ローダン・シリーズ<101>
《クレストU》を救え/マール&ダールトン
(1:虚空のステーション)
巨大な転送機、恒星六角形の中心にのみこまれた《クレストU》は、故郷の銀河から90万光年、アンドロメダ星雲から55万光年離れたツイン星系で実体化した。ハルト人イホ・トロトの活躍でようやく惑星パワーに不時着するが、そのパワーはハイパー搬送フィールドで惑星構成物質を北極から宇宙空間へと投げだし、自壊しはじめていた。しかも、パワーから脱出すべく艦の修理を進める《クレストU》を新たな危機が待ちうけていた。艦内のすべての水タンクがいつのまにかからになっていたのだ。しかも食料の中の水までが....