ローダン・シリーズ<97>
ひそやかな侵略/ブラント&マール
(1:太陽系のパニック)

2329年3月13日、800あまりの各地の植民惑星を代表する国家元首と執政管達が、テラニアの議事堂に集まった。大執政管ペリー・ローダンの死を正式に記録に残し、ローダンの後継者を決めるために。おりしもその日、ローダンの後継者の第一候補、ジュリアン・ティフラー元師が、超弩級戦艦の大部隊をひきいて帰還しようとしている。そのティフラーの暗殺をたくらむ謎の秘密結社、黒い星グループが暗躍をはじめていた。しかも、ローダンの死を契機に、各地の植民惑星は地球からの離脱をはかろうとしていた。

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