操作方法 |
1.電池を入れる
・ボタン電池を入れると、赤と緑のLEDが2秒間点灯し、パワーオンの動作を表示します。
・その後、AVRがパワーダウン状態に入り待機します。
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2.時間の選択
・待機状態からスイッチが押されるとAVRが起動し、3分間(初期値)のタイマーが始動します。
・さらにスイッチを押すと、3分→4分→5分の繰り返しで時間が選択できますので、即席カップ麺の
調理時間に合わせて選んで下さい。
・スイッチでの時間選択後、設定時間を示すLEDが1秒間隔で点滅し、時間計測を開始します。
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3.出来上がりの通知音
・設定時間が経過すると、ピピピのアラーム音、またはチャルメラのメロディー音が鳴ります。
・音色は、ISP端子の4ピンと6ピン間にショートピンを差し込むことで選択できます。
○ショートピンを差し込まない → チャルメラのメロディー音。
○ショートピンを差し込む → ピピピのアラーム音。
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4.強制中断
・スイッチを2秒以上押し続けると、時間計測を中断して待機状態に戻ります。
・確認音として、400Hzの低い音が鳴ります。
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動作映像 |
5.設定時間の微調整
・時間の計測は、AVR内蔵のRC発振器を基準にしておりますので、AVRチップにより数秒の
誤差が出ることがあります。
・誤差が大きい場合には、プログラム内のタイマー値を変更して微調整して下さい。
○プログラムの冒頭にある、
Const Timer_value = 114 'Timerの微調整値。
[114] の値を、 [110:時間が短くなる] 〜 [120:時間が長くなる] で調整し、
再度コンパイルしてプログラムを書き込んで下さい。
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※ Timerの設定時間を調べる機能 (周波数カウンターが必要です)
・「5.設定時間の微調整」を行う際に、周波数カウンターで最適値を調べる事ができます。
1. ISP用ピンヘッダの5ピンと6ピンをショートさせて、AVRをリセットします。
2.リセットがかかると[赤]と[緑]のLEDが2秒間点灯しますから、その間にスイッチを押し続けます。
3.2秒経過すると[赤]LEDが消えて[緑]だけの点灯に変わりますから、スイッチを離します。
4.スイッチを離すと、[緑]LEDがAVR内蔵発振器に合わせて10Hz(100ms)で点滅します。
5.抵抗器100Ωの右側に周波数カウンターのプローブ、ISP用ピンヘッダの6ピンにGNDを付けて
周波数を計ります。 (この状態が現在の「Const Timer_value =」値です)
6.ISP用ピンヘッダの4ピンと6ピンをショートさせると、タイマー値が[110:時間が最短]に戻ります。
7.スイッチを押すたびにタイマー値が+1されて周波数が低く(時間は長く)なっていきますから、
周波数カウンターを見ながらスイッチを押した回数を記録して下さい。
8.記録したタイマー値を「Const Timer_value =」に書き込んでコンパイルし、AVRに書き込みます。
○ 「ATtiny13A」のフラッシュ容量が少ないため、調整値を自動で書き込む機能までは搭載
できませんでした。
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