「見ろ、空が赤い」

「美しいですな。まるでこの世の終わりのようです」

「・・・怖い男だな、お前は」

「呂布様こそ、嬉しそうな顔をしておいでですぞ」


 嗚呼、洛陽が燃えている





呂布と李儒の会話。(ええー何その組み合わせ)
ちょっと前に、暇潰しに描いた絵。何とも雑な仕上がりですが載せてみた。

董卓は、当時の都である洛陽に火を放ちました。でもって強引に遷都しちゃった。
とんでもない出来事なのですが、「燃える洛陽」というものに心惹かれます。
漢室の衰退を象徴するような、何かこの時代に色濃く漂う「滅び」の匂いが凝縮されている気がするからです。
まぁそんな訳で、不謹慎なんだけど、その時の燃える洛陽を私は見てみたい。