ローダン・シリーズ<33>
時空大脱出/ダールトン&マール
(2:流刑囚の看守)

異時間平面へ侵入したまま遠征隊は脱出不可能となった。かれらの帰りを今や遅しと待ち受けるローダンも、その生還をほぼ絶望視しかけていた。と、電子物理学者からの報告。遠征隊を送り込み、二つの異平面の移動を可能としたLFG装置の欠陥が明らかになったのだ。すぐさま新たなジェネレータの製造が急がれ、しかも今度は船ごと移行できるように改良された。二つの次元の接触面をなす光の窓からローダンみずから未知の次元へ乗り込んでゆく。遠征隊の救出は成るか?依然謎に包まれている。姿なき敵の本当の正体は?

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