最近、下の子コーキが文字に興味を持ちはじめました。 |
![]() ![]() HANAの机 (2000/09/24) |
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親子で机を作ろう。 <会長> |
02/09/08 当日の天気はひどい曇り。雨降り前に本日の作業を終了しなければなりません。本日の予定は天板の作製と、脚部品の切り出し。 |
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近所のホームセンター「カーマ」へ資材を買出しに行きました。購入木材はSPF。木目が美しく、反りが少ない物を選ぶのがポイントです。今回のSPFはパイン材。パイン材はヤニが噴出しやすいので、ヤニやヤニ袋の露出にも注意が必要です。 ・2×6 12ft 1本 (天板用) ・2×4 6ft 3本 (足、筋交い用) ・1×2 6ft 1本 (デコレーション用) ・φ8 木製ダボ 締めて約2,000円。 天板は2×6 12ftを3等分して接ぎます。こうすると長さ約120p、幅約42pの天板になります。 |
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天板は切り出した3枚の板を木工用ボンドで接着します。接合の位置と強度を確実にする為に、ダボは欠かせません。ダボの下穴を正確且つ簡単に開ける為の道具がBOSCHのDowel
guide。これホントのホントに便利な道具。
![]() 何が便利かと言うと、罫書きの必要が全く無く、適当な位置にダボ穴を空ければ、正確に接ぐ相手の同じ位置へ穴あけを導いてくれる仕組みになってます。説明が長くなりますので、説明書をここに載せますね。 |
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穴あけ作業の次はいよいよ板を接ぎます。 そこで、のこぎりの練習をしてもらいました。指をちょっぴり切りましたが、コーキ大満足! |
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最後はハタガネで締め上げます。1日以上放置すれば、ガッチリ固まった立派な天板が完成します。 | |
02/09/14 この日はあいにくの雨。 玄関で作業をする事にしました。 |
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天板はしっかり固まり、ほぼ完成です。天板の両端をカンナで平面に仕上げます。 「何かカタカタするなぁ〜」 机の脚は、 切り出した4部品をボンドとビスで接合する簡単なもの。単純な形ではありますが、それぞれの部品の直角と長さが出ていなければ美しい長方形にはなりません。 一番難しいのは、直角出し、そして平面仕上げと感じています。 |
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天板端面に脚側面を接合します。 強度と考慮してダボとボンド、ビスで締めます。 実はこの接合方法、強度的にはご法度な接ぎ方です。脚の側面に天板を接合するため、接合面には常にせん断力が作用します。また、モーメントにより引っ張り応力も常にかかります。 しかし、あえてこの方法を選んだのは、 全体の美しさ。天板の木口はどうしても隠したかったのです。かといって、接合面を45度に加工する技術も無いし・・・。 重量物をのせない机なら大丈夫っ ということでこの方法を採用しました。 |
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まずまずの出来。 なんと天板にかなりの反りが有るではないか。これは本当にえらい事です。バラスわけにもいきません。そこで 何とか矯正することにしました。 |
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02/09/25 あれから2週間 |
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こんな感じで矯正を試みています。1日1回霧吹きして・・・ |
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02/11/03
作業開始から約2ヶ月経過 矯正の金具を外したすぐ後は矯正の効果が出ているのに、暫くすると元に戻ってしまう! 「お父さんまだできないの?」 コーキの言葉に 手術しかないッ と決断し、反りが大きい側の脚をばらしました。 |
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よくよく観察すると、反りが激しいのは3枚接いだ板の端の1枚。コレにコツコツ鉋がけして、反っている分を削り取りました。 |
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2002/11/04 |
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コーキもニッコニコ! |