避妊手術

*手術を決めるまで*

シェリーも手術した時と同じように
ミュウも子供を繁殖させないということが前提にあったので手術することは決めていた。
しかし、時期をいつにするかについてはかなり悩んだ。
乳腺腫瘍の確立(表・避妊手術のメリット参照)を考えるとヒート前が良いし
骨格形成の事を考ると、ヒート後にした方が良いという説を聞いていて
どうしてあげるのが良いのかわからなかったからだ。


しかし、いろいろ悩んだ末に獣医さんに相談した所
骨格の発育とヒート前の手術は無関係であることがわかった。
(ただし、獣医さんによって意見も様々なようだ)
ところが、ヒート前(あるいは早すぎる時期)の手術は術後に尿失禁を起こす可能性がある
という新たな問題がわかった。

実際にミュウの獣医さんの愛犬はヒート前(4ヶ月)に手術をして
尿失禁に悩まされたそうだ。
幸い先生のわんこは年月が経つに連れて治ったそうだが
ヒート前に手術した為に一生尿失禁と付き合わなければならなくなった子も
患者さんにいるそうだ。


わんこの乳腺腫瘍はほとんどが良性であると獣医さんは教えてくれたが
100%ではないしなぁ…(‐‐;

尿失禁になる可能性も100%じゃないしなぁ…(^^;
どちらをとるかと言うわけではないがそれをふまえて
ヒート中に、気を使って散歩したり、
わんこが集まる場所でミュウを遊ばせてあげられなくなることも考え
ヒート前に手術することに決めた。


生後10ヶ月になる1週間前にミュウの避妊手術をした。

*手術*

避妊手術は去勢手術と違って開腹手術なので
手術時間も長いし、術中も術後もわんこへの負担が去勢手術よりも大きいそうだ。
シェリーの時もそうだったが、シェリーとミュウの獣医さんは
術中は血圧が異常に下がり不安定な状態になり、
術後は軽い脱水状態になるので
(特に避妊手術は開腹手術なので術中に体液が蒸発しやすい)、
点滴をすることによって術中・術後のわんこへの負担が軽くなること、
術後の回復が早いことから
去勢・避妊手術の時に点滴をしてくれる。

点滴をする動物病院はなかなか少ないそうだ。
なぜなら術中に血圧が下がったくらいでへこたれるほど、わんこはヤワじゃないし(笑)
点滴するにも費用と手間がかかるからだそうだ。
実際点滴しなくてもわんこはちゃんと回復するしネ。


つまり、点滴した方がよりわんこへの負担が軽くなるということだ。

抜糸は1週間〜2週間後、一般的に10日目が目安とされているようだが
シェリーは1週間目に抜糸が出来た。
ミュウは13日目に抜糸をした。
退院後も去勢・避妊手術を体験した周りのわんこに比べると
シェリーとミュウは元気なようだ。
ミュウは元気すぎて、傷口が開かないかと心配したくらいだった。

そう思うと、せっかく伸びたミュウの腕の毛が
点滴をするために刈られてしまったことも我慢できる?(^^;

ミュウが我が家に来てから24時間一緒にいるシェリーが
ミュウが入院している2日間どんな反応を示すかちょっと楽しみにしていた。(^^;;

しかし、私達の期待は裏切られ(笑)、いつもよりのびのびとしている様子のシェリーだった(笑)。
でも、そんなシェリーも、リビングで横になっていると、時々むくっと頭を上げて
いつもミュウがいる定位置をじっと見てはしばらく考え
またパタッと寝に入る姿も何回か見られた。
一応ミュウがいないことを確認してる?

そのことを喜んでいるのか、哀しんでいるのか…は良い方に考えておこう。(^^;


*退院*

避妊手術は開腹手術なので
、術後は内臓の活動が低下するらしく
入院中は1食分の食事量を2回に分けてあげていたそうだ。
つまり1日4食はもらっていたミュウ。

しかも入院中はHill'sのa/d缶をもらっていたのだが
獣医さん曰く、かなり美味しいらしい(笑)。

食べ物命のミュウにとっては、1回の食事が少なくても
1日何回もごはんがもらえるなんて、この上ない幸せだったのか
迎えに行った時、私を見つけて飛び付き、喜んだあと
なんと、ミュウはまた病室に戻ろうとした。(^^;;
私が迎えに行った直前に、その日2回目のごはんをもらったらしい。
よっぽど美味しかったのか、それとも私はミュウにとってごはん以下??(TvT)
おまけに、リードでつながれているので、病室に行きたいけど行けないミュウは
病室の方に向かって「きゅうぅ〜ん」と哀しそうに泣いた…。

その後、ミュウが動物病院に喜んで行くようになったのは言うまでもない。(^^;;
病室が診察室を入った奥にあることを知っているミュウは
それから病院に行くたび、待合室で待っている間中
診察室の扉に向かってキュンキュン鳴く始末。

呼ばれると凄い勢いで診察室に入って行くのでした。(笑)

術後4〜5日目に縫合した所が固く盛りあがっている状態になった。
獣医さんに見てもらったところ、表面の縫合部分は順調だが
その内側の筋肉を縫合した部分のナイロン糸に
体内に異物が入ったことで体が拒絶反応を起こしているということだった。
ミュウ自身に痛みはないとのことでホッとする。

この様になる子はまれにいるそうで
日にちが経つに連れてひいていき、3ヶ月くらいまでには治るそうだが
拒絶反応が続いて悪化した場合は、再度開腹して
ナイロン糸を取り出さなければならないそうだ。

「開腹するような事態になることは滅多にないことなので心配しないように」
と先生に言われたが、ちょっと心配である…(--;

幸いなことに、1周間くらいで腫れは引き
再度開腹しなければいけない難は乗り越えた。ホッ。

避妊手術のメリット
健康面
・子宮・卵巣を全摘出するので、子宮蓄膿症や子宮癌・卵巣癌を100%予防できる
・乳腺炎の予防
・乳腺腫瘍の予防※
・鼠径ヘルニアの予防
・長生きする傾向がある
行動・性格面
・望まない妊娠、出産がなくなる
・発情時の出血の煩わしさがなくなる
乳腺腫瘍に関してはヒート前に手術すると
しない場合に比べてかかる確立は200分の1
1回ヒート後の手術では12分の1
2回ヒート後の手術では4分の1に減るという説や
ヒート前に手術すると300分の1
1回ヒート後の手術で10分の1
という説などがある。



避妊手術のデメリット
健康面
・麻酔によるリスクを伴う
・肥満になりやすくなる
行動・性格面
・ヒート前(または早すぎる時期)に手術すると尿失禁を起こすことがある

尿失禁に関してはホルモンのバランスが崩れるためといわれているが
はっきりしたことは今の獣医学ではわかっていないらしい。
ホルモン剤を投与することで尿失禁が治るためそう言われているそうだ。
しかしホルモン剤の投与を止めるとまた尿失禁を起こしてしまうそうだ。
尿失禁は年齢と共に治る子と、一生付き合う子と個人差があるらしい。





  トップページへ   My Dogのトップへ   ひとつもどる