ローダン・シリーズ<39>
還らぬトーラ/ダールトン&ブラント
(1:永遠の囚人)
アルコン摂政のロボット艦と異次元の敵ドルーフとの戦闘のまっただ中にローダンたちの軽巡《ビルマ》は飛び込んだ。両者の戦いを混乱させようというわけだが、ローダンの真意は惑星ドルーフォン地下の大計算センターを破壊し、敵の開発した時間凝固装置モデルを奪うことにあった。だが、戦況は計りがたく、おりしも窮地にあるローダンには<妻トーラ危篤>の悲報が届いたのだ!かつてトーラのためアラス族から入手した生命延長血清だがその中にタイプF・アルコンの病原菌が混入していたとは!失意の底にローダンは!