ローダン・シリーズ<116>
恒星転送機を奪え!/マール&ダールトン
(2:時間の罠)
ツインの転送ステーションを失った太陽系帝国は、新たなる前進基地を必要としていた。そこでローダンらは、マークスのグレク1に教えられた“失われし者たちの星系”をめざした。カハロから95万光年のこの星系ならばアンドロメダ星雲の島の王たちに対する格好の基地となるだろう。およそ千年前、その星系の住人は島の王たちの不興を買ってしまい滅ぼされていたのだ。いまや無数のアステロイドがめぐるだけで、人ひとり住まぬ荒涼索漠たる星系。その調査を開始したテラナーが最大のアステロイドで発見したものとは!?