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正午の鐘が鳴り
事務室の照明が
落とされる
私は会社の地下へ
昼飯を買いに行く

握り飯とお茶
決まりきった毎日
薄ぐらい事務室の
天井の染みを
追いながら感じる
味気なさ

灰色の空間
四角い文字
並んだ机

くもり空だ
どこまで行っても

いっそのこと
雨になればいい
ドシャブリの


2007.08.30.汀尋