ローダン・シリーズ<99>
最後の砦/フォルツ&エーヴェルス
(1:巨人の地獄ダンス)
巡洋戦艦《ライオン》は、ネオ=モルケックスを捜していた。合成されるやいなや、高速で必ず銀河中心部をめざし消えてしまうネオ=モルケックス。その手がかりを得るべくペリー・ローダンは、宇宙艦を動員したのだ。銀河中心部の縁の星団を捜査中に原因不明の強烈な構造振動を探知した《ライオン》はその直後、微弱な救難信号を受信しその発信源で発見した宇宙船は以前シムバン星系で《ライオン》をさんざん苦しめたアコンの宇宙船だった。しかもひどく破損している。艦長は自ら先頭に立ちアコン船の調査に向かうが?