ローダン・シリーズ<234>
《ドルダ》最後の男/クラーク・ダールトン
(2:テレキネス)
3117年、銀河イーストサイドを航行中の自由商人船《ドルダ》に死病が発生した。前の寄港地で遊興した者が次々と死んでいくのだ。ただひとり生き残った船長のバルトン・ウィトは他の文明世界に病原菌をばらまくことを恐れ、無人惑星テクマに不時着する。だが、無人のはずのそこには、未知の知性体の手になる壮麗な都市があった。好奇心をそそられたウィトは探検に赴くが、それは時空をこえた数奇な体験の始まりだった....