昼のざわめきを すべりおち 沈黙の底へ 夕闇の斜幕を 破り抜け 暗闇の淵へ 絹のような闇が 纏わり付く夜空を 心の内でたぐり 静寂の中 気持ちをすます 訪れる沈黙の 重さをはかり おのれの孤独の 深さをたどり あがいた先に 唯一つ輝く星の その不滅の歓喜を つかみとり 離さない