ローダン・シリーズ<126>
奪われた旗艦/ウィリアム・フォルツ
(2:更新人間たちの世界)

宇宙エンジニア、カラクが所有する修理ステーションKA大サービスに《クレストV》は停泊していた。十日あまりの交渉の末、ローダンはようやくカラクと協定を結ぼうとしていたのだ。だが協定成立直前に飛来した宇宙船三隻が《クレストV》のそばに墜落した。飛ぶのもやっとの宇宙船に搭乗していたのは身長一メートルの小人種族・更新人間だった。宇宙船の残骸から次々にあらわれた更新人間は原始的な武器を手に《クレストV》をめざし突撃を開始する。かれらは無謀にも太陽系帝国の旗艦の占領を企てていたのだ!?

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