になります。
(以前は、書き換え時は規定clockまで落としていましたが、こいつの導入後は常用clock
で気軽に書き換えています^^;)
また、新しいBIOSも同様に気軽に試す事ができます。なんといっても古いBIOSに、スイッチひとつで切り替わるのですから。
お値段は \4000
程だったと思います。まあ、高いか安いかは、個人の価値観による所ですが、私はその価値はあったと思っています。最近は新しいCPUへの対応の為、BIOSも割と頻繁に出てきますので転ばぬ先の杖として持っていてもいいのではないでしょうか?