禁じ手



将棋にもやってはいけない手、というのがあります。それを「禁じ手」といいます。


1.行き所のない駒

成る・成らないは選ぶことはできますが、後ろへいけない桂・香・歩の3枚は
どうしても成らなければならないマス目があります。(右図の左側)
行くところがなくなったら、必ず成らなければならないのです。
ちなみに、自分の駒に囲まれて行けなくなった場合は、反則にはなりません。


2.二歩

縦の列に味方の歩がいる場合、その縦列には歩を打つことはできません。
つまり、縦の列に合計2枚以上の歩が存在してはならないのです。
しかし、と金は何枚あってもOKですし、と金の列に歩を打ってもかまいません。
成っている状態であればもちろん反則にはならないのです。


3.打ち歩詰め

歩を持ち駒から打って相手の玉が詰んでしまうと反則になります。
しかし、盤上の歩を移動させて玉を詰ましたときは反則にはなりません。
歩で詰ますときには注意しましょう^^;;(右上図の右側)