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『小松左京フライバイガイド』 2006年1月号


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−−−−−−−−−−−−−− 臥猪庵 hic −−−−−−−−−−−−−−−−−

平成18年(2006)むつき(1月)13日(金)

 フロンティア3000研究会の前に、NHK神戸の「震災メッセージ」収録。
 5分のメッセージインタビューだが、1時間半かかった。11年目を迎える前日、
 16日の夜に放送されるそうだ。
 被災者のみんなに、これからどうしていったらいいのかアドバイスを、といわれて
 も、私にはわからない。しかし、戦争で焼け野原になっても生き残った人間はなん
 とか生きてきたのだ。そうしてこれだけの高度成長を遂げた。私だって生きて来ら
 れたのだから、みんなだってなんとかするさ。人間の力は、捨てたものではない。
 しかし、それにつけても、構造捏造はけしからん。阪神大震災の教訓を全く生かそ
 うとしていないのだから! 死亡原因の大半、建物崩壊による圧死だったのだから。

平成18年(2006)睦月(1月)19日

 今年最初の、東京。
 澤田君が「自作を語る」の取材、そのあとは、コマ研が大勢来てくれた。うれしい
 ね。

平成18年(2006)むつき(1月)20日

 高齋さんが午後、ホンダのプロモーションがニューオータニであったからと帰りに
 寄ってくれた。今度の『小松左京マガジン』で編集長インタビューをするので、そ
 の打ち合わせもする。夕方、3金会の前に、久しぶりに床屋へ寄って散髪。
 3金会へは、週刊朝日百科『シルクロード紀行』の編集者が原稿依頼に来た。さて、
 書くことはいっぱいあるが、何を書こうか。

平成18年(2006)むつき(1月)21日(土)

 朝一番は、今年のSF大会「ずんこん」の実行委員が来て、参加の要請を受ける。
 映画「日本沈没」の公開と重ならなければ、参加すると答える。7月8日、9日松
 島でのSF大会だ。
 ところで、来年2007年のワールドSFコンベンションは、だいじょうぶかね。
 読売新聞の「あの時の私」担当記者が、インタビュー。
 終戦の時の原爆体験と、SFへの道について語った。帰阪するギリギリまで食いつ
 いてきて、あわただしくタクシーに乗る。

平成18年(2006)睦月(1月)28日

 新年があけて、はや一月。私の75才の誕生日を迎えた。
 前日の27日は、いつもの四金会で、みんなに祝ってもらったが、当日は、家で妹
 と女房と三人で祝った。日曜日には、子供達が孫を連れてくることになっている。

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