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『小松左京フライバイガイド』 2003年10月号


−−−−−−−−−−−−−−−− 刊行 −−−−−−−−−−−−−−−−−−

◆10月1日 日本経済新聞文化欄に「夢路こいしさんを悼む」掲載。

◆10月16日、10月21日             日経新聞(関西版)夕刊
  「災害に強い日本をつくれ」「世界に示せ災害に強い日本」と2回にわたって、
  土岐憲三さん(立命館大学教授)との対談が掲載。
  「地震災害から文化財を守る会」の実質的推進者の土岐先生の研究が、この度、
  国の21世紀COE(世界的先端研究拠点)の指定を受けたことで、会長を引き
  受けている小松が対談して、その重要性をアピール。

−−−−−−−−−−−−−− 講演・放送 −−−−−−−−−−−−−−−−−

◆10月5日                             YTV
  夢路いとしさん追悼番組にコメント出演。


−−−−−−−−−−−−−− 臥猪庵 hic −−−−−−−−−−−−−−−−−

神無月(10がつ)3日

 緊急で、吉朝からメールが来たので、変則で書きます。
 実は、今日、吉朝の独演会が東京の国立演芸場であるのだが、私も日経大阪の急な
依頼で土岐憲三先生との対談が入り、オニ秘書も行かれなくなってしまった。これか
らの上方落語を背負う、若手実力者ではあるが、どうも東京では今ひとつ知名度が低
いようだ。チケットの売れ具合が悪いようなので、SOSがきた。どうか、東京圏の人、
見に行ってやってください。


神無月(10月)10日

今日は、本来の「体育の日」だが、休日が13日に変わってしまったので、単なる二
金会、フロンティア3000研究会の日だ。
今回は、大中咲子さんがトリガーワークスといって、アメリカのトリガー博士が開発
した「気持ちよさを知って自然治癒力をアップする」治療法を、実演してくれた。
まだ20代の若い女性で、京都大学で高坂正暁先生の最後の学生だったらしい。私は
遠慮したが、実演してもらった人は、みな雲になったように体が軽く感じるとのこと
だった。身体は同じことでも「こんなにできる」と思うのと、「これしかできない」
と思うのでは、脳から神経への発信が変わってしまうので、「気持ちよい」感覚を脳
に繰り返し教えると、自律神経に働きかけて、本当に体の調子がよくなるようなのだ。
「笑う門に福来たる」と言うように、笑うことも免疫力を高めるらしい。私も子供に
できるだけ「美しいものをたくさん知ってほしい」と書いたことがあるが、「美しい
もの」「美味しいもの」「楽しいこと」「気持ちいいこと」の喜びを実感して知って
いれば、いつか本当に苦しいことにぶつかっても、どこかでその記憶を脳が呼び戻し
て、身体を治してくれると思うのだ。身体と心は一体だから、苦しさから立ち直る気
力もわいてくる。土岐憲三先生との対談で、WHOが、MentalHealth, Physical Health,
Social Health に あらたにSpiritual Healthを加えたという話がでたが、人間の身
体は本当にデリケートで複雑なものだ。

かんなづき(10月)17日

音楽評論家の伊藤強さんと会う。来年、ラジオのある放送局で、彼と「歌でつづる日
本の庶民文化史」について語る番組をやることになっているので、紹介してもらった
のだ。報知新聞の芸能記者をしていたというだけに、古いことをきっちりと調べてい
らして、「それはリンゴの唄からはじまった」(駸々堂)という本も出している。そ
れが面白いのだ。ただ、これは戦後のことだけなので、私が覚えている戦前の唄、替
え歌、コマーシャルソング、軍歌などについて語りたいのだ。早く番組をはじめたい!

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