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『小松左京フライバイガイド』 2003年4月号


−−−−−−−−−−−−−−−− 刊行 −−−−−−−−−−−−−−−−−−

◆4月1日 『CGWORLD』5月号
  イベント情報欄に「さよならジュピター」DVD版サイン会告知。

◆4月17日 『週刊文春』
  この人のスケジュール欄に掲載。

◆4月18日 『月刊アスキー』5月号
  イベント紹介欄に「さよならジュピター」DVD版サイン会告知。

◆4月18日                        角川春樹事務所
  文庫ショートショート全集第2巻目『月よ、さらば』発刊。

◆4月23日                            朝日新聞
  4/7開催した鉄腕アトム誕生祝賀記念講演会の記事掲載。

◆4月25日                        NHKソフトウェア
  DVDで『人形劇音楽集』発売。「空中都市008」のテーマソングが収録。
  ほかに「チロリン村とくるみの木」「ひょっこりひょうたん島」「ネコジャラ市
  の11人」「新八犬伝」「真田十勇士」「笛吹童子」「紅孔雀」「プリンプリン
  物語」「人形劇三国志」「ひげよさらば」
  制作スタッフのこぼれ話、予告編なども入っている。アミューズソフト販売。

−−−−−−−−−−−−−− 講演・放送 −−−−−−−−−−−−−−−−−

◆4月20日 午後10時15分〜10時55分        NHKラジオ第一
  「ラジオ文芸館」で「召集令状」を朗読。

◆4月26日 午後3時から4時            青山ブックセンター本店
  「さよならジュピター」DVD発売記念サイン会。
  あらかじめDVD購入時に配布された整理券を持参。

−−−−−−−−−−−−−− 臥猪庵 hic −−−−−−−−−−−−−−−−−

平成15年卯月(4月)7日

 今日は鉄腕アトムの誕生日!
あちこちで、アトム誕生のイベントが催されているが、わたしも阪大フロンティア研
究機構主催のアトム誕生記念講演会「50年目の夢、50年後の夢」に聴衆として参
加するため、大阪中央公会堂に出向いた。
 昨晩は、手塚プロダクションからもらった「アトム時計」が、4月7日零時に目覚
めるから、とイオで見守るスタッフといっしょにテレビ電話を通じて立ち会い、「そ
の瞬間」をシカト目撃した。やれやれ。さぁ、これからのロボットはどのようになっ
ていくのだろうか。ROBODEXに出品されているロボットを見ても、日本でのロボットは、
人間とのコミュニケーション・インターフェイスをどんどん人間的に優しく、楽しい
ものになってきている。こうゆうものを見ると、長生きしたいなぁと思う。


平成15年うづき(4月)11日

 大阪で毎月やっている二金会・フロンティア3000研究会。4月は奈良県桜井市
箸中にある三輪そうめん山本本社に新大阪から近畿タクシーのバスを仕立てて集まっ
た。
 三輪そうめん山本の山本社長と米朝さんが、ある会合で「そうめんを題材にした落
語、『そうめん喰い』くらいしかありまへんな。新しい落語出来たら面白いですな」
「そら、おもろいな」という会話があり、そばにいた石毛さんも「そら、おもろい」
とのって、さっそく小佐田(定雄)はんに頼んで作ってしまったのが「恋そうめん」。
そのネタおろしの会を、そうそうたる実行委員会で200人から集めて行ったのが、
今回の「糸依寄席」。吉朝が「恋そうめん」、米八が曲独楽、米ヤン(米朝さん)が
「茶漬間男」をやった。
 あいにくの小糠雨降る中ではあったが、バスで日本古代史をひもときながら(小松
多聞の解説)、唐古・鍵遺跡を見、卑弥呼の墓といわれる日本最古の箸墓遺跡をなが
め、大和三山を横に見て、三輪そうめん山本で流しそうめんをご馳走になり、寄席で
笑い、今どき珍しい江戸独楽の曲芸を見、おいしいお酒と馬刺を食べて、楽しい一日
であった。


平成15年卯月(4月)27日

 昨日は、20年ぶりの書店でのサイン会のため、大阪から東京の表参道に直行した。
青山通り沿いの青山劇場子どもの城には、なつかしい岡本太郎さんの彫刻が天に諸手
を広げて立っている。隣には国連大学が威風周囲を圧し、その広々としたプラザの奥
にウィメンズプラザ、住宅整備公団、コスモス青山があって地下二階のガーデンフロ
アにサイン会場の青山ブックセンターがある。テラスにガーデンチェアがあり、ガラ
ス張りのビルの隙間はゆったりとした吹き抜けの庭という雰囲気でなかなかいい。と
ころが建物内はなんと全館「禁煙」!
 ニコチンを吸いだめして、サイン会場に入っていくと、すでに十人以上が椅子に座
って待っていてくれた。モニターからは映画が流れ、カセットプレーヤーからは私の
希望で挿入歌をエンドレスで流してもらった。4時過ぎてから駆け込んできた人が二
人いたが、彼らには外のテラスでさせてもらった。その一人がなんと20歳の青年。
「さよならジュピター」は小説でしか読んだことが無く、映画はまだ観ていないとの
こと。好きな作品や感動したフレーズを熱っぽく語ってくれ、私としては、こんな若
い人がまだ読んでくれて感動してくれることをしって、とても嬉しかった。最後の整
理券番号は31だったから、結構高いDVDを31人が購入してくれたということだ。
ありがたいことだ。でも、ご損はかけていないと思います。
 終わってからイオで打ち上げ。
コマケンの人間がぼつぼつと集まってくれて、結局、神田でやはりサイン会をしてい
たとり・みきも田北君といっしょに合流してくれ、13人にもなった。いや実に幸せ
な一日だった。

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