今 幸せであるということ 食事をとり 眠りにつき 笑いや 悲しみを見いだし 失われていく 時を惜しむこと そうした 幸せのうちにいて 人は盲目であり 手離すまでは その幸せに 気づきはしない だから 今日という日が 悲しみばかりでも 失望ばかりでも それはきっと 幸せなのだ