夕日に向かって 投げた空き缶は 間抜けな音して 河原に落ちた 人生なんて こんなもの 伸びたススキの穂 いわし雲 駆け足に過ぎる時間 私だけが 立ち止まることも 私だけが 先に進むことも できない 間抜けな空き缶が 鈍く夕日を映してる 拾って帰る私も 間抜けだろうか 人生なんて こんなもの