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『小松左京フライバイガイド』 2006年6月号


−−−−−−−−−−−−−−−− 刊行 −−−−−−−−−−−−−−−−−−

★2006年6月10日
 『京都大学文学部の百年』にイタリア文学卒業生としての原稿掲載。

★2006年6月15日
 日本文芸社パンドラ文庫で、『天変地異の黙示録』発売(奥付は6月25日)。
 語り下ろしの「地球文明に未来はあるか?」と、「終末観と未来のイメージ」、
 「ユートピアの終焉」「地球政治時代への提言」(『異常気象』最終章)を収録。

★2006年6月30日 描き下ろしコミック・アンソロジー
 『日本ふるさと沈没』(徳間書店)発売。
 ラインアップは、吾妻ひでお、あさりよしとお、唐沢なをき、遠藤浩輝、藤原カムイ、
 西島大介、伊藤伸平、鶴田謙二、恋緒みなと、ふわだいすけ、米村孝一郎、
 ひさうちみちお、いしいひさいち、トニーたけざき、園田健一、寺田克也、TONO、
 宮尾岳、安永航一郎、ヒロモト森一、幸田朋弘、ロマのフ比嘉、とり・みき
 という豪華メンバーです。

★2006年6月30日
 一色登希彦版漫画『日本沈没』(小学館『スピリッツ』連載中)のコミックス
 第1巻、第2巻同時発売。


−−−−−−−−−−−−−− 講演・放送 −−−−−−−−−−−−−−−−−

★2006年6月2日
 日本テレビ「ザ・ワイド」午後2時頃から、5/29に亡くなられた岡田真澄さんが
 出演された「さよならジュピター」のシーン、紹介。

★2006年6月6日
 ラジオ大阪「むさし・ふみこの朝はミラクル」に出演。7時40分頃です。
 「日本沈没」の完成披露試写会を観ての感想などを話します。

★2006年6月14日 TBSラジオ
 「大沢悠里のゆうゆうワイド」の「日本沈没」特集に出演。

★2006年6月20日20時から20時55分
 BSフジ「メッセージ・ジャパン」で福田和也氏とのトーク番組に出演。
 「生命は宇宙の迷惑!?SF界小松左京の人類未来学」
  再放送は、6月21日(水)12時〜12時55分
       6月25日(日)10時〜10時55分
       6月27日(火)20時〜20時55分
       6月28日(水)12時〜12時55分
       7月 2日(日)10時〜10時55分
 月に何回も再放送する。


−−−−−−−−−−−−−− 臥猪庵 hic −−−−−−−−−−−−−−−−−

平成18年水無月(6月)15日

 7/6から東京ビッグサイトで開催される東京国際ブックフェアで、私の「小松左
 京全集」の発表をするというコニカミノルタのブース用に、ビデオ収録。映画「日
 本沈没」のプロモーションビデオも流すという。発行元は城西国際大学出版会なの
 だが、コニカミノルタのリアルタイムパブリッシングシステムを使って発行するの
 で、コニカミノルタのブースでデモンストレーションするというわけだ。「コマツ
 ミノルダ」などと、ダジャレをいったが、これは多分カットされるだろう。
 そのあと、映画「日本沈没」で全面協力してくれたJAMSTEC(海洋研究開発機構)の
 広報誌、『Blue Earth』の取材を受ける。グラビア誌を使った写真の綺麗な広報誌
 だ。夜は、全集の打ち合わせ。

平成18年みなづき(6月)16日

 SF作家クラブの恒例温泉旅行。今年は田中光(二)ちゃんの運転で、豊田(有恒)
 さんも一緒にクラウンに乗って小諸の中棚荘へいった。明け方ふっていた雨も、出
 発の11時には上がり、走っていく内にどんどん快晴に向かっていった。
 今年は珍しく筒井さんも、「よみがえり」で甦った梶尾真治も来た。「日本沈没第
 二部」を無事完成させてくれた谷甲州も、作家クラブ会長として挨拶。「日本以外
 全部沈没」の映画化もすすんでいるので、話題は当然そちらに行く。夜の宴会から、
 筒井さんは持ってきた三〇センチもの葉巻の廻し喫みで参加者を一つにまとめ、宴
 会後は、私の部屋に夜中まで大勢が集まって、わいわいがやがや、楽しく盛り上が
 った。

平成18年水無月(6月)17日

 3時頃まで起きていたのだが、朝8時の朝食時間には起きて、朝酒を飲む。テラス
 で珈琲を飲みながら冷酒も飲み、9時20分には車で東京へ。
 12時には東京駅に着いた。さすがにトイレに駆け込んだが、身障者用のトイレが
 ふさがっていて、健常者用のトイレへ。階段を上らなければならない。最近、身障
 者用トイレのふさがっている率が高い。これ、なんとかならんのかね。13時6分
 発のひかりで大阪へ。いつものように車椅子の手配をしてもらって女房に迎えに来
 てもらったが、小諸からいっきに大阪への帰還は、やはりかなり身体に応えて、し
 んどかった。しかし、楽しい旅行だったよ。

平成18年みなづき(6月)23日

 四金会の日だが、その前に、毎日放送の「ありがとう浜村淳です」の収録で、浜村
 淳ちゃんと久しぶりにあった。リメイク版「日本沈没」の映画の話だ。彼は映画に
 は詳しくて、33年前の「日本沈没」の時にも、それから、1984年の「さよな
 らジュピター」のときにも、ラジオで取りあげてくれた。四金会には、久しぶりに
 梅棹(忠夫)さんが来た。胃の手術をして以来、元気をなくして久しく夜の外出を
 制限していたのだが、最近ようやく元気になって、本をあと20冊出すと宣言して
 いる。すごいおっさんや。


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