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『小松左京フライバイガイド』 2004年10月号


−−−−−−−−−−−−−−−− 刊行 −−−−−−−−−−−−−−−−−−

★2004年10月13日
 光文社文庫より女シリーズ10編を収めた『旅する女』発売。
 表紙絵は萩尾望都さま、解説は宮部みゆきさん。

★2004年10月28日 『小松左京マガジン』第16巻発行。

★2004年10月30日
 NTVの番組「おしゃれカンケイ」の「16小節のLOVE SONG」をまとめた本に、高
 島忠夫さんへの手紙が収録掲載。日本テレビ放送網出版。


−−−−−−−−−−−−−− 講演・放送 −−−−−−−−−−−−−−−−−

★2004年10月1日より
 綜合放送配信で新しく月−金の朗読番組「小松左京ドラマンス―日本沈没」が
 始まる。脚色・近藤峰子、朗読・松尾貴史
 23:55から5分間、65回にわたって放送される。

★2004年10月13日(水)
 イイノホールにて地球シミュレータセンター・シンポジウム、立花隆・佐藤哲也セ
 ンター長と「シミュレーション文化が拓く人類と地球の未来」についてのパネルデ
 ィスカッションに参加。参加費無料。詳細はこちらへ。
 http://www.es.jamstec.go.jp/esc/jp/event/sympo2004.html

★2004年10月16日〜2005年1月16日
 川崎市岡本太郎美術館開館5祝年「まる裸の太郎展」で、岡本太郎さんが出演した
 テレビ・ラジオ番組の展覧会が開催されている。リーフレットに、小松左京も寄稿。
 共演番組も紹介されているはず。



−−−−−−−−−−−−−− 臥猪庵 hic −−−−−−−−−−−−−−−−−

平成16年神無月(10月)25日

 気がついてみれば、10月の下旬。2ヶ月もご無沙汰してしまった。
 9月は、さすがに疲れてしまって、9月2日に小松左京賞の選考会で東京へ行って
SF作家クラブの総会に出席して以来、出かけなかった。
オニ秘書は、長崎に「ちきゅう」という海底掘削探査船を見に行ったり、フロンティ
ア3000研究会で大阪に来たり、西宮で「心中天網島」の公演に来たり、飛び回っ
ていたようだがね。
 9月30日に宮部みゆきさんと対談するために、東京に来て、翌日は、小松左京賞
の授賞式がキャピタル東急ホテルであった。
宮部さんとは、推理作家教会のパーティですれ違っても、ゆっくり話をする機会がな
かったが、こんど光文社文庫から出た女シリーズ完全版『旅する女』に解説文を書い
ていただいたご縁で、イオまでご足労いただいてお話をしたのだ。おきゃんで芸達者
な辰巳芸者の気っ風で、楽しいひとときだった。その時の様子は、『小説宝石』11
月号に掲載される。

 10月1日の小松左京賞の授賞式で有村とおるさんに初めてお会いした。堂々たる
「おとな」で、新人作家として「おとな」の文学を書いてもらいたいと伝えた。
あとは、春樹事務所のファッションショーのようなアトラクションで、会場は盛り上
がっていた。

 と暢気に一月前のことを話していると、23日(土)の新潟中越地震の様子がどん
どん明らかになってきて、大変なことになっているらしい。阪神大震災の山間部版の
ような被害だ。今年は台風も大きな被害を残したし、日本列島はズタズタですな。

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