ローダン・シリーズ<401>
大宇宙のセイレーン/フォルツ&ダールトン
(2:死せる子供の惑星)
3583年4月、《ソル》は消えた地球の座標を手にいれるため、ついにテルムの女帝の故郷世界にやってきた。ヨクサ=サント星系第三惑星ドラクリオチである。全体が輝くクリスタル構造物につつまれた惑星からは、テレパシー性の誘惑信号が発せられていた。超越知性体によるコントロールを乗員たちが感じはじめた矢先、《ソル》をつかさどる総合計算脳セネカから合体していたセタンマルクトが離脱したという警報がはいるが!?