梅雨の晴れ間の 小川の土手を 小さな花の群れが 真白に埋めている 名も知らぬ花は 夜空に浮かび輝く 数多の星のように 風に揺られ さわめき 咲き誇っている 道行く人が 振り向かなくとも 記憶に残るような 花では無くても 小さな花達が ここで咲いてると 私が知っている