波打ちぎわを 駆けていく 湿った砂に あしあと残し 波打ちぎわを 駆けていく 真夏の浜に あしあと残し 駅ける足先に 波は打ちよせ 白い波がしらが 細かな文様を紡ぎ 波打ちぎわに 残したあしあとは 満ちてきた潮に 洗い流され 私の夏と共に 記憶の中へ 返っていく