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はるか異邦の
空の下
夕闇せまった
町の明かりを
見ながら
故里を思う

同じ夕陽に
照らされて
あの道を辿る
友がいる
この道を急ぐ
父母がいる

幾百里
山河に隔てられても
この空は
確かに故里へ
続いている


2004.12.17d.椎葉