ローダン・シリーズ<115>
異銀河からの敵/ダールトン&エーヴェルス
(2:ツインへのフィナーレ)
カハロから40光年離れた名もなき赤い巨星をめぐる一隻の宇宙艦・銀河を征服すべく大挙して襲来したマークスの侵攻艦隊は、太陽系帝国の反撃により壊滅、今はこの旗艦一隻を残すのみ。推進機関もエネルギー・バリアも壊れて操縦不能となり、赤い巨星の周回軌道をむなしくめぐっているのだ。マークスの艦長グレク1の生捕りをもくろむローダンはミュータントの出動を命じようとした。だがそのとき、修理を完了したマークスがテレポータにも通過できぬバリアーで宇宙艦を包んでしまった。グレク1が企てた反攻計画とは?