HOME国民年金>国民年金と厚生年金の違い

国民年金と厚生年金の違い

国民年金と厚生年金の違いと一口に言っても沢山あるので、ポイント毎に大雑把に解説したいと思います。細かい点はあげるとキリがありませんし、複雑すぎて逆に訳がわからなくなります。年金知識が乏しいという方はまずはザックリと理解することが大事です。

対象の違い

国民年金の場合は20歳以上60歳未満の方すべてが加入対象になりますが、これに対して厚生年金保険は誰もが加入対象となるわけではありません。

厚生年金保険は、別名被用者年金と言われるように、会社に雇われて働いている人(従業員)、もしくは雇っている人(経営者)のための年金保険制度。ただ、これはあくまでも原則であって、必ずしも会社勤めをしているからと言って、その全てが厚生年金保険に加入しているとは限りません。

例えば、社会保険適用の届けをしていないような中小零細企業にお勤めの場合は、正社員としてフルに仕事をしていても厚生年金に加入することができず、国民年金第一号被保険者となってしまいますし、また、社会保険が適用されている会社に勤めていたとしても、週一日程度短時間のアルバイトとして働いているような場合は厚生年金保険に加入できません。

保険料徴収方法の違い

一般的にサラリーマンやOLが加入する厚生年金保険の場合、毎月の給料やボーナスから天引きされ、会社がまとめて社会保険事務所に支払っています。そのため、個々の従業員が自分の保険料を直接納めることはありません。

一方の国民年金の場合は、口座振替や現金払い、カード払いなど支払い方法が多岐に渡っており、各自好きな方法で納付します。サラリーマンなどは、強制的に給与天引きされるので、支払を逃れることはできませんが、国民年金の場合は、支払わない人が沢山います。サラリーマンから見れば不公平にも思えますがこれが現実です。

なお、サラリーマンの場合はひとつ注意点があります。有無を言わさず保険料が給与天引きされているので、払うのは嫌だとしても一応払っているという将来への安心感があるかもしれません。しかし、世の中いい加減な経営者がいて、給与天引きしておきながら、社会保険事務所への支払を滞らせている会社も中にはあるのです。

これには色々原因があると思いますが、主な要因としては、保険料の会社負担分のお金を用意できないでいるために、支払いが滞ってしまっているといったことがあげられます。

免除の有無

厚生年金保険の保険料には免除規定がありませんが、国民年金にはあります。もちろん、所得制限があるので、誰もが免除を受けられるわけではありません。免除を受けても、要件に該当すれば将来の年金はもらえます。

給付の違い

老齢・死亡・障害という給付の3本柱は厚生年金保険も国民年金も同じですが、給付に関しては、厚生年金の方が納付する保険料が一般的に高額になるため、いい内容になっています。

サイトマップ