あとがき




同じ志を持ち、同じ路を選んだ人達には、決して言葉だけでは言い表せない何かがあります。

いいことだけじゃない。時には罵り合い、ぶつかり合い、別の路を独りで行くことになることもある。
でもそれは、傍に逸れているだけで、やはり一緒に路を歩いている…。


これを「絆」と一言で呼ぶには、あまりに短いと思うのです。


長い長い冬の夜、最も闇の濃い時間。夜明けと共にやってくるものは、志した路の続きなのか、終焉なのか…。








冬の訪れは早く、そして、夜明けは未だ来ない……