ローダン・シリーズ<36>
アウリゲルからの使節/ブラント&マール
(1:《チグリス》のミス・ジャンプ)
一時は“姿なき攻撃”に対して共同戦線を張ったローダンとアルコン摂政だが、アルコン側の協力は疑わしくなってきた。超空間ジャンプを探知する今まで以上に優秀な兵器・・新型補正機探知装置を密かに開発していた事実が明らかにされたのである。この装置を使って摂政の陰謀は明らか。消滅したはずの地球に疑問を抱きその銀河ポジションを探ろうというのだ。あくまで地球の存在を隠しておきたいローダンはアルコン人の惑星エクハスに商船をミスジャンプさせその実態を探らせた。そして計略は図に当たり捕獲されたが?