ローダン・シリーズ<140>
時の征服者/フォルツ&エーヴェルス
(2:宇宙探偵の介入)
五万年の過去界から現在へ戻ろうと苦闘をつづけるローダンらは、不潔きわまりないアラル族の商人に変装し、惑星レムリアに侵入した。そこを支配するタム評議員のひとりが島の王であることは確実なのだ。しかも、島の王だけがその秘密を握っている“時の罠”こそ、現在へ戻る唯一の道だった。ようやくどのタム評議員が島の王かをつきとめたローダン一行は、さっそく島の王を捕らえるべく行動を開始する。島の王が深海で狩りをするとの情報を入手し、島の王のUボートの母港へと向かったのだ。