歌う料金所のおじさん ('99 .9.26)

わたしも運転免許なるものを取得してから、はや10ウン年。仕事がら車の移動というのはおそらく一般職種の方より滅法多いはずです。しかも、通勤?時間帯というのはおもいっきりずれ込んでいまして、(いわゆるオフピークというやつでしょうか)大体がお昼過ぎから。帰宅時間は0時過ぎなど当り前。この点は、日本の典型的サラリーマンと何ら変わらず、帰宅時には家人は既に夢うつつ、迎えてくれるのはポチ1匹という、どこかで聴いた唄の文句さながらです。ところで、この何とも言えない男の哀愁を背負った人々をポチ以外にも暖かく見守ってくれている御人が第3京浜の料金所にいらっしゃることをご存じであろうか?私自身このお方に初めてお目にかかれたのはおそらく5年いやそれ以上遡るかもしれません。自宅が横浜にあるため、日常第3京浜を使うことが多いのですが、その終点の三ツ沢料金所のどれかのレーンにあのお方はおいでになり、 「今日もお仕事ご苦労様〜」と名調子をもって私たちを横浜の街に迎え入れてくださいます。 もちろん、運が悪ければ別のレーンで何事もなく通行料金を払って寂しいままで家路つくわけですが、運がよければ、この何とも粋な小唄、都々逸調のおじさんに遭遇するわけで、このおみくじ的興奮と人情あふれる幸福感を味わいに是非深夜の第3京浜の三ツ沢料金所にあなたも250円払いにおいでください。

b a c k t o i n d e x >