ローダン・シリーズ<493>
<オービターの宿敵>
(2:星の街の最期)
ガルベッシュ軍団司令官のアムトラニクは、惑星アルパ・チャイの秘密ステーションで120万年の深層睡眠から目ざめ、部下のラボリ人とともに旗艦≪ヴァジファー≫で深淵の騎士が建造した"施設"の中核惑星マルタッポンをめざしていた。オービターがテラナーをガルベシュ人と誤解していることを利用し、"施設"を掌握しようと考えたのだ。ところが、リニア飛行を終えて通常空間に出ると、原因不明の見当識障害に襲われた!>