過去の日記 インデックス
獅子太郎 (生後647日)
2004,5,31
今日の午前中は、昨日と同様に、真夏のような暑さだった。仕事に行くのに今年初めて半袖のYシャツを着て出かけた。電車の中など、冷房のありがたさを感じた。
ところが夕方になると、にわかに曇ってきて、涼しい風が吹き始めた。午後6時半頃にカンの散歩に出かけた頃には、半袖でちょうど涼しくて気持ちが良かった。この時期の気候というのは、天気予報をする人たち泣かせだというのが分かるような気がした。夜になると雨が降り出した。このまま梅雨に入ってしまうのだろうか。
さて、今日、私はなぜかカンのことを、「獅子太郎」と呼んでいた。理由は分からないが、おそらく、黒柴ボンの血統書上の名前が「黒獅子」だったからかもしれない。小さなライオンに見立てて、からかって遊ぶのだ。少し挑発すると、カンものってきて暴れる。妻はそれを室内でやるものだから、眉間にしわを寄せる。それでも強くは私を怒らないので、少しは楽しんでいるところもあるのだろう。
カンのために、暑さ対策で、スノコを1枚取って、土をむき出しにさせた。すると早速穴を掘ってそこに寝そべっていた。(画像)
オレンジデイズ (生後646日)
2004,5,30
最近日曜日に毎週見ているTVに、「オレンジデイズ」という番組がある。TBSで夜9時からやっているものだ。内容は、大学生5人組が青春を謳歌するというもの。中にカップルができたりする。また、ケンカをしたり、仲違いをしたりもする。
主人公は耳の聞こえない女の子だ。これを柴咲コウが熱演している。その相手役に妻夫木聡が組んでいる。この先このふたりの仲がどうなっていくかは分からないが、今日のところはハッピーだった。
私がなぜこの学園ものに興味を持ったかというと、私がこの4月から、キャンパスにいる時間が多くなったからだ。そこで見る学生さんたちの姿と、TVドラマの姿がだぶって見えてしまったりする。それにもう16年も前の自分の学生時代のことが頭を去来したりするのだ。少し懐かしくてこのドラマを見ている。
この他に見ているのは「愛し君へ」というフジテレビの月曜9時からのもの。それから火曜日にやっている10時からの主夫をテーマにしたコメディー。これらは私を楽しませてくれている。
それにしても今日は暑かった。カンもハアハア言いながら散歩していた。
画像は白蝶草(ガウラ)。
体重増加 (生後645日)
2004,5,29
今日は朝晩とカンの散歩に行ったが、いずれも暑かった。特に夕方の散歩は暑く感じた。
夕方、散歩の帰りがけに獣医さんのところによって、月に1度のフィラリアの薬を貰いに行った。今年は月末に薬を与えることに決めた。そうすれば薬を与えるのを忘れないからだ。
さて、そこで体重を計ったところ、10.4kg。これにはびっくりした。先月は10.1kgで今までで最高の体重だったのに、今月はさらに0.3kgもふえたのだ。その割にここのところ小食で、あまり食べていない。そんなに間食もさせていないつもりだった。しいていえば、ビーフジャーキーをドッグフードに振りかけて食べさせている。それもそんな量ではないのだが。不思議である。ただ、それ以外は特段変わったことはないし、至って健康そうなので特に心配はしていない。蚊取り線香を焚くのもそろそろ始めないといけないかもしれない季節になってきた。まだ買ってきてないのだけれど。
獣医さんはいつも同じことを言う。暑い時に無理に散歩させないで、と。先月も同じことを言っていた。
向学心 (生後644日)
2004,5,28
今日も少し蒸し暑い陽気であった。朝のカンの散歩の当番だったので行ったのだが、半袖のTシャツが汗で濡れて、交換した。朝でも結構日差しは強いのだ。
夕方のカンの散歩は妻に任せて、私は大学で学んでいる先生方の主催する、コンパに出席した。大学の先生が5人。あと学生さんが10数人だった。こういったコンパに出席するのはもう20年近く昔にさかのぼらないと思い当たらない。懐かしかった。学生といっても、編入した学生さんも3人ほどいて、私より年齢が上の方もいた。向学心というものは年齢と無関係なのだと思い知らされた。若い学生さんたちとは、どんなTVを見るのかとか、どんな音楽を聴くのだとかといった、ありきたりの会話が中心だったが、それでも今の学生さんたちの興味だとか、関心のことが少し分かったような気がした。みな勉強熱心だと強く感じた。私の方といえば、少しのんびり構えすぎかもしれないが、マイペースを守りながら学生生活を送っていこうと思った。
画像は昼咲き月見草。
気分の良い散歩 (生後643日)
2004,5,27
今頃の季節は、どのような服装を選べばいいのか迷いやすいが、今日は、半袖を選ぶのが良かったと思われる関東地方の陽気だった。少し湿気があって、日中は暑く感じた。
カンの散歩に行った午後6時過ぎになると、少し涼しい風が吹いてきて、半袖で出かけたのだが、最初走って、途中から歩き始めると、流れ出た汗に風が当たって心地よくなる。頭の中を空っぽにすると、心の中で、音楽を流してみたり、鳥がはばたいているのを見ると、なんて言う鳥なのか考えてみたり、道ばたの草花に、何気なく目をやったりすると、心が落ち着いてきて、1日の疲れが落ちていくような気がしてくる。
同じリズムで歩いたりすると、脳内からセロトニンが出てくるのだそうだ。セロトニンが出てくると気分が落ち着いて心地よくなるのだそうだが、それを止めてしまうのがカンだ。私がいい気分でリズム良く歩いていると、急に立ち止まって匂いをくんくん嗅いだり、おしっこをしたりする。再近カンの好きなように歩かせすぎたので、自由に振る舞うのが癖になってしまったかなあと反省した。カンにも適度に飼い主にあわせて歩かせないと、飼い主の方が散歩が嫌になってしまうかもしれないからだ。
画像は百合。
イヌリンピック (生後642日)
2004,5,26
今日は少し蒸し暑かった。朝カンの散歩に出かけたのだが、Tシャツが汗で濡れて、取り替えるくらい暑さを感じた。
私は今日、仕事で8時過ぎに帰宅したのだが、テレビでサッカー、野球、バレーボールの3つやっていてどれを見ようか悩んだ結果、サッカーを中心にバレーボールをちらちら見ることにした。結局サッカーは引き分け。バレーボールは3戦連続してフルセットによる敗北と言うことになった。バレーはもうオリンピックは無理だろう。力がないのだから仕方がないのだと思う。
さて、犬にはオリンピックはあるのだろうか。名付けて「イヌリンピック」。見た目を競う展覧会もあるし、介助犬、盲導犬部門。フリスビーや、警察犬、麻薬探知犬部門など多種多様だ。
カンは何に出場できるだろうか。今、上に上げたものはとても無理。走るだけか、寝姿部門か。きっとそんなところにしか出場できないだろう。仕方がないので、我々飼い主が、金メダルをあげることになりそうなのである。
日が長い (生後641日)
2004,5,25
本当に久しぶりに、素晴らしい天候に恵まれた。日中少し暑いくらいだったが、空気は乾いていて、むしむしするような暑さではない。木陰では気持ちの良い感じだ。そんな中、夕方、カンを1時間くらい引っぱって散歩に出かけた。こんな天気はそうないぞと思ったからである。
最初カンは、スタスタ走って、私が追いかけるような感じだったが、中盤からカンがバテ始めて、私が先に歩くような感じとなった。カンは例によって、はなの家に行く道から離れる時、渋った。いつもは行かないような道だから、カンにとって新鮮だっただろう。
長い長い散歩から帰ると、カンはへたり込んでいた。私は、庭木の枝を整理したり植木鉢に水やりをした。
この時期、晴れると日の長さを実感する。帰ってからもう一回りいけそうなくらい、まだ明るい。
今日サカタのタネから新しいカタログが送られてきた。来年の春のものだ。来年はバラを植えてみたいと思い、妻と相談したところ、黄色いバラが良いというのでそうすることに決めた。その他パンジーなどの種も購入することとしよう。
画像はホタルブクロ。これもサカタのタネで買った。
マトリックス (生後640日)
2004,5,24
今日こそは清々しい天気だと思っていて、日中は気分が良かったが、仕事から帰る途中に雨が降ってきてがっかりだった。
さて、今日は先日見た映画、3部作「マトリックス」について感想を述べてみたい。ただの「マトリックス」次が「マトリックス・・リローデッド」最後が、「マトリックス・・レボリューション」である。3つを見ての感想だが、もちろんSFである。キアヌ・リーブス主演だ。ただ、私には、マトリックスというものが一体何かが、最後までよく分からなかった。戦闘シーンは激しく、空手みたいな感じで戦ったり、宇宙船と敵と戦ったりと多彩だった。中に、予言者やトレインマン、キーメーカー、などと言ったこの世のものと思われないものが出てきて、映画を盛り上げている。また、分身のようになったり、時空を飛び越えたりするような場面は、どうしてそうできるのかがよく分からなかった。
敵は機械である、というテーマは、先日のターミネーター3と同じだった。人間が機械に追いつめられるなどということが今後起こるかは分からないが、機械に振り回されている側面があるのは事実だろう。
あと、CGを駆使した画像は面白かった。SFも楽しいものだと思った。
画像は先日の森林公園でのカン。
霧雨 (生後639日)
2004,5,23
今日も曇って、ときおり霧雨の降る1日だった。気温も上がらず、せっかくの日曜日にもかかわらず、気分が落ち込んでしまいそうな日になってしまった。
私は、今日は何の予定もなかったので、午前中カンの散歩を1回、昼食後に昼寝をして、TVなどを見ながら、夕方のカンの散歩に出かけるという1日だった。
夕方のカンの散歩のときは、霧雨が降って、何となく行く気をそぐようだった。簡単な雨具を装着して、いつもより短めのコースを選んだ。カンはこの程度の雨では気にならないらしく、至って元気に走ったり、うろうろしたりしていた。大便は1回。最近あまり食べなくなっているので、少量だ。私は眼鏡をかけているので、帽子をかぶって、レンズが濡れないようにしたが、それでも雨がかかってしまう。せっかくの楽しみであるカンの散歩も、ちょっとつまらなくなってしまう。明日こそ良い天気になってもらいたい。
画像はカンパニュラ。
めぐりあう時間たち (生後638日)
2004,5,22
今日は、5月にしては随分薄ら寒く、太陽の姿を見ることができない1日だった。
そんな中、カンは我々が家の中にいるためか、甘えがひどくて、ガラス戸を1日中叩いていた。かまって欲しいようだ。
さて今日は映画、「めぐりあう時間たち」をビデオで見たので紹介したい。今日の天気と同様に何か寒々とした、人間の暗い内面を描いた映画だった。
あらすじは、1923年、ヴァージニア・ウルフ(ニコール・キッドマン)は夫とともに、ロンドン郊外の田舎へ移り住む。静かな暮らしのなか、ヴァージニアは新作「ダロウェイ夫人」を書き始める。1951年、ロサンゼルス。妊娠中の主婦、ローラ・ブラウン(ジュリアン・ムーア)は、夫の誕生日を祝うため、息子とともにケーキを焼く。そして2001年のニューヨーク。編集者のクラリッサ(メリル・ストリープ)は、エイズに冒された詩人の友、リチャード(映画の途中で自殺)が、名誉ある賞を受けた記念のパーティを企画する。しかし彼女らはみな心に影を背負っていて、自殺願望を持っている人たちもいる。この、3つの違う時代を、ヴァージニア・ウルフの「ダロウェイ婦人」という小説を元に、一つの点に結びつけた映画なのだ。最後は、ウルフの入水自殺のシーンで終わるという、なんとももの悲しいラストであった。
ピューリッツァー賞の原作を映画化したそうだが、私は少し気分が陰鬱になってしまった。ニコール・キッドマンがこの映画で主演女優賞をとっている。
少し太宰治的な感じの女性版だったような感じだった。
画像はマーガレット。
台風一過 (生後637日)
2004,5,21
昨夜から今朝にかけて、台風2号が関東の南岸を通過した。
こんなとき我が家で問題になるのが、カンを家の中で過ごさせるか、それとも外に出したままにするかである。囲いはあまり丈夫ではないから、強風が吹けば壊れて倒壊するかもしれないし、雨も随分吹き込んでくるだろうからだ。
結果的に今回は外で過ごさせることにした。台風はそれほど近くを通らないだろうと判断したのだ。それでも今朝方の5時くらいにトイレで目を覚ました時は、結構風と雨が強かったように感じた。カンはどうしているか心配だったが、そのまま寝床でもう一眠りした。7時頃起きると、もう風も雨もやんでいて、カンも別段変わりない姿だったのでホッとした。
今日は朝と晩の2回カンの散歩に行った。午前の散歩はまだ時折雨が落ちてくる感じだったが、夕方の散歩では、台風一過、とても気持ちよい青空が顔を出していた。少し暑さを感じるくらいで、カンもハアハアしていた。
ギター弾きの恋 (生後636日)
2004,5,20
今日もしとしと雨だった。夕方カンはなかなか大便をしてくれなかったが、最後の方でやっと出たので、じゃあ帰ろうということになった。帰宅しても、カンを拭くのがなかなか大変である。
さて、今日は先日ビデオで見た、「ギター弾きの恋」という映画について述べる。
あらすじは、世界で2番目を自称するジプシー・ジャズのギタリスト、エメット・レイ(ショー・ペン)は演奏先で口のきけないハッティと恋に落ちる。だが気まぐれなエメットは献身的な彼女を捨て、自堕落な生活に舞い戻る。不器用な天才ギタリストの半生を哀愁漂わせるギターの音色とともに描いた作品だ。監督は、私の好きなユダヤ人のウッディ・アレン。もう随分昔になるが、「ハンナとその姉妹」や、「カイロの紫のバラ」、「ラジオデイズ」などの作品を見て、感動した覚えがある作品を監督した人だ。独特の味がこの人の作品にはある。かつてはアレンが主演したものが多かったが、この映画でも少し登場する。ただ、随分年を取ったなあという感想だ。これからも良いものを作って欲しい監督の一人だ。
画像は先日のドッグランでのカン。
しとしと雨 (生後635日)
2004,5,19
仕事から帰ろうと外へ出ると、雨がしとしと降っていた。私はうっかり雨傘を忘れたことに気付いたが、もう遅い。駅からの帰路は濡れて帰るしかないと覚悟を決めた。
車通勤に慣れていると、傘の存在を時に軽く見てしまう。家にたどり着くまでにズボンもシャツもかなり濡れてしまった。ただ、しとしと雨だったのが救いで、ざあざあ降りだったら大変なことになっていた。
帰宅すると今度はカンの散歩が待っている。カッパに着替えたり長靴を履いたり結構面倒だ。それでも小屋の前に来ると、カンは行きたがるそぶりを見せる。いつもより短縮したルートを行く。だいたい30分くらい。今日はカンは大便をしなかった。雨のときはするときとしないときがある。晴れた日は大概するのだが。明日の朝は雨でも出るだろう。
しとしと雨は、辺りを静かにさせる。時折、水しぶきをたてる車の音がするくらい。植物も雨で首をうなだれている。雨の日は家で静かにしているのが一番だ。
画像はつるバラの「アンジェラ」。
夏近し (生後634日)
2004,5,18
今日も相変わらずどんよりと曇った1日で、梅雨時のようだった。
夕方カンの散歩に出かけると、紫陽花がもう花を付けだしているところがある。季節の流れの早さに追いつけない気がした。
こんな天気だとかえって涼しいのか、カンはやたらと散歩を催促する。そして、川べりの道をずっと歩いていくと、途中で曲がって、引き返すところがあるのだが、まだ帰りたくないのか、この先にはなの家があるためかは分からないが、曲がるところで必ず少し駄々をこねる。まあそんな姿もかわいらしく見えるのは親バカだろうか。
我が家のつるバラ「アンジェラ」は今が全盛か、それとも少し盛りを過ぎた辺りだ。5月は薔薇の季節なのだが、終わってしまうのが惜しい。6月からは、春に比べると花々の色彩が少し地味になってしまうような気がするからだ。
カンの食欲が最近、がたんと落ちた。いよいよ夏間近である。
走り梅雨 (生後633日)
2004,5,17
何となくじめじめした、梅雨のような気候が始まった。まだ5月も半ばだというのにである。
気温はそう高くならなくても、湿度が高い。Tシャツなども、少し動くと汗ばんでくる。これが案外気分のいいものではない。
雨降りだとカンの散歩も億劫になってしまう。カンにとっては、蚊の季節も到来したといえる。もう少ししたら蚊取り線香を焚かないといけなくなってくるだろう。私にとっても、外でガーデニングを気取ろうにも、蚊にくわれてしまうので、暑いのに長袖を着込んで、肌が露出するところには、蚊除けスプレーをかけて作業をすることになる。
なかなか1年のうちによい季節というものは長く続かないものだと思う。次は秋の10月辺りが、過ごしやすくなるのだろうか。それにしても、父が倒れてもう4ヶ月になる。あのころは真冬だった。後2週間もすれば暦の上では夏である。時の経つのは早いものである。
画像は我々のブリーダーさんの車に描かれた絵。
埼玉展 (生後632日)
2004,5,16
今日は、時折小雨の舞う中、日本犬保存会の展覧会が、埼玉県越谷市で行われたので、午前中少しだけ観戦に行った。
思えば昨年のこの展覧会にはカンを出展したんだったなあと思うと、1年は早いものだと感じた。今日はカンは出展しないが、妻とともに連れて行った。
会場に10時過ぎに着くと、熱戦が繰り広げられており、数多くの日本犬たちが集まっていた。我々は、カンを購入したブリーダーさんを捜すと、大きなテントが張ってあってすぐ分かった。驚いたのはブリーダーさんの車に、柴犬の絵が描かれていたことだ。それだけ柴犬を愛しているのであろう。
我々のブリーダーさんから犬を譲ってもらった人たちが、多く見えていた。ホームページ上でのみ知っていて、今日初めてお会いした方や、以前から知っていた方、ちょっとお名前の分からない方などたくさんの人々がいらしていた。
展覧会の様子を見ていると、やはり鍛え上げられて、展覧会向けに出展された犬が多い。一方、記念出展組の人々も多そうだ。また、犬を連れて見学している我々のような人々もいた。
みんな犬を、いろんな形で愛しているのだと感じた。
我々夫婦とカンは、1時間ほどで会場を後にした。午後は買い物などをした。夕方小雨の中カンの散歩に行った。
画像は、展覧会場であった、カンやさくら(はなの姉妹犬)たち。
シカゴ (生後631日)
2004,5,15
今日はさわやかな1日だった。
さて今日は先日見たミュージカル映画「シカゴ」を紹介する。
舞台は1920年代のシカゴ。舞台スターを夢見るロキシー・ハートは「有名にさせてやる」と言った男に騙されたことを知り、怒りのあまり男を殺してしまう。留置場へ送られた彼女はそこで憧れのスター、ヴェルマ・ケリーと遭遇。実はヴェルマはコンビを組んでいた実の妹を殺して捕まり、伝説のヤリ手弁護士ビリー・フリン(リチャード・ギア)を雇って弁護して貰っていたのだ。それを知ったロキシーもさっそくビリーに弁護を頼む。紆余曲折を経て、最後は無罪となり、ヴェルマとロキシーが最後に舞台に出て終わるという筋立てだ。ブロードウェイミュージカルの傑作「シカゴ」を映画化だそうだ。
なんだか話は大袈裟だが、歌と踊りが組み合わされて楽しく作られていた。「ウエストサイドストーリー」や、この「シカゴ」のようなミュージカル映画もときにはよいものだと感じた。
画像は先日のドッグランでのカン。
去る人 (生後630日)
2004,5,14
今日の日中は少し蒸し蒸ししたような感じだったが、夕方からは気温が下がってきた。
カンの散歩は半袖で行ってみたら、ちょうど心地よかった。
その後職場の歓送迎会に行った。長いこと同じ職場にいて次のところに行った人。それほど長くいなくて次の職場に行った人と、それぞれだったが、行った先で健康に過ごして欲しいと願う。今回転勤された人は私の好きな人たちだったので、一緒に仕事ができないのが少し寂しい、というのが本音なのだ。
私も研修が明けたら、次にどの職場に行くか分からない。それでも行った先で、調和を心がけながら、マイペースでやっていこうと思う。
画像は川べりの道を散歩している途中のカン。
鍵 (生後629日)
2004,5,13
今、我が家では、つるバラが満開である。赤い色をした一重の「カクテル」・・・画像・・。それからピンクの「アンジェラ」である。とても美しい。あまり切らないでいたら、どんどん伸びて、アンジェラなどは駐車スペースを覆うほどになってしまった。しかも垂れ下がってくるものだから、そこを通る時には、トゲが当たって痛い。薔薇のトンネルも良し悪しである。花の時期が終わったら少し切ろうと思う。
さて、今日は仕事帰り失敗をしてしまった。駐輪場においてある自転車の鍵をなくしてしまったのだ。がっくりである。まず25分かけて家まで歩き、車で駅前に向かう。そのとき、自転車の合い鍵らしき鍵を持っていった。多分違うと思ったけれど一応合うかもしれないからだ。
さて、実際にその鍵を差してみると、何とぴったり合うではないか。少し感激してしまった。合い鍵はちゃんと取ってあったのだ。しかし自転車に乗って帰るわけにもいけないので、車に自転車を積み込んで帰宅した。
もうこれからは自転車の鍵はなくせない。なくしたら、自転車屋で鍵を取り払ってもらうほかない。
それにしても現代社会、鍵は多すぎる。他にも、リモコンやカードもそうだけれども。
がんばれニッポン (生後628日)
2004,5,12
今日は1日曇天で、はっきりしない天気だった。
夕方カンの散歩から帰って、夕食を取っていると、妻が熱心に女子バレーのオリンピック最終予選を見ている。相手は中米のプエルトリコだが、身長が高く、背の低い日本にとってはなかなかやりずらい相手だったようだ。見ていると、1セット目と3セット目に苦戦をして、何とか勝った。
バレーボールは、いかにサーブで相手を崩して、相手のブロックを分断して攻撃を仕掛けるかというところに面白さがある。時間差攻撃や、バックへの流れ攻撃などもそのうちに入るだろう。今日の日本チームは、佐々木選手のバックアタックを時間差攻撃の代わりに使っていたようだ。しかし、いずれにしても、セッターにレシーブがしっかり返らないと、多彩な攻撃は仕掛けられない。だからレシーブ力も大切だ。欲を言えば、ブロックの読みも大切だ。
カンも今日は家の中に入って、ニッポンを応援した。
父の再転院 (生後627日)
2004,5,11
静岡市内の大きな病院に入院していた父が、同じく市内の病院に再転院することになった。急性期が過ぎたということで、これからは療養型の病院にはいることになったのだ。
母がその転院に付き添えないということで、私が静岡に行くことになった。今年の新年以来である。あのときはカンも連れて行って、父もまだ健在であった。そんなことを思い出しながら新幹線に乗っていると寂しい思いがした。
しかし過去ばかり振り返っていても仕方がない。現状の父を受け入れて、その上で何ができるかを考えていくより他はなさそうだ。私は埼玉からなので頻繁に見舞いは行けないが、時折行って様子を見ていきたい。ただ、コミニケーションが取れないのがなんといっても悲しいことである。できたらカンも連れて行って、対面させてあげたいと思う。なにぶんにもカンを随分かわいがってくれた父だったからだ。
画像はナデシコ。
世界の中心で2 (生後625日)
2004,5,9
今日は、日中私の職場に関係したスポーツチームの応援に出かけた。惜しくも決勝でやぶれてしまったが良い試合だった。
夜7時から、最近紹介した、『世界の中心で、愛をさけぶ』の、映画版を妻と見に行った。原作に沿った部分と、原作をアレンジした部分があって、つい、原作とどこが違ってどこが同じかに注意がひかれてしまった。しかし、全体としては良くできていて、高校生のときに死に別れた初恋の人への思いが、十分に伝わってくるものだった。生き残った男性が婚約した相手の女性を演じたのが柴崎コウさんだった。
こうやって劇場で映画を見るのは久しぶりで、それもまた良いものだと再認識した。なにせ、最近はビデオばかりだからだ。
またいい映画があれば観てみたい。
画像はシャクヤク。レッドレッドローズという品種。
カンシャンプー (生後624日)
2004,5,8
今日は日中少し暑かったけれども、まずまず過ごしやすい一日だった。
夫婦共々寝坊してしまい、カンの散歩に行くのが、朝、遅れてしまった。するとカンのやつ、囲いの中でウンコをしてしまった。でも、いつもより1時間以上出発が遅れたので、今日のところは怒らなかった。
散歩から帰ってきたあとカンのシャンプーをしてあげた。相変わらず、逃げ腰で、最後に拭いてあげる時には、くいーんと鳴き始める始末だった。しかしおかげできれいで、いい匂いのするカン君に変身できた。日中手紙を出すついでに少し外に連れ出してあげた。
夕方は、妻の実家の、はな、のいる家まで歩いた。50分少しかかる。私は途中で疲れて腰を下ろして5分ほど休憩したが、カンは早くはなに会いたいようであった。
着くと2頭でいつものじゃれ合いが始まった。適当なところで離して、カンをくくりつけると、我々は食事を取った。
今日はカンにとって良い日だったのか悪い日だったのか、聞いてみたいところである。
画像は、はな。奥がカン。
楽しみ (生後623日)
2004,5,7
最近ビデオ鑑賞にはまっているので、今日も2本最近見たものを紹介したいと思う。
1本は「リービング・ラスベガス」。ニコラス・ケイジがこの作品でアカデミー賞を取った。内容は、主演のニコラス・ケイジ扮するところの、ロサンゼルスを追われたアルコール中毒の脚本家が、ラスベガスに来て、売春婦と同棲するが、最後は死んでしまうというもの。あまりにもグロテスクで暗く、下品な場面も多かったが、人間が最後死ぬ間際に、売春婦と最高の純愛をするところが唯一の救いだ。もちろんテーマは、落ちるところまで落ちたふたりの純愛、である。昨日紹介した、「世界の中心で愛をさけぶ」も純愛がテーマだったが、こちらの方はふたりの立場が全然違う。ただ、どちらか一方が亡くなってしまうというのは同じだ。
もう1本は、「グッド・ウィル・ハンティング」。これは、孤児で、下町に生まれ、虐待を受けて育った青年が、実は天才的な頭脳を持っているという設定。そしてその閉ざされた心を開こうと、治療するのが精神分析医というかたちだ。最後には心を開いて、前を向いて生きていこうとする姿は感動的だった。これも治療者とクライアントの間における愛をテーマにしている。これもアカデミー賞を取ったという。
とまあこんな風に、最近は映画と、カンの散歩が、唯一の慰めになっている私なのであります。
世界の中心で、愛をさけぶ(生後622日)
2004,5,6
今日もすっきりしない曇天で、暖かくならなかった。夕方のカンは、涼しい方が元気だけれども。
さて、先日、200万部以上売れているという小説、『世界の中心で、愛をさけぶ』片山恭一著を読んだ。妻が買ってきたものだ。「冬のソナタ」以来純愛ブームが彼女にあるらしくて、この本を買ったのもその影響からのようだった。
内容は、中学時代に知り合った少年と少女が恋に落ちるのだが、彼らが高校生のときに彼女の方が白血病でなくなってしまうという話である。その話に、少年の祖父の純愛の話や、オーストラリアのアボリジニの話などが絡み合って、純粋な愛の物語になっている。最後は彼女の死から10年後に、少年が新しい彼女を連れて卒業した中学校を訪れるシーンで終わっている。どうやら少年は、亡くなった少女への永遠の思いから一歩踏み出して、新しい人生を前向きに生きることができるようになったと感じさせて終わるのだ。
純愛は確かに美しい。初恋の人など、誰しもが心の中に忘れられない人がいるのだと思う。私もそんな話は好きだ。ただ、生きて行くには、その思いだけでは通じない。現実と向き合って生きていかなければならない。この小説のラストは、そんなメッセージが込められていたように感じた。
なかなか良い小説だと思うのでご一読を。
画像は「アジュガ」の花。
レッズ辛勝 (生後621日)
2004,5,5
今朝起きてみると雨が降っていた。朝食を食べた後、カンの散歩に行った。
午後は雨が上がった曇天の中、埼玉スタジアムに浦和レッズ対鹿島アントラーズの試合を見に行った。車で行ったのだが、随分空いていて拍子抜けした。交通情報によると、各地の道路も空いているようだ。きっと天気予報を見て、昨日までにレジャーを済ませた人たちが多かったのだろう。
試合の方だが、中盤は互角。緊迫感のある競り合いが続いた。レッズは、トゥーリオ選手が出場していて、ディフェンスが固まってきたようだ。そんなに危ないシーンはなかった。一方攻撃の方はあまり策がなくて、攻めあぐねている感じだった。
そんな拮抗状態を破ったのはやはり個人技だった。浦和のエメルソン選手が、後半に1点をもぎ取った。結局この1点を守り抜いたレッズが勝った。
それにしても5月というのに少し薄ら寒かったのだが、勝ってホッとした。来た甲斐があったというものだ。レッズ戦は昨年の11月以来で、その時も小雨模様だった。あのときも5万人の観客が入ったが、今日は5万6千人以上の観客が入ったということだ。レッズファンのいいところは、老若男女問わず応援しているところだろう。子どもや女性、お年寄りの姿もあった。ただ熱狂的なファンは、若い男性中心だろうけれども。
今度は野球観戦でもしてみたいと思った。
ミヤコワスレ (生後620日)
2004,5,4
今日は湿気があって、案外暑かった。
ただ、ここ2日間出かけたということで、今日は休養日にすることにした。行ったのは、カンのえさをホームセンターに買いに行っただけだ。今回は久しぶりに、サイエンスダイエットのアダルトにしてみた。それ以外はTVを見たり、ビデオを見た。日記を書いているこの時点で2本目の途中である。
さて、先日見た映画(ビデオ)を紹介すると、1本は「ビューティフル・マインド」というもの。これは、天才的な数学者の主人公が、統合失調症に冒されて、幻覚や妄想に悩まされながらも、妻の援助もあり、最後はノーベル賞を取るというものだ。病気と40年以上闘って、勝ち取った勝利を描いたもので、感動的だった。
もう1本は「ライフ・イズ・ビューティフル」。これはイタリアに住む陽気なユダヤ人が、美しいイタリア人の妻と結婚して、かわいい子どもも設けたのだが、ナチスのユダヤ人狩りに遭い、収容所に連行される。その厳しい状況の中でも、子どもを不安がらせないように陽気な冗句を続けていくところが痛ましい。結局後1日辛抱すればアメリカ軍に解放されるという時に、このイタリアのユダヤ人男は殺されてしまう。妻と子どもは助かるのだが。
こちらは本当にかわいそうで涙がこぼれてきてしまいそうになる話だ。かわいい子どもの演技も良い。
さて、今日見た2本もまた機会があったら紹介したい。
画像は、裏庭に咲いた「ミヤコワスレ」。
再びドッグラン (生後619日)
2004,5,3
今日は、天気予報に反して曇って寒々しい1日となった。
しかしそんな中、我々夫婦はカンを連れて森林公園のドッグランに行ってみた。
車の荷台のところにカンのゲージを載せ、そこにカンを入れたのだが、その辺りからカンの様子が変だった。くんくん鳴き出すのだ。まあ、だからといって行かないわけには行かないので、出発した。車に乗って30分くらいすると、案の定吐いた。あ〜あ。昨日あげたフィラリアの薬も吐いちゃったかな〜、なんて思いながら、森林公園に向かった。さすがに連休中で、少し道路が混んでいた。
森林公園に着くと、まず、ゲーの処理をして、中に入った。カンはみるみる元気になった。ぐいぐい引っぱっていく。新緑の木の間を約20分くらい進むとドッグランがある。途中、大便までした。お腹は空っぽになっただろう。
ドッグランの中に入れてみると、前回来た時よりも慣れて、結構うろうろ動き回った。途中他の犬とも遊んだ。トラブルが心配だが、カンは比較的おとなしい、というよりも気弱なのか、他の犬とのケンカも全然心配ない感じだった。
それにしても休日で、多くの犬が遊びに来ていた。カンはビーグル犬の群と一緒になって走り回ったりして時を過ごした。一本橋などをやらせようとしても、臆病なカンは全くだめだった。
1時間くらい経っただろうか。隅っこで座り込んでいた私のところにカンが来て動かなくなった。きっと帰ろうというサインだと思い、帰宅することにした。帰りの車の中では吐くこともなく、おとなしくしていた。
夕方の散歩も元気がなく短めにあげた。
藤の大棚 (生後618日)
2004,5,2
今日は少しだけ涼しい陽気だった。
そんな中、足利フラワーパークというところに、妻とふたりで出かけた。私の住んでいる街からは、電車でおよそ2時間少しかかる。小山という駅から両毛線に乗るのだが、早くもかなり混雑していた。みなフラワーパークに出かける人々だ。
なぜこの時期にフラワーパークが込んでいるかというと、画像にもあるような素晴らしい藤棚が見られるからなのだ。藤棚のトンネル。藤の巨木。中に入って見た感想は、確かに素晴らしい。良くもまあこんなにしっかりと手入れをしているものだと感心してしまった。他にもツツジや、牡丹、西洋シャクナゲなどがきれいだった。
ただ、人の数が半端ではない。トイレも食堂も大行列だし、帰りの電車もかなり混雑していた。混雑しているのはこの時期だけのようだ。なぜなら、今日の入園料は大人一人1200円だが、冬は無料で開放しているそうである。藤の大棚は確かにこの時期しか見られないから、大混雑覚悟で1回は見ておいて良かったと思ったのである。
世界不思議発見 (生後617日)
2004,5,1
私はあまりテレビは見ない方だが、ニュースと「世界不思議発見」というTBSの番組は毎週欠かさず見るようにしている。なぜなら、毎週毎週、世界のいろんなところを特集して、私が見たこともない歴史的な建造物や、知らなかった風習、素晴らしい景色などを見せてくれるからだ。
今日はモルジブについてやっていた。私はモルジブがどこにあるかさえ知らなかった。今日見て、少しモルジブのことが分かった気がした。インドやスリランカの少し下にある、海に浮かぶ珊瑚礁の島々の国だ。地球温暖化で、この島々が海に沈みかねないという。何とかなってくれればと願うほかない。
さて、今日はカンのフィラリアの薬を買ってきた。体重は10.1kg。少し太ったかなという感じ。獣医さんに、これからは、日中暑い日の散歩には気を付けてといわれた。また、水の補給をしっかりとしてあげなさいとも言われた。犬は暑さに弱いから。
画像はクレマチス。昨年鉢で買ったのを、地植にしたら、咲きました。