@@ スタベアリレ―小説その1 @@



・ 「スタイナー・・愛しています・・」なーんてこの人も言うのかしら?


・↑そして2人は・・どきどき・・


・↑そしてその後は・・・「ヘブション!」


・↑いやいや、今度は「ヘブション!」なしで行きたいですなぁ・・


・↑スタイナー、今夜は部屋の鍵はかけずにあなたが来るのを待っていますわ・・・・・うふ


・↑スタイナー遅いわね、はやくしないと「ガリガリ君」とけちゃうわ・・・・・せっかくいっしょに食べようと思ったのに


・↑しかたないわ、スタイナーの分まで食べちゃおっと。パクパクパク・・・。キャッ♪当たりが出たわ♪♪でも私、女子高生じゃないからコンビニで交換できないし。どうしよう。


・↑「でも私まだまだ若いから女子高生に変装すれば大丈夫ね。きっと・・。」


・↑たしか高校の時の制服、まだあったはずだわ。 〜ただ今、試着中〜 ダメね、胸がキツくて着れないわ。


・↑しかしベアトリクスは無理矢理制服を着ましたとさ。「ルーズソックスにミニスカート。これでスタイナーを悩殺するわ。」と言って部屋を出ていきました。


・↑女子高生のカッコをしたベア様、コンビニに行く途中スタイナーにばったり出会う。スタ「な、な、な、な、なんだ、ベアトリクス!?その格好は!まさか、おぬし、怪しいバイト始めたんじゃないだろうな?」


・↑ベア「怪しいバイトだなんて・・ひどいわー!あなたを喜ばせたくって着替えたのに・・。」と、彼女は泣き出してしまいました。


・↑するとスタイナーは、一度何処かへ言ったかとおもえば、なんとタキシードに着替えてきたのです。


・↑スタ「い、一度女子高生とデートをしてみたかったのである!ベアトリクス、これからどこかへ遊びに行くのである!」


・↑(そしてドライブ中の二人)スタイナー、どこ見ているのヨ、ちゃんと前見て運転してね・・・・あら、あんな所にかわいいお城が、ちょっと寄ってみない?


・↑そして2人は一緒にコンビニへ。女子高生のコスプレちゃんとタキシード姿のおっさんという怪しげな2人組が店員さんに言いました。「ガリガリ君の当たりが出たので、もう1本下さい。」


・↑「少々お待ちください」店員はその怪しい二人を見て、ドキドキしながらガリガリ君を取りにいった。


・↑店員からガリガリ君を受け取ると、怪しい2人組は再び車に乗り込んだ。もちろんガリガリ君は半分個。


・↑ベア「スタイナー?これからどこへ行くのですか?」


・↑「さっきの城…い、いやその前にそこの喫茶店で茶でもしようか」「ええ、いいですね。ですけど、『その前に』ってどういう意味ですか?」「…………」


・↑ベアの質問には答えずに、スタイナーは喫茶店へと入っていった。2人でコーヒーを頼んだのだが、何故かスタイナーの態度がおかしい。ベア「スタイナー?あなた何か変なこと考えてるでしょ?」


・↑スタ「べ、別に変なことは、か、考えておらんっ!!」ベア「そう?だけど、おしぼりで顔を拭くのはやめてね。」


・↑スタ「はっ!!」ベアは、くすくすっと笑った。


・↑ベア「さて、コーヒーも飲み終わったことだし、どこへ行きましょうか?」 スタ「さ、さっきの城・・い、いや、おぬしの行きたい所へいこう。」


・↑(車の中で)「最近のアレクサンドリアの平和で退屈な日々、もううんざりだわ・・・・ああ、欲求不満で気が狂いそう!」と美少女戦士セーラームーンは叫んだ。


・↑スタ「よ、よよよ欲求不満!?」ドキドキドキドキ・・・(おい)ベア「ちょ、ちょっとスタイナー。ちゃんと運転してよ。」


・↑ベア「そうね。海、海がいいわ!」スタ「海?」ベア「だってあなた、いつも鎧を着てるでしょう?錆びると困るからがまんしてたの。」


 ・↑スタ「なんだ、そんなこと心配してたのか。大丈夫!自分の鎧はステンレス製なので錆びないのである!」


・↑ということで、スタイナーの運転する車はアレクサンドリア港に着きました。ベア「キャー海だわー!」


・↑ベア様は裸足になって、砂浜を歩きました。ベア「冷たくて気持ちいいわ。スタイナーも一緒にどう?」


・↑スタ「う、うむ。」と言ってスタイナーとベアトリクス。怪しげな女子高生とタキシードの男が砂浜で戯れていました。


・↑かなり時が過ぎ、夕日が西に傾いてきました。スタ「そろそろ帰るか。」ベア「そうですね。」浜辺に戻ろうとした2人、ナマコに足を滑らせて転んでしまいました。「ザッブーン!」


・↑スタ「大丈夫か?ベアトリクス?」ベア「は、はい。」しばし見詰め合う二人。夕日で影が大きく伸びてました。その影がだんだん近づいて、そして・・・ 一つになりました。  完