(2008/09/01) ペリーローダン・シリーズ300巻が発行された。 全部並べ ると3.5メーターと云った所。 第1巻は1971年7月で、第300巻 は2004年5月、ざっと33年程経過している。
NHKニュースでもペリーローダン・シリーズ300巻の発売を取り上げていた。
300巻というのは日本で出版されたどの小説よりも長いシリーズと云うことでくぎりの発刊でニュースになったと思われる。 大体、月1巻ペースで出ているので文庫と云うよりは月刊誌「ローダン」かもしれない。歯止め?として、10冊/年(79年から)だから月刊誌でもないか。でも、月1冊くらいは出してほしいと思っている。 時々、出ない月に本屋で「出ているかな」と探す事もある。 尚、当HPでは、100巻づつリスト形式で一覧表を作成している。 ■No1(1〜100) ■No2(101〜200) ■No3(201〜300) ■No 4(301〜400) ■No 5(401〜500) このリストを集計すると以下のデータが得られる。 しかし、毎回ページ数はたいして変わらないのに価格は上がり続けている。 87年あたりからページ数に比例した価格でなく、階段を登る様な固定相場に移行している。 読者に取っては麻薬本なんだから売り手は強気かもしれないが、もっと安くしてほしい。 早川としては麻薬だから高く売れると考えているのだろうか。 しかし、高い! もう少し、お手軽ペーバーブックにしてほしい。 下のグラフを見ると今のところ高値安定期間が最長となっているが、さすがに早川としては、あと一段、上げにくい天井価格まで行ったと考えているか? まあ、250巻がページ数に比例して価格が高くなっているのがご愛嬌か! ----------------- (2011/06/01) さすがに2冊/月の発行となると冊数が飛躍的に増えてきた。 最初の発刊から40年、2011年5月には、ついに400巻が発行されたが、300巻ほど話題にならなかった?少々、マンネリなのか、2冊/月では、月刊誌以上で並のシリーズとなったか。 個人的には、400巻のブックカバーが気に入っている。 尚、リストチェックしたら300巻もマールだった!偶然?意図的?、まあいいか。 400巻までの集計もやり直した。300巻から400巻を見ると3.3冊に1冊はペリーローダンが発行されている。SFナンバーで連番も多くある。少し価格努力を行ってほしい気持ちがあるが...。 ----------------- (2015/08/01) 第1巻より38年を経て500巻が発行された。⇒案内、早川HP 振り返ると44年ほど経過しており、根気よく読み続けたと思っている。 この500冊をデータとしてエクセルを駆使して?、見える化を行ってみた。 年間発行数と年間の平均単価が時代を表している?当初は年間8冊ほどだったのが年10冊になり、その後、長く年間 年12冊が続いていた。 発行数は目で見てデジタルだが、単価は実に右肩上がりのアナログだ! 第1巻は230円、第500巻は640円+税で691円 で、実に3倍の値段となっている。今後の年間購入額は24倍すると実に16,584円となってしまう。 但し、499巻までは620円(669円)だったので2015年は16,320円となる。 しかし、発行元(ドイツ)の500巻は1980年あたりらしく、時差が30年くらいある。 まだまだ先が長いと云うか、ネタは尽きることなくハヤカワのドル箱だな。 |