ここで 失われた命があると 道端に置かれた 小さな花束が 告げている 雨に打たれて 花びらを 散らせながら 思い出を 忍んでいる 悲しみの記憶 一年 二年と 次第に風化する 心のいたみ 忘れてしまうという 恐れ たゆみなく 時は過ぎゆく せめて 失われた 命のかわりに 恵みをうけた 命があって 今 花を咲かせ 輝き続けていると 願おう