1997年8月3日開始

 97年7月25日
 仕事を終え車で帰途につく途中突然私の体は空腹を訴えた。私は、あまりもの空腹に我慢できず、このままアパートに戻らずどこかで食事をとる事を決意したのだった。
 何を食べようか、私は悩んだ。ものすごく悩んだ。
 結局結論がつかないまま、アパートについたのだった。しかし、一人暮らしの私は帰っても食べるものがない。しかたがないのでそのまま車に乗って近くの8番ラーメンに行く事にしたのだった。
 8番ラーメンでは、みそラーメンとギョーザを注文した。そしてギョーザが先に出てきた。ギョーザだけを食べていると物足りなくなってきたので私は中瓶でビールを注文したのだった。今は夏、ビールと一緒に食べるギョーザは格別なものだった。
 そしてラーメンも食べ終え、満腹になった私は、近くのコンビニにコーヒーでも買おうかと寄ったのだった。このコンビニはアパートの目の前にある開店したばかりの店である。
 車から降りようとしたところ、窓をノックするやつがいる。警察だった。シートベルトをしていなかったのでそれでかなと思ったが、お酒を飲んでいませんかと聞いてくる。まじめな私は飲んでいるわけがない。”いいえ、私はビールじゃな〜い”と答えたが、ちょっと来てくれと言われ身の潔白を晴らすために、覆面のパトカーに乗った。しかし、検査の結果黒だった。

詳しい地図
97年8月7日
検察庁へ出頭してきました。朝8時頃行くともうすでに駐車場はいっぱい。
中にはいると50人ぐらいが、黙ってごちゃごちゃに座っている。若いヤンキー風のあんチャン、茶髪のおばちゃん、営業マン風おっさん、管理職風じじい、などなど。
とにかく老若男女を問わず、よくぞ集まったもんだ、総勢100余名だろうか

捕まった理由はそれぞれだろうが、皆一様に暗い顔をしていた。でも中には知り合いと偶然会って、楽しそうに、いかにして捕まったかを大きな声で話している人もいたりする
一人平均5万円として100人で500万円。週5日として2500万円。一ヶ月で1億円かあ・・・などと考える。警察は儲かる仕組みになっているのだ
この金が道路標識や、信号機になると思えばいいが、実は警察官の給料だったりしたら、腹が立つ。考えてみれば警察の予算と言うものの中に罰金の収入というのは組み込まれていて、不足しているときは安全週間と称して取り締まりを強化しているのだろう。

ちなみに私が支払った罰金は、40000円でした。

そんな不幸な犠牲者となるのはもうこりごりです。皆さんも安全運転を、心がけましょう

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