あとがき




一応、ジタガネの詩(もどき)。


赤い月の夜に、自室の窓から月を眺めては独り、ジタンの帰りを静かに待つ
ダガーさんです(←らしい)

「朔と望の月」とは「新月と満月」という意味です。ですが、ガイアでは月の満ち欠け
はなく、新月の状態はないので「赤の月しか昇らない夜」と思って下さい。


赤い月→ダガーさん
青い月→ジタンくん


真珠って本当にキレイですよね。静かで控えめな乳銀色に輝く、海の宝石。だけど、
それを作るのに貝(←笑)はどれほど大変か。貝が弱いと、真珠の元となる「核」を
拒絶して死んでしまうし…
身体の中に無理やり「核」を入れられた貝は、痛みに耐える日々を過ごして真珠を作る。
大きく美しい真珠を作るには、それだけ長い年月がかかる訳で。
ああ、貝に産まれなくて良かったなぁ…。

EDの時にダガーさんが流した涙は、そんな痛みに耐え抜いた
とってもキレイな真珠の涙。


だけど、ジタンの所に行くときに、宝珠のカケラとティアラと一緒。涙も空へと捨てたとさ