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同じ学舎の窓の下
机を並べた彼らは
幾星霜を経て
いまは誰かの
父となり
母となり
それぞれの家庭の
窓の下で

喜びと悲しみと
どちらの窓を
開いているだろう

それとも
孤独の空の下
一人の旅を
しているだろうか

便りの途切れた友
追憶の友だけど

幸せでいてほしい
そう願ってる


2006.12.20.椎葉