ローダン・シリーズ<98>
独裁者の失墜/マール&シェール
(2:最後の希望の星)

総統イラチオ・ホンドロの本拠プロフォスでは、奇妙な事件が続発していた。第6惑星シコスにスプリンガー船が不時着し、その後プロフォスから発進したスプリンガーのロボット船が原因不明の大爆発を起こした。そしてホンドロの青い親衛隊の将校が4週間ごとに解毒剤注射を受ける直前に失踪した。どうやら何者かに誘拐されたらしい。ポジトロニクスの分析ではテラの工作部隊が侵入しているという。シスコからプロフォスに連行したスプリンガーが怪しいと見たホンドロは秘密警察の長官にスプリンガーの再調査を命じる。

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