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 02/07/13(土)子供たちをつれて、設楽町奥三河郷土館を見学しました。
昔々の化石から戦国明治大正昭和の暮らし、郷土芸能や家屋の再現など、情報量が豊富でした。
大人200円、子供100円、幼児0円。なんか得したなーって感じ。
郷土館の横には、鳳来寺口(本長篠)〜田口間を昭和43年まで往来した田口線の車両が展示されていて、
おおはしゃぎ!
子供たちには全てが新鮮。「お友達をつれてきてもいいでしょ〜」<hana>

 

天気はひどい曇り→雨
でも楽しい学習日和になりました。

 

 

いきなり現れるのは動物の解剖標本?
子供達は興味しんしん。はじめて見る体のなかをじーっと観察していました。
「蛇のお腹に鳥が入っているよ!」
<コーキ>
鳥を飲み込んだ蛇の標本がありました。

昆虫、動物、鳥、魚。
設楽町近辺の生態系が所狭しと展示されています。

 

なんじゃこりゃ??
大昔の暮らしの様子?
ちょっと不気味な原始人の家族がお出迎えしてくれます。

大昔からやっと明治へ。
当時の家屋が丸ごと展示されていました。
ここまで来ると懐かしさが出てきます。

明治のトイレは玄関のすぐ横。
コーキは思わず・・・

 

大正時代の電話交換機は人が接続していました。

おびただしい土雛の展示!
圧巻されました。
「実家にもあったなぁ」<会長>


屋上から「ヤッホー」

奥三河郷土館のあらまし(資料抜粋) 

 愛知県の北東端に位置し、静岡・長野・岐阜の3県に境を接する奥三河は、大正時代から、中央の学者・研究者の来訪があって、郷土史研究が活発化したところであり、また白然・考古・歴史・民俗の宝庫としても、早くから斯界の注目を集めてきた地域でもあります。この設楽町奥三河郷土館は、そうした土壌のもとで、昭和35年に開設された「設楽町立郷土博物館」を前身として、昭和52年3月、名称を改めて、現在地に移転・拡張・整備のうえ、開館したものであります。
 平成9年4月現在の収蔵資料点数は、およそ7万点、以上の資料は町内外570名にのぼる方がたからの御提供によるものです。このうち白然資料945点・考古資料1,640点・歴史関係資料1,375点(旧田口鉄道関係434点を含む)・民俗資料6,770点、合計1万730点の資料を常時公開してあります。
 展示に際しては、手作りながらも、人形・模型等を極力使用して、いく千・いく百年の久しきにわたり、当地に生活してきた名もない人たちの、「くらしと心」をなるべく容易に理解できるよう配慮してあります。御覧の資料から、郷土を起こし護り・受け継いできた先人たちの「くらしむき」はもちろん、喜怒哀楽のごく一部なりとも、感じとっていただければ幸いです。

 

規模 敷地6,193u、本館・建物延べ830u(1階674u・2階139u)
1階 考古・歴史・民俗資料の各展示室(合計532u)および、管理室、研究室、講義室、その他があります。
2階 白然部門(岩石・化石・動物・植物など)展示室(120u)
屋上 長野県境まで望まれ眺望絶佳。地勢・古城趾・当町中心部(田口)の街並みなどが望まれ、地理や歴史の生きた学習ができます。
講義室 文化財教室の開催、見学者の研修・学習に使用します。壁ぎわに三河の土ビナ(主に現愛知県碧南市産)540体が展示してあります。
研究室 当郷土館の運営をはじめ、文化財の保護・研究活動の拠点であります。また小会議室としても用いられます。
付属施設 別棟の2階部分に収蔵庫、1階部分に文書室と特別展示室があります。
野外施 設本館前に、旧田口線の電車1輌を記念物として保存し、また徒歩約5分のところには石仏公苑があり、無縁になった石神仏432体を収容してあります。研究者・見学者があとをたちません。

 

休館日 火曜目(祝日の場合はその翌目)、年末年始各3日間
交 通 飯田線本長篠より田口ゆきバスで田口下車・徒歩15分
自然・考古・民俗の宝蔵
設楽町奥三河郷土館
所在地 愛知県北設楽郡設楽町大字田口字アラコ14 電話05366(2)1440