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『小松左京フライバイガイド』 2005年1月号


−−−−−−−−−−−−−−−− 刊行 −−−−−−−−−−−−−−−−−−

★2005年1月1日
 共同通信配信新春座談会「地球号の新未来図」松井孝典さんとの対談掲載。

★2005年1月
 朝日新聞オピニオン欄に阪神大震災10年目についての原稿、掲載。

★2005年1月
 神戸新聞 阪神大震災10年目企画に掲載。


−−−−−−−−−−−−−− 講演・放送 −−−−−−−−−−−−−−−−−

★2005年1月〜3月(月〜土 夜11:55〜0:00)
 FM東京はじめ各地のラジオ放送局の「小松左京ドラマンス」で女シリーズを
 松尾貴史の出演で放送。


−−−−−−−−−−−−−− 臥猪庵 hic −−−−−−−−−−−−−−−−−

平成17年(2005)睦月(1月)11日

あけましておめでとうございます。
去年の中越地震のあと、スマトラ沖の地震でインド洋に大津波、今年に入っても欧米
の異常な暴風雨。地球がちょっとおかしくなっていると思う。
国連は、もういちど地球の状態を全世界あげて観測し、そのデータを集計して地球に
何が起こっているのか、調べてほしい。
NASAが、スマトラ地震で地球の自転速度が百万分の2.68秒、1000年で1秒速
くなった、とレポートしたが、このような微細な観測も可能な時代なのだ。
これまでの地球46億年の歴史の中で、何度も氷河期や温暖期がきているが、そのメ
カニズムはまだ解明されておらず、氷河期になる原因の一つとして地軸の傾きをいう
説もある。現在は23度半の傾きだが、この傾きが小さくなると氷河期になるという
のだ。極も反転する。人類がこの地球に存在しているのは、まだほんの数十万年のこ
とだ。人間が偉そうなことを言っても、地球の歴史の中では、新参者なのだ。活発に
動いている星の上に、住まわせてもらっているのだから、その星のことをもっと知ら
なくてはいかん。地球物理学的な研究を進めてもらい、そのデータをもっと一般の人
の共通の知識にしてもらいたい。そして、「地球防衛軍」を結成するというのを提案
したいのだが、どうだろうか。


平成17年(2005)むつき(1月)18日

今日、女房に口説き落とされてようやく市民病院の整形外科に行ってきた。
4年前に家で転んで右肩を亜脱臼して以来、あちこちガタガタになってきていたのだ
が、去年の暮れから足の裏に魚の目が出来たりあかぎれが出来たり、痛くて歩くのが
ますます困難になってきた。腰も痛い。まぁ、それで寝てばかり居たわけだが、この
時期恒例の「鬱」の気も出てきているわけで。14日に久しぶりに鬼秘書にあったら、
あんまり左右に身体が触れるので、これをほっておいてはいけない、としかられた。
レントゲンを撮ってもらったら、なんと、右肩は亜脱臼ではなくて骨折していたそう
だ。もう今更固まってしまったのだから、どうしようもない。痛かったはずだ。それ
でも病院に行かなかったのは、私の勝手なのだから、仕方ない。脚も、血行が悪くな
っているので、ほっておくと壊死して切断しなければならなくなる、とおどされた。
とにかく、杖をもらったので、20日からは東京に行く。新幹線で転ばぬようにと、
やかましくいわれているが、何とかなるだろう。

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