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『小松左京フライバイガイド』
2004年4月号
−−−−−−−−−−−−−−−− 刊行 −−−−−−−−−−−−−−−−−− ★2004年4月7日刊行の会員向けカタログ誌『クラブ・コンシェルジュ』 お茶屋遊びについての取材コメント掲載。 ★2004年4月25日発売 『ヘルストリビューン』5月号(ニューライフ) 「なんと愉快な大病人」のコラムでインタビュー掲載。 ★2004年4月29日発行 『週刊20世紀シネマ館』No.14(講談社) 1956年@の号で「青春プレイバック あの時、私は」に掲載。 −−−−−−−−−−−−−− 講演・放送 −−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−− 臥猪庵 hic −−−−−−−−−−−−−−−−− 平成16年(2004)卯月(4月)5日 今年はずいぶん長いこと桜を楽しめるね。先月の18日、東京にいったときからす でに咲き始めていたが、今日もまだまだきれいに咲いている。 3日は例年民博の花見をしていた石毛さんが館長を辞めたので、ホテルニューオー タニのトレーダービックスで、大阪城公園の桜を見ながらの花見だった。 フランスから来ていたコビーさんも含め、いつものメンバーが60人ほど集まり、 オニ秘書も気張って着物を着て東京から駆けつけ、賑やかなことだった。 上方では「何事ぞ、花見る人の長刀」と、長刀をさして花見に来る侍のヤボを笑い、 庶民の楽しみとしての花見を歌っていますが、江戸では「花は桜木、人は武士」とい うように、桜と武士を、美しく咲いて潔く散るものとして対照させています。何の歌 だか忘れましたが、「花も露も 払えば清き袂かな ほんにほんに昔のことよ 我が 待つ君を 君も待ちけん」という、相思相愛の歌も思い出しました。「咲いた桜に なぜ駒つなぐ 駒が勇めば 花が散る」という都々逸もあります。 「花」ということで、いろいろなことが思い出されてきました。 今晩も、米(朝)さんや石毛さんと会うので、また、飲んでしまいそうだ。