ローダン・シリーズ<28>
ヒュプノの恐怖ふたたび/ブラント&ダールトン
(2:生ける死者)
アルコン帝国が地球捜索の手を伸ばしはじめた気配に危険を感じたローダンは、その執政部のある惑星ヴォラトにひとりのミュータントを送りこんだ。しかしかれからの連絡は緊急警報を最後に途絶。その謎の失踪を解明せんと続いてのり込んだロイドには、思いもかけぬ強力な催眠暗示が襲いかかった。そのときロイドの脳裏をかすめたのは半世紀以上も前に死んだはずのヒュプノの名“オーヴァーヘッド”・・それは精神力で他人を意のままにする恐ろしい強敵だった。そしてロイドの前に現れた昆虫まがいのヴォラト人は?