ローダン・シリーズ<383>
世界支配者/フォルツ&マール
(1:権力闘争)
ヨルショル霧状星雲での悲劇のあと、ローダンとアトランの対立はますます深刻化していた。NEIの180隻の艦隊に《ソル》は包囲され、《ソル》生まれの乗員たちは”故郷”の危機に不安をつのらせる。そのなかのひとり、ラレエナには、猫のような外見と敏捷性を持つ息子のブジョがいた。《ソル》生まれの代表を自任するサイバティカーのヘルムートは”猫男”ブジョの力を借り、事態を打開する糸口を探そうとするが・・・・・