ローダン・シリーズ<60>
破滅への種子/フォルツ&シェール
(2:惑星メカニカ)

広漠たる暗黒の宇宙空間を二隻のロボット宇宙船が、温暖で多湿な酸素惑星を求めて飛んでいた。この二隻こそ、惑星アツゴラに災厄をもたらした異星のロボット宇宙船だった。その異星船により散布された蘚苔類は、胞子を絶え間なく放出し、この高単位の脂肪を多量に吸いこんだ生物はすべて、異様なまでに肥満してしまう。そのためアツゴラのアツゴ人は、その故郷を捨てにければならなかったのだ!いったいなんのためその蘚苔類はまかれているのか?太陽系帝国とアルコン帝国にまたも新たな敵が!?

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