ローダン・シリーズ<380>
拠点惑星への使節/マール&ヴルチェク
(1:氷原アラスカ)

3582年1月、紡績会社の重役ワリク・カウクは北米アラスカ西部の狩猟小屋で目ざめた。4ヶ月前、地球が”喉”に落下する直前、恐怖から逃れようと”ピル”を過剰摂取したあとの記憶がとだえている。一方、技師ボールドウィン・ティングマーも同じころ、アラスカ西部にいた。吹雪に閉ざされた小屋を出て町のようすを探りにいくが、公共施設はすべて機能停止し、だれも見あたらない。人々はどこへ消えてしまったのか・・・・・?


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