ローダン・シリーズ<348>
不可侵領域
/ ヴルチェク&フォルツ
(2:平和の使節)
クライト星系第2惑星エルトルスでは政争がつづいていた。太陽系帝国に近い”解放委員会”がラール人排斥をめざす一方、公会議との協調を標榜する”利益党”はエルトルス人から銀河第一ヘトランを選出しようと画策していたのだ。解放委員会のワルゴル・ケンソンらは、首都バレトゥスに降りた”権力のピラミッド”の謎の解明二あたっていたが、そのころ利益党党首ヘモ・ゴロンクは、反目する組織の殲滅を画策していた!