柴犬カンの日記2002年12月



過去の日記 インデックス
大晦日のカン   (生後130日)  2002,12,31
 今日で2002年も終わり。今年は前半のワールドカップ。(埼玉スタジアムに見に行った)そして後半はカンが我が家に仲間入り。この二つがなんといっても我々にとって大きな出来事だったといえると思います。来年が我々、そしてこの日記を読んでいただいているみなさまにとって良い年であることを祈念いたします。また、日本、世界が良い方向に向かうことを祈りたいと思います。
 さて今日のカンですが、夕方超ロング散歩に行ってきました。約1時間の行程です。途中折り返し付近にある空き地では、買ってあったロングリードを付けてみました。以外とうろうろせず、ちょっと離れては私の元に戻る、を繰り返していました。また、長距離なので、これも買って置いてあった給水機を持っていき、途中、飲ましてあげました。カンが今まで経験していないくらい走らせたので、かなりごくごく飲んでいました。
 また明日はすぐ来ます。2003年に変わるといっても、カンにとっては日常がすぎていくだけのことです。私も明日は、はなに会いに行く以外特段の用事がないので、この「犬ばか日誌」をいつも通り書いてみようと思っています。
 それではよいお年を。


飼い主にほえる犬   (生後129日) 2002,12,30
 昨日の日記を書いたあと、車に荷物を積もうと思って夜11時くらいにトランクを開けると、後ろですたすた音がしたと思うと突然、わうわう、うるるる、わうわうとカンが吠えはじめました。カン違うよ、俺だよ、といっても、わう、うるるる、わう。どうも寝てたみたいで、半ぼけながらしっかり吠えています。夜に不審者があればしっかり吠えてくれそうです。ただ、飼い主に吠えたんでは困ります。私は荷物を積み終わると、カンお囲いの中に入って、カン起こしてごめん、寝なさい、と声をかけ、室内に入りました。
 早朝5時半に私が用事のため、まだ暗い中車の方に向かうと、やはりカンが小屋から出てすたすた私のほうに近寄ってきます。今度は吠えることなく、逆にくんくん、きゅるる、と甘えた声を少しだけ出しました。間違えなかったようです。とにかくカンは寝ていても飼い主が外に出ると必ず起きてきます。玄関の音がしただけで起きてきます。
 カン、立派な番犬になってくれよ。



二重の歯   (生後128日) 2002,12,29
 今朝カンの歯をチェックしたところ下の前歯が二重に生えていました。もちろんこれは永久歯が生えてきて、乳歯が抜けていないからです。永久歯2本と乳歯が縦に並んでいます。そして妻が気づいたんですが、乳歯はぐらぐら。いつとれてもおかしくない状態です。夕方も見てみましたがまだ変化はありませんでした。
 こういうときのカンは歯がかゆいのか、小屋の中に敷いてあるキルトの敷物や、ベッドを外に引きずり出してしまいます。前回の上の前歯のときもそうでした。そして夜になって、冷え込んでくると、外に引きずり出したキルトの上で横になっていました。小屋の中に入れば風が防げるのにと思い、妻が小屋の中にキルトを入れても、何度入れても引きずり出してしまう。もうしょうがないので、カン、今日は外で寝なさい。


食欲   (生後127日) 2002,12,28
 今日のカンは特によく食べた。普通計量カップ1.5杯のサイエンスダイエット・グロースと、煮干しをぱらぱら振りかけたものを朝夕出します。ところが今日は夜8時くらいにはそうそうに平らげた。妻はさらに1杯のドッグフードをやるとすぐにこれも平らげた。そしてまた戸をばたばたたたいたのでさらにドッグフードをやりました。これにしつけ用のジャーキーもそこそこ食べているのでかなりの量を食べていることになります。
 この原因を考えるに、一つには成長期であること。獣医さんは子犬期は食べたいだけ食べさせろと言います。二つ目に、寒いのでエネルギー消費が多いのではないかと言うことです。3つ目に体がまだ成熟しきっていないので、腸が短く、食べたものがあまり吸収されないままうんちとして出てしまうということです。まあこれは私の考えですが、とにかく食欲があることはいいことなので、特に心配はしていません。



カンまたまたsaitaに登場   (生後125日) 2002,12,26
 今日は北風が冷たい1日でした。午後ブリーダーさんのところに寄り、柴犬の卓上カレンダーを取りに行きました。ブリーダーさんのところの犬が載っている月があるのと、柴犬好きが高じての購入です。しかし、今年の初めには柴犬のカレンダーを買うことなんて想像できなかったと思います。もちろんカンがいる正月を迎えるなんて絶対に考えられないことでした。いずれは犬を飼おうとは話していたんですが、まさか今年になるとは。そういえばエイプリルフールに妻が残業で遅れると電話をしてきたときに、嘘で子犬買っちゃった、と告げると、妻は本気にして、電話を切ったあともう1度電話をしてきて、本当なら声を聞かせろ、と真剣だったのを思い出します。家に着いたときに、私が犬のぬいぐるみを玄関に置いておくと、それを生きていると錯覚し、きゃーと声を挙げたのがとてもおもしろかったんです。嘘から出た誠とはこのことなんでしょうね。
 今日発売のsaitaには、生後55日の様子が写っています。ホントにあっという間に大きくなりました。あのころはちびカンだったのに。でも今のカンの方がかわいい。愛着が強まったせいでしょうね。


クリスマスのカン   (生後124日) 2002,12,25
 今日は私の友人がカンに会いに来てくれました。というか無理矢理見せたっぽいですが。ただその友人の実家にも犬がいたとのことで、犬扱いには慣れています。しかしカンは彼を見るなり飛びつき、大はしゃぎ。カンの顔が彼の顔にぶつかったり、彼の着ていた高価なハーフコートにも泥の付いた足でもたれかかる。それを脱いでも、セーターをくわえて引っ張る。彼は少しむっとしていたようです。でも、かわいい犬だ、これならめろめろになるのが分かる。とも言ってくれました。
 夜3回目の散歩に家族全員で出かけました。すでに夕方のうんこも済んでいたので、気にせず引っ張っていたら、カンのやつ、歩きながらうんこをしてしまいました。妻はごめんねカン、と謝っていました。念のため持っていたうんち袋に回収し、散歩を続けました。
 夜になると風が強くなり、風の音に弱いカンはくんくん鳴き出しましたが、心を鬼にして外で寝かそうと思います。 


カン、初シャンプー   (生後122日) 2002,12,23
 全く予想していたとおりでした。今日は比較的暖かく絶好のシャンプー日和でした。のみ取りで、リンスインシャンプーをカンにかけ、お湯でぬらしてばしゃばしゃと洗いました。カンは最初なんのことか分からず、お湯をぺろぺろなめていましたが、次第にいらいらし始め、ぎゃーん、ぎゃわおとうなりはじめました。途中発見したのは、耳に水が入ると非常にいやがるということです。最後まで抵抗を続けましたが、妻と二人できれいにゆすぎ、少しカンをほうっておいて、ブルブルをさせてから、バスタオル2枚で拭きました。おかげでとってもいい匂いのカン君になりました。その後囲いの中に戻しても、あまり興奮することもなく、日だまりでくつろいでいました。
 ただ今回の記憶が次回にどう影響するかは、やってみてのお楽しみということになりそうです。


カン元に戻る。   (生後121日) 2002,12,22
 今日のカンはいたって普通でした。昨日のカンが変だったので心配しましたが。今日は歯は抜けなかったようです。夜ハリー・ポッターを見に行ったので、日記を書く暇がありませんでした。明日はカンのシャンプーをするぞ!


カンが変だ!   (生後120日) 2002,12,21
 今日のカンは変だった。まず朝散歩に行こうとすると、囲いの中にうんこがしてあった。外に移してからは囲いの中ではしていなかったのに。そしてどうもそれを口にした形跡があった。
 続いて、私の父が昼前にカンに会いに来た。いつも通り犬用おやつと音の出るボール。そしてドラえもんの貯金箱を持ってきた。ビスケットのおやつは少し口にしてその後食べなくなった。ドラえもんにはずいぶんいやがってそれがあるところを通らない。極めつけは音の出るボール。この音にすごくおびえた様子だ。それまで音の出るボールには何ともなかったのに、今回の音は全く気に入らないようだ。前回甘えきっていた父にも近寄らず、外へ出してくれと催促する。父は残念そうに帰っていった。
 雨が1日降っていたんですが、あまり小屋の中に入らず、雨に濡れながら外に座っている時間が長かった。ドッグフードもいつもの半分くらいしか食べない。
 どうも歯が抜けて不安定になっているとしか考えられない。風邪引かなければいいが。今日は生後120日という日だという記念日なのに、カンにとっては厄日になってしまった。
 画像は雨の中散歩に行ったカンを拭いているところ。いつも通り元気に暴れてます。


前歯がとれた!   (生後119日) 2002,12,20
 今朝の散歩のときは気づかなかったんですが、夕方、散歩に出かけるときにカンの口を確認してみると、見事に上の前歯2本がないことに気づいた。そういえば何となくですが、朝の散歩のときに口を気にしていたような気がします。やはり歯がかゆいのでしょうか。今日もずいぶん噛みました。私が気に入っていたコーデュロイのズボンがかぎ裂きにされてしまいました。(7〜8千円はしたと思う)でもまあ、めでたいことです。ここのところしゃるねえさんやすずさんにアドバイスをしていただいていたところなので、ホントによいタイミングでした。
 妻はいよいよカンの子犬時代が終わっていくんだねと、少し寂しげなことも言っていましたが、これからしっかりした成犬になってほしいと思います。

ロング散歩   (生後118日) 2002,12,19
 今日は朝時間があったので、50分くらいかけて遠くまで行ってみた。カンが大きくなった暁にはおきまりのコースにしようと思っている道で、4kmくらいある。カンはいつも通っている道を歩くときはリードをくわえてどんどん行こうとする。新しい道や、ほとんど行ったことのない道のときはくんくん匂いをかぎながらゆっくり進む。さすがに残り3分の1くらいまで来るとカンはハアハア舌を出しながら疲れてきた様子だ。寒いこの時期でも水を持っていった方がよかったかなと思った。4ヶ月、6kg位の子犬はどの程度まで体力があるのか分からないが、案外ハードな散歩も耐えられるのではないかと思っている。
 これからもどんどん遠くへ行こう。カン!


強風    (生後117日) 2002,12,18
 昨日は夜から強風でした。カンはうちに来たばかりの頃室内にいましたが、風が強いとき、電線が鳴る音や、すだれが窓をたたく音にずいぶんおびえて、深夜きゅいんきゅいん鳴いたことがありました。昨日も同様の天気だったので、早朝目を覚ましたときに様子を見に行こうかと思ったんですが、眠気に負けて行きませんでした。朝様子を見るとどうもカンはぼうっとして、寝不足のように思えました。昼間も大変な風でしたが、隣の奥さんによるとあの風の中小屋の中に入らず、ふきっさらされた状態で座って、外を見ていたそうです。少しは風に慣れたのかな。
 ところでカンは最近だっこしても暴れなくなりました。大人になったんでしょうか。

全くもう!   (生後115日) 2002,12,16
 夕方散歩に行ったあと、カンのえさを入れ、水の入れ替えをしようとしてガラス戸を開けたままにしておくと、必ず居間に入ってきてしまう。若いうちはできるだけ外犬で暮らさせようと思っているので、中にはできるだけ入れたくない。(特別な場合…台風、犬好きな客人があったとき…は入れるけど)中に入ったら、ダメ!といって外へ返すことを繰り返すと許可なく入らないようになる。ところが、今日は何回言っても入ってきてしまう。外へ出すため捕まえようとすると大喜びで逃げ回る。仕舞いにはうれしょんしてしまった。捕まえると噛む噛む。また激痛。頭に来た私はしばらくえさをやらなかった。でも外でくんくん鳴くとつい許してしまう。
 カン頼むよ。言うこと聞いて。

乳歯がとれない  (生後114日) 2002,12,15
 カンももうすぐ4ヶ月を迎える。ところが乳歯がとれて、永久歯に生え替わる気配がない。というか飼い主の方が生え替わりを確認できないだけかもしれないですが。たしかリュウ君も、しゃるるちゃんもこの時期には1〜2本はぬけていたんじゃなかったかな。毎日、いやがって暴れ、噛みまくるカンの口を確認しているのですがどうも抜けている気配はない。
 生え替わりが気になるもっと大きな理由は、永久歯になると甘がみがおさまるんじゃないかという考えがあるからです。(甘い考えだと思うけど)
 とにかく乳歯が生えている子犬の犬歯は針のようにとがっていますから、触れるだけでも痛いんです。
 カンはかわいいけど甘がみだけはやめてくれよな。

激痛   (生後113日) 2002,12,14
 今朝、妻が散歩にカンを連れだして帰ってきたあと、首輪をとってやろうとすると、いやがったのか、遊んでほしいのか、軍手の上から強烈に噛みました。妻の言によれば、手の内部を貫通するかと思うほどだったと言います。痛みは当然怒りに変わり、妻は戸を閉めるとあと一切カンを無視しました。
 実はこういったことは今日に限りません。
 夕方私がカンを散歩に連れ出そうと少しボール遊びをしてから首輪を付けようとすると、強烈に噛んできました。私も激昂して、すぐカンをひっくり返し、のど元を押さえマズルコントロールを行いました。くーんというまでやったのですが、すぐまた噛んできます。都合3回マズルを押さえたのですがかみつきがおさまらないので、あきらめて噛まれながらも首輪を付け、散歩に行きました。帰ってきても言うことを聞かず、妻から見て私はだいぶん感情的にカンに当たっていたと言っていました。
 第3者から見るとこのような姿はイヤなものであり、滑稽なものかもしれません。
 「柴犬の飼い方」という本をその後二人で読みました。犬に対して対応が一定でないと、言うことを聞かなくなると書いてある部分を妻が私に指し示し、「あなたは溺愛しておーよちよち、というときもあれば、コラー!と威圧的なときもあるよ。」と指摘されてしまいました。
 でも私も人間だもの、しょうがないよねカン!

うんしょん   (生後112日) 2002,12,13
 今日の夕方の散歩は寒く感じました。北風が肌を強く刺す感じでした。いよいよ冬本番です。
 カンの散歩について夫婦での合い言葉があります。それが「うんしょん」です。もちろん、うんはうんち。しょんはおしっこです。例えば私が行って来ると、妻が「カンのうんしょんは?」と聞きます。それに私は「うん2しょん2」と答えます。(これは今日の夕方の場合)
 犬の健康状態はやはり食欲と排泄物で見ていくのが最もオーソドックスかなと思います。ボンのときも私の父母が「うんこどうだった?」と聞いていたのを思い出します。
 幸いにもカンは食欲十分。うんこもいいやつをしっかりしています。

おすわり君 (生後111日) 2002,12,12
 夜、散歩がすんで夕飯をカンに与えて、我々も食事をして落ち着いた頃、カンを部屋の中に入れて訓練をします。(しない日もある。)
 おすわり、お手、おかわり、伏せの4つの定着をねらってのことです。今日はしつけ用のおやつなしでまずやってみました。ところが私の手の中におやつが入っていないのを見透かしたように、カンは私の命令を無視するばかりか、そっぽを向いたり、別のところへ行こうとします。執着気質の私は躍起になっておすわり!、伏せ!と怒鳴ります。それを見ていた妻は、「むりだよ。おすわり君使いなよ。」との声。仕方なく「おすわり君」というしつけ用おやつを取り出すと、カンは命令しもしないうちにさっそくおすわりして待ってます。お手も命令する前に右手、左手と出してきます。妻は笑って「あなたよりおすわり君の言うことを聞くのね」と大笑いしました。
 まあおすわり君があればカンは「伏せ」以外はほぼできるようになってきましたが。
(画像は雪の日のものです。)

散歩が一番(生後110日) 2002,12,11
 今日の朝はかなり冷え込みました。隣の空き地も霜で真っ白でした。私はU社製の綿入りジャンバーを着込んで散歩に出かけました。
 途中犬の散歩をしている人々と挨拶を交わしながら、進んでいきます。
 中には犬同士じゃれ合わせる人もいます。隣の黒ラブラドールのブレア君とも仲良くなりましたが、あまりに大きさが違うのでじゃれ合っていると心配なこともあります。でもカンはブレア君が好きなようで、姿が見えたり、彼のうちの前に来ると寄っていこうとします。
 カンは誰にでも、どんな犬にも寄っていく社交性があるようです。
 途中柴のメスの飼い主の女性は、カンを抱き上げ、「軽いねー」なんていっていました。今5.3kgくらいです。
 夕方は妻が行ったんですが、カンとの時間は散歩が一番だと言います。何よりカンがうれしそうな仕草を見せるからです。私も同感です。
画像は古いものです。

甘え(生後109日) 2002,12,10
今日は私のほうが妻より先に帰ってきたのですが、帰ってきたときのカンの甘えた声がいつもにましてすさまじいものでした。あのクイーン、クイーンというか、きゅるるきゅるるというのか、あれを聞くと私はどうにも胸が切なくなるというか、気がせいてしまいます。2階に上がって着替えて、少し休もうと煙草に火を付けても、下からきゅるる、クイーンと聞こえてきます。とてもゆっくりできる気分ではなくなり、ジャンパーを着込んでさっそく散歩に出かけました。そうしたら引っ張る引っ張る、走ろうとする、大変な勢いです。うんこをしたかったのか、最近の曇天が今日は晴れたせいで、エネルギーを発散させたいのか分かりません。うんこも2回し、通常より長めに散歩をしてあげました。

雪(生後108日) 2002,12,9
今朝目を覚ますと銀世界でした。私がカンの小屋をのぞいてみると、目を覚まし、のそのそ起きてきました。カンは雪が降ってきたのに気づかなかったようで、囲いの半分屋根のないところに積もった雪は足跡は全くありませんでした。カンは雪に気づいて、もちろん初めて見る雪ですが、なんだか分からないようで、前足でまずそおっとさすってみてからやおらそろりそろりと雪の上を歩き始めました。
 その後あっという間に雪に適応したカンは雪の上を飛び回ったり、雪を食べ始めました。妻が散歩に出かけた様子をあとから聞いても、大はしゃぎで、雪の中を飛び回ったようです。
 夕方私と妻で散歩に行ったときも、溶け始めた雪の上をわざわざ歩き、空き地の新雪の上を歩きました。帰ってきて家の前に来るといつにもまして小屋にはいるのをいやがりました。
 「犬は喜び庭駆け回り、猫はこたつで丸くなる」という歌が頭の中で流れました。カンは雪が好きなんだね。

戸をたたく音(生後107日) 2002,12,8
 カンが外に出されて、飼い主に自己主張する機会が減ってしまった。部屋の中にいたときはやれおしっこだ、うんこだ、えさだと、くんくん鳴いたり仕舞いにはワンとほえたりしていた。ところが外ではガラス戸の分厚い壁がその声を消してしまうし、カーテンを引いてしまったあかつきには飼い主の様子もわからず、自己主張をあきらめてしまうようだ。ところがカーテンが少し開いていて、我々の姿を認識すると、段差を減らすためのブロックの上に乗り、ガラス戸をばたばたとたたきはじめる。網戸がある場合にはそれをたたく。おかげで、このところの小雨模様の日にはガラス戸がカンの足跡で泥が付着する。妻はそれを拭くのだが1日と持たない。
 今日私が仕事で夜遅かったので、小雨の中少しだけ散歩すると、家の前で踏ん張って、もっと連れてけ、遊べといわんばかりに抵抗した。
 カンの自己主張はこんな感じだろうか。でもあまり聞きすぎるとアルファ犬になってしまうと思い手綱を引いて囲いの中に入れたというところです。
(画像は雪の日の朝のものです…108日目)

今日は雨(生後106日) 2002,12,7
雨の日は容易ではありません。とにかく朝晩2回は連れ出してうんことおしっこをさせてあげたいんですが、今日は結構強い降りでしたので飼い主も「えい!」と気合いを入れて出かけねばなりませんでした。今日のカンは余りいやがりもせず、水たまりの中をずぼずぼ入っていくときもあれば、器用にそれを避けながらいくときもありで、いつもより短めな(我々はショートコースとよんでいる)ルートで順調に散歩を続けました。そしていつもの草むらでうんこをしおしっこも2回して帰宅したのですが、これからが大変です。バスタオルでカンを拭くのですが、大暴れ。我々の手にかみつくし、体をくねらせながら抵抗します。こんな冷たい雨では風邪を引くと思いとにかく痛かろうが何であろうが拭ききりました。途中ドッグフードを与え注意をそらしながらのやっとの事でした。これから少しずつ慣れてくれ。カン!
psデジカメ故障のためこれから新しい画像が付けられません。古いものでご勘弁を。

初日記(生後104日) 2002,12,5
これから不定期に日記を書きます。カンの様子を中心に飼い主が思ったこと、見たことを書いていきます。画像もカンの様子を中心に入れていきます。
 今日は、私が休みだったので、午前中は出かけましたが、午後はカンと過ごしました。カンは一昨日の夜から外の囲いの中で夜も過ごすようになりました。昼間は夫婦ともいないので様子が分からないのですが、隣の奥さんが昼間くんくんいっていたよと教えてくれました。2日に狂犬病の予防接種をしたので、おそらく痛がっていてくんくん言ったのだと思います。前8種混合のときも痛がっていたので。今日の午後もだいぶん私を呼ぶようなときがありました。たぶんお疾呼だなと思い外に連れ出すとすぐしました。その後は何も要求しなくなりました。犬の要求はほぼ3つしかありません。えさをくれ。おしっこ、うんこがしたい。遊んで。ではないでしょうか。