正午の鐘が鳴り 事務室の照明が 落とされる 私は会社の地下へ 昼飯を買いに行く 握り飯とお茶 決まりきった毎日 薄ぐらい事務室の 天井の染みを 追いながら感じる 味気なさ 灰色の空間 四角い文字 並んだ机 くもり空だ どこまで行っても いっそのこと 雨になればいい ドシャブリの