ローダン・シリーズ<146>
ねじれた時空/マール&フォルツ
(2:宇宙駅)

散弾転送星系を警備する太陽系艦隊所属の巡洋艦《ヘリボン》は、異様な発光現象と遭遇した。星系にあるふたつの恒星のあいだからグリーンの光を放つエネルギー流が伸びてきたのだ。この異常事態を調査しようとした矢先に光は消えてしまったが、かわりに五キロメートルもある巨大な物体が出現した。しかも、とても宇宙船とは思えない不規則な形にもかかわらず、その物体は核融合反応炉を持っているらしい。巡洋艦は異種族との交渉用コードで呼び掛けたが応答がなかったのでテラナーたちはその内部に突入を試みるが!?

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