臆病な
二人だったから
傷つくことを恐れ
別れることしか
残されなかった
別れることすら
恐れていたのに
あなたの目の中に
何故と問う
疑問がくすぶる
私の目の中で
あきらめと
失望がくすぶる
私達には
小さいながら
希望の炎が
あった筈なのに
二人には
未来の幻が
見えてた筈なのに
私達は
いつの間にか
立ちどまっていたんだね
先へ進むことを
恐れた為に
だから何もかもを
失ってしまったんだね
ただ
心の痛みだけを
残して