クラブ募集馬馬体診断所

2001/11/30
またまた勝手に馬体診断。

■(外)キングマンボ×ロイヤルバレリーナ
 エルコンドルパサーと同じ配合ですね。キングマンボ自体母父がヌレイエフという ノーザンダンサー系なのですが、エルコンドルやアメリカンボスなども母父は ノーザンダンサー系ですよね。ここのクロスはなかなか良い方へ働くようですね。
馬体面でバランスはなかなか良いと思います。ただこの値段なわけですから、もうちょっと 魅せる馬体であってほしかったかな〜。
母は英愛の両オークスで2着を含めGTで 2着3回というすばらしい競争成績の持ち主ですし、もうちょっと安ければ手が出るのですが・・・

■(外)デザートプリンス×ヒルシルヴァー
 如何にも短距離馬という体系ですよね。父がグリーンデザートの仔のデザートプリンスですからね。 この馬だけアイルランド産なんですよね〜キーンランドセール組では無いようです。やや高い設定のような気も しますが、それだけ期待されているということなのかもしれませんね。デビューも早いと思います。

■(外)セイントバラード×クレヴァーパイロット
 母はGT2着・GV3着2回となかなかの好成績ですね。馬体もなかなかバランスがよく見えます。 トモもしっかりしてますし、これから胸前が発達してくれば更に見せる馬体になるのではないでしょうか。 ツナギがちょっと寝気味なので芝の方がむいているとおもいます。ただこちらもやや高めの設定のような気もします。

■(外)キングマンボ×パラダイスリヴァー
 他の馬に比べるとちょっとこじんまりと見えてしまいます。クビさしがやや物足りないですよね。母の全兄に パラダイスクリークがいる良血なのですが、馬体面ではもう少しかもしれません。顔つきはなかなかGoodですけどね〜

■(外)シングスピール×セントラジャス
 こちらはシングスピールがサドラーズウェルズの流れをくむことを物語るような感じの馬体ですね。 ゆったりとした背の造り(やや背ったる感もありますが^^)などからクラシックディスタンス前後で活躍する馬なのではないでしょうか。 パンフのコメントにもあるように充実してくるのは他の募集馬に比べて晩めだと思いますが、息の長い 活躍をしてくれるのではないかと思います。

■(外)レッドランサム×サンヤタ
 今回の募集馬の中で、馬体のワタシ好みではこの馬が一番かもしれません。まず目に付いたのが 脚元が丈夫そうなことです。球節部なども非常にしっかりした造りに見えます。また、クビさしもすらっと長く、背の造りにも 好感が持てます。祖母の系統からはGT馬を含め多数の重賞勝ち馬を輩出している系統ですし、厩舎も良さそうなので 間違いなく出資すると思います。(ただこの馬はキーンランドセールで主取となっているようなんですよね〜)

■(市)(父)カリスタグローリ×ハミングチェリー
 全体的なバランスはあまり好感が持てません。クビさしがちょっと物足りないですよね。でも、脚元はしっかりしていると思います。 丈夫さが売りなのではないでしょうか。

■(父)フサイチコンコルド×ブーケドゥフレール
 内国産ではこの馬が一番良く見えるかな〜。母はダート1200mで3勝したように、この馬も短距離に強そうです。 馬体の幅がすばらしいですよね。脚元も悪く見えませんし、顔つきも好きです。近親にはサイレンススズカのいる血脈ですからね。

■タイキシャトル×スプリングコート
 まだちょっとトモ高感がありますね。その点であまりバランスが良く見えません。血統はサクラバクシンオーやアンバーシャダイ のいる系統ですし、ははも4勝となかなかのものです。

■エリシオ×フサイチクイーン
 非常にゆったりした背の造りのわりに、クビさしが物足りないですよね。血統も父父フェアリーキング、母父 サドラーズウェルズという近親配合。ちょっと繁殖のにおいが・・・。

■(外)ゴーンウエスト×ウイークエンドマッドネス
 パンフの写真ではちょっとケヅヤがさえないのですがバランスは良く見えます。強いてあげればトモにもうちょっと力強さ がほしいですね。線も細いように見えますし、どちらかといえば芝向きなのかもしれませんね。価格はちょっと高いですが、 やはり期待できる1頭ではないかと思います。

■(外)ウッドマン×グロウイングオナー
 この馬が募集場の中で一番仕上がりが早いのではないでしょうか。現段階では一番成長が早く見えます。 脚元も丈夫そうですし、胸前の筋肉の発達も素晴らしいです。 母はGU2勝、GV1勝となかなかの活躍馬。1985年生まれなのである程度産駒を送り出していると思うのですが 、勝ち上がりはパンフに載っている2頭だけなのですかね? それだったらちょっと物足りないですよね。

■(外)フレンチデピュティ×スピルドビーンズ
 う〜ん・・・正直言うともうちょっと良いと思っていました。脚から上の造りは非常に好きなのですが、 脚元がなんとなく気になります。球節からツナギへのラインや、飛節の角度が・・・。ワタシもそれほど詳しいわけではない のですが、飛節ってこんなに角度ついていないものでしたっけ? でも脚から上は良く見えますね〜皮膚の造りなどは なかなかですよね。胸前の張りもなかなかですし、トモもしっかりしてます。フレンチデピュティの活躍に期待しましょう。

■(外)スウェイン×セイベリン
 バランスでは今回の募集馬の中でこの馬が一番なのではないでしょうか。父スウェインに良く似た良いバランスの持ち主です。 ただちょっと線が細く見えるんですよね〜。充実してくるのが遅いだけと思えば買いなのではないでしょうか。

■(外)ヌレイエフ×マダムマグー
 父ヌレイエフで2600万とは牝馬にしても「安い」と思ったのですが、どうやらキーンランドセールでは$5,5万でも 買い手がつかず主取となったようです。そういう背景を考えるとこれまた繁殖のにおいが・・・^^。

■(外)エンドスウィープ×イマジナリーナンバー
牡馬にしては安いな〜と思ってはいたのですが、セールでは$4万だったようです。$4万にしても外国産馬の 牡馬、それも父がエンドスウィープで1800万募集は安いですよね。馬体のバランスも良く見えますし 1月生まれということで仕上がりも早そうです。これはお買い得な1頭ですね。

■ティンバーカントリー×オネストゲスト
 脚元は非常に丈夫そうに見えますが、クビさしがやや物足りなく見えますね(角度的にそう見えるだけかもしれません)。 強調材料は脚元の不安がなさそうということだけですが、これは大事だと思います。

■(市)ピルサドスキー×ジョニカズダーリング
 ピルサドスキーがまだちょっとびみょーですよね。産駒は晩成かもしれませんね。この馬は早生まれということもあり、 仕上がりが極端に遅くは見えませんが、馬体面でそれほど強調できるところもないかもしれません。

■ティンバーカントリー×トキオシンフォニー
 血統面ではなかなかの良血ですね。母父がダンジグで、近親にゴールデンフェザントがいます。 こちらもどこが悪いというわけではないですが、強調面もそれほどみつかりません。価格は安めですね。

■(市)ラストタイクーン×レディークロース
 母の産駒は中央・地方でなかなか勝ちあがっていますね。これはなかなか良いですよね。馬体面ではなかなか立派な腹回り をしてますが、クビさしがもうちょっとに見えますね。ツナギもちょっと立ち気味ですね。価格は安いし、母の産駒は コンスタントに勝ち上がるのでそこには期待できるかもしれません。

いや〜またまた胡散臭いものになってしまいました^^