春の檜洞丸

<下線付文字をクリックすると関係する写真が出てきます>

檜洞丸 は,丹沢山地のほぼ中央部にどっしりとした山容を盛り上げており, 西丹沢の盟主としての貫祿をもってそびえている。標高1,601mのこの山に遅い春が訪れると バイケイソウ ブナ が芽吹き、 優しい緑が山頂付近を覆い始める。 麓では初夏の声を聞く頃が山頂付近の春真っ盛りで、 ブナ林では トウゴクミツバツツジ シロヤシオと の美しい競演が始まり、 林床では ブナの子供達 が芽生え(実生)始める。 また、登山道の傍らでは ワチガイソウ ツクバネソウ フデリンドウ などの可憐な花が歓迎してくれる。 檜洞丸の山頂を踏むコースは幾通りもとれるが、 石棚山から檜洞丸への 美しいブナ林 は見逃すことはできない。 その場合のコースは箒沢公園橋から石棚山を経て、 左からのつつじ新道と合わせて檜洞丸山頂への道をたどる。 帰りはもと来た道を戻り、つつじ新道を通って西丹沢自然教室までもどるコースをとると、 トウゴクミツバツツジ シロヤシオ の花を楽しみながら降りることができる。

参考コースタイム(休憩時間含まず)
小田急新松田駅(富士急バス1時間)箒沢公園橋(60分)ヤブ沢の頭(1時間30分) 石棚山(1時間30分)檜洞丸(30分)つつじ新道分岐点(15分)つつじ新道・ゴーラ沢出合 (1時間20分)西丹沢自然教室(富士急バス1時間10分)小田急新松田駅


RETURN