ローダン・シリーズ<14>
ヒュプノの呪縛/ダールトン&シェール
(2:宇宙のおとり)

太陽系最大の危険人物<オーヴァーヘッド>ことクリフォード・モンタニーは、火星に逃亡するや刻々迫る追ってをかわしつつ宿敵ローダンへ最後の反撃を試みようとしていた。彼に残されたのは自らの持つ強力無比の催眠暗示能力と、いまだ何ぴとにも知られぬ私設ミュータント部隊第13番目の男の存在の、ただ二つ・・やがて、何ら前兆もなく宇宙船が爆発し人間が炎と化す、防御バリアをも無効とする未知なる兵器の攻撃に対処を過った捜索指揮官デニングハウスは、モンタニーに意志を奪われたままその恐るべき指令に応じ・・

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