ローダン・シリーズ<47>
闇に潜む敵/マール&ダールトン
(2:燃える太陽)
暗黒の宇宙空間を一万年も飛び続ける植民船の中で冬眠している十万人のアルコン人・アルコン帝国の実権を握ったアトランにとって、これこそまさに帝国再興の鍵であった。アトランの要請を受けたローダンは陣頭指揮を取りグッキーをひきつれて旗艦《ドルスス》で出発した。ところが、植民船内部では冬眠装置が解除され、次々と蘇生がはじまっていた!やがて、船内では限られた食料や酸素を奪いあって地獄のような修羅場が現出した。しかも進路には巨大な恒星が立ちふさがり破滅の時をはやめる。ローダンは間に合うか?