柴犬カン生後1年4ヶ月 太平洋への旅篇 

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 2004年1月1日朝、カンの散歩を短めに済ませて、9時半頃に妻とカンと私のトリオで私の実家の静岡に向けて車で出発しました。カンにとってこんな長旅は生まれて初めてです。最近慣れてきたとはいえ車酔いも心配でしたので、近くの獣医さんに安定剤をもらってきて、出発前に飲ませました。ところが15分もたたないうちに吐いてしまったのです。そこでもう一粒飲ませました。獣医さんは効かなければ2粒飲ませなさいとのことだったからです。
 出発して約1時間、この間のカンは落ち着かずゲージの中で立ち上がったり後ろを見たりでした。しばらくして再び吐きました。助手席の妻はカンが気になり後ろの座席に行ってはカンの世話をしていました。そのうち本人が車酔いしてしまいました。私もいつも以上に緊張しました。首都高はそこそこ渋滞していましたが、30分くらいのろのろしただけで済みました。東名高速道に入る頃にはカンは落ち着き、ゲージに伏せをして静かにするようになりました。途中海老名のSAで休憩し(交替でカンの番をした)、午後2時には静岡インターを降りてすぐの大浜海岸に着きました。カンは疲れた様子も見せずに波打ち際ではしゃいでいました。
 実家では気性の難しいマミがいるので、接触しないようにさせました。勝手が違って落ち着かないのかうろうろしてばかりでした。私の親の好意で居間に座布団を敷いて貰い、そこで二晩寝かせました。
 翌日は静岡市内の中心にそびえる?谷津山を2時間かけて登りました。さすが柴犬は山岳犬の出だけに、山の風景によく似合っていました。
 最終日(3日)、渋滞を避けて、朝7時50分に静岡を出て、少しだけ渋滞に遭いながらも、箱根駅伝の選手たちを追い抜きながら何とか埼玉に帰り着きました。


トランクのところにゲージをおいて運びました。渋滞する首都高での様子です。このときは落ち着いているようですね。(1月1日)

途中海老名のサービスエリアで休憩していると、ビーグルちゃんに会いました。気にして見ると結構犬を連れている人が多かったです。(1月1日)

静岡の大浜海岸。駿河灘、太平洋につながります。(1月1日)

ロングリードとテニスボールで遊んであげました。(1月1日)

私とカン。首を押さえとかないとあっちこっちを向いてしまいます。(1月1日)

波打ち際を走るカン。埼玉に住んでいると、海はなかなか行くことができません。こういうときに思いっきり遊んでおこう。(1月1日)

妻とカン。何か物思いにふけっているのかな?より添うカン。
(1月1日)

太平洋に立ち向かうカン。(1月1日)

谷津山の麓の清水(きよみず)さん…お寺なのか神社なのか?後ろの滝は作り物です。(1月2日)

小さな清水の舞台が作られていました。静岡市内が望めます。(1月2日)

谷津山の中腹の公園に集う犬たち。まるでドッグランでした。カンも少しだけ遊んでもらいました。(1月2日)

山道を凛々しく歩むカン。(1月2日)

谷津山の尾根から見る静岡市内。カンよ、いい眺めだろ。
(1月2日)

まるで猟犬のよう?(1月2日)

谷津山の頂上の祠に手を合わせるカン。
だいぶん日が暮れてきました。(1月2日)

これは、朝カンを置いてお参りに行った浅間(せんげん)神社の一コマ。巫女さんが神楽を奉納しています。とても正月らしい風景でした。(1月2日)

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