3 Minutes World 3Minute World 3Minutes World 3Minutes World 3Minutes World 3Minutes World 3Minutes World 3Minutes World 3Minutes World

ザ ベスト フロム オービット-上-NW-SF
ベスト フロム オービット


ここにルーリーが The Loolies are Here アリソン ライス 訳:酒匂真里子 の あらすじ

奴らは家の中にいる。ルーリー、小鬼。背丈は1フィート。夜中にひげづらで、微笑む。

何でそいつが、笑っていたかって?
それは、私が亭主に向けて書いた脅迫状を読んだからさ。

ルーリーは何処から来たかって?
さあ、知らないね。

私の神経状態?
極めてまともだよ。

亭主と、腕白小僧が4人。

あなたはどう?
こんな事はない?

棚の中の缶詰をどけてみたら、その下に、あろう事か、干しぶどうの袋が!
そのまた下には、ポテトチップの袋まである!

大事にした芝生にもぐらの穴はない?

入れたアイスティーがにごってない?

そんな、あなたは、私たちの仲間。秘密結社なの。
合言葉は、メーデー。これであなたも仲間入り。

結婚した当初はルーリーなんて、気がつかなかった。
でも、良く見ると、鼠にしては大きな足跡が!
それが、ルーリー。

私は、この前、思った。殺人罪で起訴されたら、どうしょう!って。
全員女性の陪審員なら、こっちのもんだわ。

全員言うの、「この殺人は、正当と認められる」

何の話だっけ?そうそう、ルーリーね。

亭主は言うわ。
これが、ルーリーの足跡とは認められない。まだ、猫、犬、大型のかえる、などの可能性がある。
ああ、そうですか。

私は、ルーリーの正体を掴むわ。
きっと、私がインディアンに生れたら、名前はこうよ。「小さなガラガラ蛇」。

雨降る深夜、小さなガラガラ蛇は、闇をそっと歩いた。
ルーリーは何処だ!

冷蔵庫を開けると、そこには、"チョンシー専用"と書かれたイチゴジャムが。
亭主の自分用のジャムだ。ばか者め!

突然、部屋の電気が点く!
亭主だった。
「何してるの?」

「な、何か、もの音がしなかった」
私はどぎまぎ、答える。

「ああ、そりゃ、雷さ」

そして、私は洗面所の鏡に貼った紙がなくなっていたのに、気づいた。

そこには、こうあったのだが、
「親愛なるチョンシー。私のヘアブラシに、ヘアトニックが、べったり着いていました。
   犯人を見つけたら、教えて下さい。そいつの髪の毛をむしります」

翌朝、亭主が洗面所で叫んでいた。
「ぼくの、ぼくの髪の毛が、減っているよお!」




..............


あ、そうか、今、気がついた。
髪の毛むしりの犯人が。

まとめて見ると、よくわかりますね
記:2011.06.25

  3 Minutes World 3Minute World 3Minutes World 3Minutes World 3Minutes World 3Minutes World 3Minutes World 3Minutes World 3Minutes World

三分 小説 備忘録

  [どんな落ちだっけ?]




・ホーム
・海外SF1トップ
・インフォメーション
・掲示板
・お問い合わせ