漫画の読めない子どもたち

今日の北海道新聞の夕刊に気になる記事がありました。
漫画コラムニスト・雑賀喜由(さいがきよし)さんのコラムによると、「漫画読めない子どもたち」が増えているそうですよ。

 雑賀さんの小学校低学年の息子さんが「あずまんが大王」を楽しそうに読んでいたので、これもおもしろいだろうと渡した「よつばと!」を「読めない」と言って返しにきたということ。
そこで、雑賀さんが奥さんのPTAの人脈をとおしてした「調査」によると、小学校低学年の半数以上が「漫画を読めない」か「積極的に読まない」という結果がでたそうです。

コマ割りの読み進み方とか、ふきだしの形でセリフとモノローグを区別するなどの約束事が高いハードルになっているということ。

昔の子どもは、はじめての娯楽として漫画にふれたため、自然に読み方を覚えたものだけれど、今のこどもの「はじめての娯楽」はゲームであることが、こういう数字にあらわれているのではないかと氏は考察しています。

うーーーん。
残念だけど、当たっている気はします。

以前から携帯やゲームの普及で、若者の漫画離れは指摘されてきましたが、「読まない」じゃなくて「読めない」となると・・・ちょっとショック。

古典の時間みたいに読み方を学校で習うようになったらどうしよう。
(いや、ならないだろうけど)

2006年5月15日のブログから転載

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