ローダン・シリーズ<451>
少女とルーワー
(1:二重思考者)
火星に基地をかまえたルーワーの塔守ヘルゴ=ツォヴランは、テラナーたちとの意思疎通がうまくいかず、とほうにくれていた。平和な相互理解の糸口を探るべく、異種族心理の専門家ランク=グロハンの提案を実行することにする。テラナーの一家族を火星に連れてきて、そのメンタリティを調べようというのだ。さらに、事故で二重思考ができなくなったゴラン=ヴランをスパイとして、テラナー研究のために地球へ送りこむが・・・・