ローダン・シリーズ<32>
時の牢獄/クラーク・ダールトン
(1:マイクロ・エンジニア)

町を襲い全生命体を抹消する姿なき敵・・いまや、全銀河系はかれら異時間平面によって呑みこまれようとしていた。だが、交錯する二つの次元の接触面に、敵の時間平面への入り口を見付けたローダンは、レンズ=フィールド=ジェネレータなる装置を開発して敵地へ侵入することを考えた。帰還の保証もない、危険なこの冒険はローダンにとって一つの賭だった。輝く光の窓がジェネレータから生じ、遠征隊は出発したが、その行く手には、異常に時の流れののろい世界が彼らを待っていたのだ。銀河系の運命をになって・・・・!

戻るIndexへ次へ