@@ スタベアリレー小説その2 @@



・ベア様の夏休み・・・ってあるのかな?でも、スタイナーと一緒には取れないと思うし。管理職は大変ね。


・↑でも年に一回は二人で旅行してたりして。


・↑ベア「スタイナー今年の旅行のパンフ、貰ってきましたけど。」スタ「どれどれ。」【ク族の沼でカエル掴み取りツアー】【ウイユヴェールで自分のドッペルゲンガーに会おう!】【サボテンダーの正しい育て方】


・↑スタ「う・・うぅ・・どれもこれも変なツアーばっかりじゃないのか?」ベア「あら?何か文句あるの?」


・↑スタ「い、いや、べ、別に文句はないのであるが・・・ しかし、この【サボテンダーの正しい育て方】というのは、どう考えても旅行じゃないだろう?」


・↑ベア「そうねぇ、でも二人で何かを育てるってとても素敵なことだと思わない?スタイナー?」


・↑スタ「園芸もいいが、やはり旅行にしよう。で、[カエル]ツアーが、2泊3日で200ギル、[ドッペルゲンガー]の方は300ギルか・・・ずいぶん激安なツアーだな。」


・↑ベア「安すぎて恐いかしら?でも貴方がついているから大丈夫ね。私はドッペルケンガーのツアーがいいわ。」


・↑スタ「怖いというより怪しくないか?この旅行会社?でもおぬしが行きたいのならこのツアーに申し込んでこよう。」


・↑そしてツアーの日。ガイド「さあ、お集まりの皆さん・・と言っても参加者はお二人さんだけのようですが、これから飛行艇でウイユヴェールと言うところへ向かいます。準備はいいですか?」 


・↑ガイド「なお、注意事項を申し上げます。ウイユヴェールでは魔法が使えません。また、自分のドッペルゲンガーに出会ったら直に逃げて下さい。でないとダメージ9999が来ます。」


・↑ベア「参加者が私達だけなんて、何か寂しいわね。」スタ「普通の人間はこんな怪しいツアーに行かないのである。」


・↑ベア「あら、私は普通じゃないっていうの?」 スタ「そ、そそそんなことはないのである!(汗)」


・↑ガイド「皆様、到着しました〜。それでは気をつけていってらっしゃいませ〜。」


・↑ベア「ここがテラの遺跡ね。」スタ「そうだな・・・ん?今、床が光ったような?」ベア「えっ?キャー!」急に光が二人を包み込み、そして・・・。なんと二人は11年前のアレクサンドリアに飛ばされたのでした!!


・↑スタ「ここは・・・アレクサンドリアか?でも少し様子が変だな。」ベア「スタイナー、どうやらここは11年前のアレクサンドリアみたいですわ。」


・↑ベア「ここは・・?」 スタ「ベアトリクス、隠れるのだ!」すると四人組がテラの遺跡に入って行くところでした。


・↑スタ「どうして過去の世界に?」その時、スタイナーにぶつかってきた子供が。「おっさん、じゃまだよ!」スタ「何だ無礼な子供だな。ん?金髪にシッポ?まさかジタンか?」


・↑ジタンは、10歳位だろうか。身長もスタイナーの頭二個分小さかった。スタ「と、言うことは・・自分達も・・20代・・。」


・↑1つ前の方へ。あの〜、前の人達のが11年前と書いてあるのですが、ジタンは10歳でいいのでしょうか?


・↑え〜と、じゃあ、ジタンは5歳ということで、続きを。ジタ「なんでぼくのなまえをしってるの?そーだよ。じたんだよ♪」


・↑ベア「それよりスタイナー、これからどうします?元の世界に返らないと・・・」スタ「そうだな。しかし、どうやって帰るかだ。誰かに相談してみるか。」


・↑ジタ「こまったことがあるの?だったらぼすにそうだんしたら?」ベア「バクーにですか?でも御迷惑じゃ・・・。」ジタ「だれかをたすけるのにりゆうがいるかい?」


・↑二人はバクーの所へ向かおうとした。その時、栗色の髪の少女が剣の稽古をしているのを見かけた。スタ「おー!可愛いのである!」


・↑その少女はもちろん♪17歳のベア様でした。ベア(17)「もうすぐ御前試合だわ。スタイナーさんに負けないようにがんばらないと。」


・↑ベア「ちょっとスタイナー!恥ずかしいじゃない。見ないで下さいよ。」 スタ「今のお前も美しいが、あれはあれで可愛いのである。」


・↑17歳のベア様を物陰からじっと見つめる怪しい人物が。なんとそれは、若かれしスタイナーであった。ベア「スタイナー、まさかずっと私のことを見てたんですか?」


・↑スタ「ちっ・・違・・」スタイナーは真っ赤な顔をして否定した。スタイナー22歳あの頃からベアトリクスのことが気になっていたのだ。


・↑と言うわけでバクーの所に来たベア様達。ジタ「ぼすあのね、このおっさんたちこまってるんだって。」バクー「何、11年後の未来から来ただって?ガハハハハ。おめーさん達、面白れーこというな。」


・↑ベア「やっぱり、バクーに相談ていうのは・・・。トット先生の方がよろしいんじゃないですか?」スタ「トット殿にか。しかし城には入れないのである。どうするか。」


・↑バクー「それじゃあ、城に忍び込んでそのポッポとやらと・・・」スタ「トットである。」バクー「ピッピとやらを・・・」スタ「トットである。」バクー「チッチとやらを・・・」スタ「だからトットである!」


・↑バクー「どうせなら、お二人さんが変装して城に忍び込んだらどうだ?がっはっは!」


・↑ベア「変装ですか?では私は女子高生に・・・。」スタ「ベアトリクス。それは前回のネタなのである。」


・↑結局、前回のネタとはちょっと違い、スタイナーは学ランに、ベアトリクスは女子高生に変装をした。スタ「どこから見ても、高校生カップルなのである。」


・↑さっそくお城に忍び込んでトット先生を探す二人。が、いきなり兵士に見つかってしまう。「誰だ?怪しい奴!」


・↑ベア「すみません。私達トット先生の生徒で現役の高校生で〜す♪先生に呼ばれて来ました。先生はどちらにいらっしゃいますか?」


・↑兵士「トット先生は図書室にいますよ。それにしても、そちらの男の方は本当に高校生?」スタ「か、かなりダブってしまったが現役である。」


・↑図書室ではトット先生が黒髪の小さな女の子といました。ベア「あの子は!」


・↑その時、小さなガーネットが二人の元へ駆け寄ってきました。ガネ「おねえちゃん、おじちゃん、あそぼー!」 ベア「あら、お姉ちゃんだなんて・・やっぱりガーネット様は子供の頃から女心が分かってらっしゃる。」


・↑トット「これは姫様、いけませんぞ。」ベア「トット先生!お願いがあって来たのです!」ベア様は事情を話ました。トット「11年後の世界から来たですと!?ふむ。とりあえず暫くはここにいるといいですな。」


・↑トット「ところで食事でもいかがかな?」食堂に行くと、そこにはクイナが!スタ「あいつ昔からここでバイトしてたのか。」ベア「ていうより、無理やり登場させたようです。」


・↑食事をしながらトット先生が言いました。トット「なぜ11年前に来たかというと、 お二人にとって思い出深い年だったのでは?それが済めば帰れると思いますよ。」


・↑ベア「たぶん、御前試合のことじゃないかしら?それが済めば帰れるのね。」


・↑そして、御前試合の日。スタ「今でもよく試合に勝てたと思うよ。」ベア「でもスタイナー、あなたはやっぱり強いですわ。」


・↑ベア「ねえ、スタイナー。もし、このまま帰れなくなったら・・・。」スタ「も、もし、そ、そうなったら・・・・・・じ、じ、じ、じ、じ、じぶんと一緒に・・・・。」ベア「え?何か言いました?」


・↑スタ「も、もし帰れなくなったら、ずっと、い、一緒にいるのである!」 ベア「スタイナー・・。」その時、御前試合が始まろうとしていた。


・↑試合は圧倒的ベア様有利に進んでいました。しかし、追い詰められたスタイナーの一撃がベア様の剣を弾き飛ばしました。「勝負あり!スタイナーの勝ちだ!」


・↑ベア「スタイナー。私達この試合をもう一度見るために、ここに来たのかもしれないわね。」その時、光が二人を包んで・・・。そして、もとの場所にいました。スタ「どうやら帰ってきたようだな。」


・↑ガイド「お二人共、どこに行ってたんですか?もう帰りの時間ですよ。」ベア「すみません。さあ、アレクサンドリアに帰りましょう、スタイナー。」


・↑ベア「スタイナー。やっぱりあれは夢だったのかな?」スタ「さあ、それは分らんが・・・。」ベア「でも、ステキな旅行でしたね♪」スタ「・・・激安ツアーの割にはな。」


・↑そして数日後。ベア「新しい旅行のパンフ貰ってきました。」スタ「ま、また?」 【コンデヤ・パタでブリ虫の掴み取りツアー】【カバオ君とかけっこしよう!】【トンベリの正しい飼い方】 スタ「・・・・・」 完!