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『小松左京フライバイガイド』
2005年11月号
−−−−−−−−−−−−−−−− 刊行 −−−−−−−−−−−−−−−−−− ★2005年11月21日 福井新聞で共同通信発の「文人往来」で、星新一さんについて語った記事、掲載。 「おとぎの世界 再生」。その後、様々な地方紙に随時掲載。 −−−−−−−−−−−−−− 講演・放送 −−−−−−−−−−−−−−−−− ★2005年11月17日 新宿歌舞伎町のトークライブスポット、ロフトプラスワンに出演。 「小松左京、かく語りき」 地球、自身、宇宙…神に至るまで縦横無尽に語る! 【出演】小松左京(作家)【聞き手】松浦晋也、浅利義遠(予定)、他 18:30Open/19:30Start ¥2000(飲食別) ※前売発券あり。ローソンチケットにて11/6〜発売(Lコード:35578) ★2005年11月29日 NHK-BS2 6:50〜6:59、18:50〜18:59 「あの日〜昭和20年の記憶」に出演。 総集編は12月4日 BSハイビジョン 23:00〜23:50 12月10日 BSハイビジョン 10:00〜10:50放送。 −−−−−−−−−−−−−− 臥猪庵 hic −−−−−−−−−−−−−−−−− 平成17年霜月(11月)11日(金) フロンティア3000研究会で、西はりま天文台長の黒田さんに話してもらう。 モバイル・プロジェクターを使って、わかりやすく、面白く話す黒田さんは、日本 天文学会の副理事長にもなり、大忙し。その合間を縫って、佐用町から駆けつけて くれた。 西はりま天文台の新しい望遠鏡、なゆた望遠鏡が撮影した美しい天体写真を見せな がら、ハイビジョンカメラで撮影するとこう、赤外線カメラで撮影するとこう、と 比較しながら説明してくれ、その性能のすばらしさと宇宙に散らばる星々の様子、 その仕組みなどについて話してくれた。 また、2009年の皆既日食をトカラ列島に行って船上から観測しよう、というプ ロジェクトの説明もあり、みんなで行こう! ともり上がった。 ちょうどフランスから、京都の総合地球環境学研究所に研究員として来ていたジャ ーヌ・コビーも来て、久しぶりの対面となった。 平成17年しもつき(11月)17日(木) 『Quick Japan』(太田出版)62号で、ラジオ特集をやるというので、「ラジオと 私」のインタビューを受ける。雑誌を見てみれば、若者向けのポップカルチャー雑誌 で、どうして、と思ったが、ラジオ文化を見直したいということらしい。多いに結構。 小学校からJOBKで子供放送局のキャスターをしていた話をする。 夜は、新宿歌舞伎町のトーク・ライブスポット、ロフト・プラスワンで、宇宙作家ク ラブの人間とライブ・トーク。何の話をしてよいやらわからなかったが、私としては 「宇宙と文学」の話をしたつもりなのだ。しかし、例によって、あっちこっちに寄り 道して、結局どうなったのやら、わけがわからん。しかし、楽しかった。7時半から 10時近くまで居たが、煙草を吸いながら話せるので、苦にはならなかった。 平成17年しもつき(11月)19日(土) 2008年のSF大会を大阪でやるということで、その実行委員会の人間が事務所ま で来て私に顧問になってほしいとのこと。柄の大きい人間が4人も来ると、事務所が 急に狭くなったようなきがする。どんぶりを一緒に食いながら、会場はどこがいいか、 テーマや内容はどんな風にしたらいいのか、いろいろと意見を言い合った。 平成17年霜月(11月)18日(金) 朝早くに、城西国際大学のメディア学部長が来て、私の全集の出版について、新しい 出版方式で出してくれるとのこと。コニカミノルタのプリンターやパナソニックのe- bookなど、はじめからマルチ・メディアで対応し、しかも、文字出版文化を継承する 形で、次世代出版の人材を育てていく、という大学の方針を聞き、大変面白いと思っ た。来年が楽しみだ。 午後から、朝日新聞文化部の「風韻」掲載のためのインタビュー取材を受ける。12 月3日に掲載とのこと。 夜は、いつものように、カプリバーで3金会。珍しく、久保ちゃんとさくらちゃんが 事務所まで来てくれた。