パリ旅行記2

 12/14 日曜日

 8:00にモーニング・コールで起こされる。飲み過ぎで頭が痛い。うまいものを食べると酒が進む。9:00チェックアウトしてパソコンをホテルに預け、メトロのホームに降りたところで、パスポートやら切符やらを部屋の金庫の中に置き忘れたことを思い出し、取りに帰る。チェックアウトしている客が、アメックスのゴールドカードを指さして「こついを発明した奴は天才だと思うね」と言っている。ハハハハ。

 メトロに乗ってアウステルリッツという駅へ。ここで国鉄を待つ間にサンドウィッチを買ってパクつく。なるほど、パリにはワーテルローという駅はないが、そのかわりにアウステルリッツがあるわけだ。アウステルリッツはナポレオンの偉大な勝利だが、ロンドンでは、その彼を倒したウェリントンはもっと偉いという訳か。まあ、よろしくやってくれたまえ。

 なんかやたら機関銃を手にした2、3人連れの兵隊が駅を巡回しているのに会う。そんなにパリのメトロは危険なのか。10:30ベルサイユ着。15分ほど歩くとベルサイユ宮殿にたどり着く。太陽王ルイ14世のブロンズの騎馬像が旅行者を迎えてくれる。


 まず、宮殿の周囲の庭をうろついてみる。宮殿自体はシェーンブルン宮殿の方が美しいと思うが、庭ははるかに雄大な構想でつくられていて、遥か彼方の人工の池まで続いている。ルイ14世は、この巨大なプールを彼の艦隊が隊列をつくって巡航するのを鏡の間から見て楽しんだのである。ここに匹敵する大庭園が他にあるのだろうかと思う。ルイ14世は天智天皇のようなもので、彼の治世にパリからここに移り、政治的機能をパリから奪ったのだが、この場所は湿地帯だったので、大規模な工事が必要だったのだそうだ。そこにこれだけの庭をこしらえるというのは、正に彼の権勢が偲ばれるものである。

 ぐるっと宮殿を一周して、宮殿の中に入ってみる。入場料F45。イヤホンガイドを借りようとすると、お姉ちゃんは日本語で説明したがって「こんにちわ」と言えと強要する。で、操作方法を日本語で教えた上で、私のクレジットカードをイヤホンガイドの人質に取った。F30。


ベルサイユ宮殿「鏡の間」 宮殿内部はさすがに壮麗だ。庭の正面2階に「鏡の間」が位置する。ベニスから職人を招いて工房をつくり、たいへんな技術で70数枚のガラス面を作り上げたのだそうだ。柱の間には、古代彫刻のコレクションが並んでいる。ここでベルサイユ条約が調印された。さらにマリー・アントワネットの部屋を通り過ぎ、1789年に民衆が乱入した控えの間を通り過ぎる。ルイ16世が逮捕されたのは1792年であって、それまではパリの民衆は貴族を憎んで国王を慕っていたのだ。この春にフランス革命の本を2冊読んだが実に面白い歴史である。ナポレオンに捧げられた部屋でワットーが描いたナポレオンの戴冠式の絵を見る。


 さらに、翼廊に行くとフランスの戦争を描いた巨大な絵を並べた部屋があり、ジャンヌ・ダルクやアウステルリッツの戦いを見せつけられる。


 さんざん迷った末に見つけた返却口でイヤホンガイドを返し、クレジットカードを請け出す。駅に戻ると12:15。電車まで30分あるので、駅前のブラッセリーに飛び込んでステーキを頼む。ステーキ!! なんというなつかしい響きだ、。狂牛病のあるイギリスには存在しないものである。時間を気にしつつむしゃむしゃとかき込み、国鉄に飛び乗ってINVALIDES(廃兵院)へ。

廃兵院 1:00、INVALIDESの駅を出るとセーヌ河にかかるアレクサンダー3世橋の金色に輝く欄干と万博の時に立てられた水晶宮が見渡せる。その反対側に目を向けると、500メートルも続く前庭の向こうに建つ軍事博物館と、さらにその向こうに聳えるINVALIDESのドームが逆光の中に浮かび上がっている。向かって左手に顔を覗かせるエッフェル塔(英語ではアイフル・タワー)を見ながら、この前庭をずんずん歩いてずらりと青銅の大砲が並んだ軍事博物館の門をくぐり、中庭を横切って裏手へ回り、廃兵院の正面に建った。

 金色の装飾が目に鮮やかな廃兵院のドームはイギリスではついぞ拝むことのできない晴れやかな青空を背景にきらめいて屹立している。17世紀にルイ14世が、4000名の無名戦士の墓として建立を計画した建物である。1789年7月14日には、2万8000丁からのライフルが民衆の手によってここから奪われ、バスチーユ襲撃に使用されている。1840年、7年にも及ぶイギリス政府との交渉の結果、ナポレオンの遺体をこのドームの下に葬ることが許され、今日に至っている。
 ここは凱旋門と並ぶ、フランス国家のために死んだ英霊をまつる聖所なのである。そしてそのドームは誠にその国家的意味にふさわしい偉容を誇っている。イギリスで言うと、セントポール寺院に当たる。


ナポレオンの棺 入場料F37を払って中へ。ドームの直下に緑色の礎石の上に置かれたナポレオンの棺が鎮座している。礎石の周囲をエジプト、マレンゴ、アウステルリッツといった彼が勝利した輝かしい戦地の名前が円形に囲んでいる。この棺は1860年に完成した。


 入り口から入るとこの棺を見下ろす形になっており、さらに階段を下りて棺を見上げる位置に立つことができる。これも素晴らしい趣向である。多くの人々が、この偉大な棺を無言で見おろしている。この周囲を、彼の親族の棺が囲んでいる。ナポレオンの偉業は、ここに永遠に顕彰されるのである。



 また長大な前庭を延々と歩いてメトロに乗り、オペラで降りる。時間は2:15。地上に出ると、眼前にガルニエが設計したオペラ座の見事なファサードが展開する。ここの空間が素晴らしいのは、このオペラ座の正面を、周囲の建物が引き立て、調和させる役割をしているからだと思う。これがフランス人のセンスの心憎いところだ。

  いよいよここに足を踏み込むことができると喜びつつ、入り口を入る。切符売り場に行ってみると、長蛇の列である。自分の持っている切符を売りに来ている人もいっぱいいる。美術関係の目録をつくるパソコンソフトの勉強をしに来ているという女子大生に会う。彼女はそういう人から切符を買って行ってしまった。
 やっと順番が回ってきて、「F635の席をくれ」と言うと、F60の席しかないと言う。しかもとんでもない席ばかりだそうだ。行列の整理をしていた劇場の兄ちゃんが、「F635の席なら誰か売ってたよ」と教えてくれたが、私は現金がないのだ。もう開演時間なので、金を下ろしに行く時間もない。しかたなくF60の席を買う。
 ボックス席の一番後ろの席で、しかもそのボックス席は構造的に無理があって、ちょうど舞台正面と舞台右手のボックスが折れ曲がっているところに位置しているので異様に狭く、前の人の頭がじゃまになって立たないと何も見ることができない。やれやれ立ち見かと思っていると、誰か来なかった人がいるらしく開演直前に1席ずつ移動して何とか座ったまま観ることのできる位置を確保することに成功した。

 このオペラ座についてだが、まったく言語に絶する華麗な建築である。

 完成は1875年。設計者のガルニエは当時35歳の青年であった。入り口を入ってすべての人が通る石造の階段ホールの、優美と荘重を兼ね備えた雰囲気は、異化の世界に観客を誘う。この建物自体がオペラの一部なのである。さらに入り口の上部に位置するホールの豪華さは筆舌に尽くしがたい。これも偉大な天才の所行である。

 そして客席に入ると、まずなんと言っても目を奪うのは、天蓋に描かれたシャガールの天井画である。この絵の下でオペラを見るというのは、天国としかいいようがない。そして「オペラ座の怪人」に登場する大シャンデリア。実際に客席に落下して大事故を起こしている。柱の華美な装飾も、この空間では不思議に周囲と調和している。日常の世界から遊離した最高に贅沢な空間だと言えるだろう。そして客席数は2200席しかないのである。なお、日本と同様の字幕装置が舞台の上部にあるが、フランス語なのでなんの助けにもならない。

 「メリー・ウィドウ」。私はこのくだらないオペレッタを東京、ウィーン、ロンドン、そしてパリで観ることになった。しかしパリを舞台にしたドイツ語のオペレッタをフランス人がどう料理するのか観察するのも面白かろう。それに本場のフレンチ・カンカンも見ることができるし……。

 3:00開演。舞台装置は近代的だがシックで素晴らしいデザインだ。ハンナが舞台装置に組み込まれたエレベータで登場したのには驚いた。衣装はまたまた素晴らしいの一言。ヨーロッパの架空の小国のパリ大使公邸を舞台にして、ここに集まる紳士淑女の狂態を描くオペレッタだが、このコスチューム・デザインだけでも一見の価値がある。華麗、優美……、いや私はこれらの衣装について表現する適当な語彙を持たない。「一流」と呼ばれるものというのは、言葉では表現できないものをつくることがその条件なのだろうと思ったりもする。歌手の力量も演奏もロイヤルオペラの100倍よい。とにかくすべてが一流の出来映えだ。今回の旅の中で、初めてまともなオペラを見ることができた(オペレッタだけど)。

 非常に特徴的なのは照明で、舞台の中央部が一番明るくなるように照明されている。そのため舞台奥の人物は薄暗くなってしまうのは当然として、主要登場人物が舞台前面で演技する場合はすべて逆光となり、よく表情を見ることができない。全体に光量も絞っており、はっきりくっきり舞台の隅々まで見えるというものではない。必要なときだけライムライトが当てられていた。

 それからカーテンで舞台を仕切ったり、部分的にカーテンを使った演出がなされていた。これは「レイモンダ」でもやっていたので、ここのオペラ座に特徴的な演出法方なのかも知れない。

 ウィーンやロンドンでは、「花の都パリ」といった感じを出すのに非常にスノッブな動作や演技を強調していたが、さすがにここではそういうものは最小限に押さえられていた。というか意識して押さえているとしか思えない。

 第2幕、ハンナが人々を招いて行う舞踏会で彼女が歌うシーンでは、歌の内容を奇抜な衣装を着た人物がマイムで演じていたが、そのうち黒人女性2人はトップレスだった。さて第2幕、いよいよフレンチ・カンカンを見ることができるぞと身を乗り出して観ていたが、結局最後の最後舞台の幕切れになってフレンチ・カンカンの衣装を来た5、6人が登場して、一度お尻を見せただけであった。ここで休憩となる。「そうか、第3幕でやるんだな」と推量して短い第3幕を観ていたが、最後まで登場する気配もなく、ハンナが「私が結婚したら私の財産は結婚した相手のものにな る」という超くだらないオチまで終わってしまった。これで終幕である。

 あれっ、ちょっと待ってくれよ。フレンチ・カンカンはどこへ行ったんだよ。話が違うじゃないか。そんなのありか……と思っていると、舞台に18人のフレンチ・カンカンチームが駆け込んできて、これでもかというほどフレンチ・カンカンを見せてくれた。観客も大喝采。これだよ、これ。しかし、こういう風に客をじらすのがフランス流なのだろうか。サービス精神があるのかないのかよく分からないなあと思う。この連中はバレリーナではないようだ。どこから連れてきたのだろうか?


 5:45とっととオペラ座を出てメトロに乗り東駅へ。ホテルに戻って「パソコンを取りに来た」と姐ちゃんに言うと、「ダメ、あたしがクリスマスプレゼントに貰うんだもん」などと言っている。お前日本語分かるのかよ。パソコンを取り返してメトロで一駅、北駅へ。

 6:25駅前のレストランに駆け込む。牡蛎と魚のスープと白ワインを注文する。ウエイター連中は英語ができないらしくなかなか注文を取りに来ないので、「電車の時間が迫っているので早いとこ持ってこい」と言うと、てきぱきと運ばれてきた。やればできるんじゃないか。とにかく牡蛎はうまいのだが、おそらくイワシか何かの擂り身が入っている魚のスープも非常にうまかった。イギリス料理のプアーさを再確認するために飯を食べているようなものだ。

 7:10北駅に駆け込むがどこでチェックインするのか分からない。それもそのはずエスカレータで階上に上がったところなのだそうだ。パスポートと荷物のチェックを受けて途中の売店で、クリスティーナが冗談で言っていたエッフェル塔の小さな模型を土産に買う。F25。これで後にはF1.5しか残らない。フランを使い残したら、世界の恵まれない子供達のために寄付しようと思っていたが、どうやら今回はお預けのようだ。

 7:19ユーロスターはあっさりパリ北駅を出発した。

 車中寝ていたが、ユーロ海峡トンネルに入る前にパスポート・コントロールがやってきた。また入国審査の書類を書かなければならない。係員は「パスポート・プリーズ・サー」とヒースローの係員に比べれば応対は遥かによい。「どのくらいイギリスにいるのか?」と聞かれたので「あと1週間」と答えると「じゃあ、学校が終わるんだ」と言われた。とすると、ヒースローで入国したときに審査官がパスポートにペン書きで描いていたのは"STU"という略号だったのか。そんなに労働者の入国を警戒していて、本当にユーロ統合に参加できると思っているのかと言ってやり たい。ま、日本人にはそんなことを言う資格はないか。

 9:13、ウォーター・ルー駅着。ウォーター・ルー・イーストへ行ってみるとウィークエンド・エンジニアリングで案の定クロックハウス行きの電車は走っていない。地下鉄でヴィクトリア駅に行き、そこでベッケンハム・ジャンクション行きに乗り換えなければならない。
 ウォーター・ルーに取って返して、窓口で「ワンデイトラベルカードをくれ」というと、「えっ、この時間からワンデイカードを買うの? ムダだと思うよ」と言われる。なに言ってるんだ。てめえのところの電車が動かないからわざわざ高い金で買わなきゃいけないんじゃないか! やっとの思いで電車に乗って帰る。駅から家まで歩かなければならない。11:00帰宅。


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