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『小松左京フライバイガイド』
2002年11月号
−−−−−−−−−−−−−−−− 刊行 −−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆11月 "Science Fiction Studies" #88=Volume 29, Part 3 に Susan Napier,巽孝之、小谷真理による小松左京インタビューが掲載。 購入の方法は、http://www.depauw.edu/sfs/masthead.htm へ アクセスしてください。 ◆11月 共同通信配信「文学は語る」掲載。 ◆11月 社団法人建設広報協議会広報誌『国土交通』 エッセイ「道の文化・道と文化」掲載。 ◆11月11日号 『日経ビジネス』 巻頭「有訓無訓」に談話掲載。 http://nb.nikkeibp.co.jp/free/NBINDEX/20021107/103078/ ◆11月14日刊 小佐田定雄『落語大阪弁講座』 平凡社 帯に推薦文掲載。 ◆11月30日刊 のみなもと太郎『風雲児たち』F 帯に推薦文掲載。 −−−−−−−−−−−−−− 講演・放送 −−−−−−−−−−−−−−−−− ◆11月8日19:30放送「クローズアップ関西」 NHK大阪 ノーベル化学賞受賞の田中耕一さんの幼少期の話の中で、科学少年の原点と して愛読書が紹介され、『空中都市008』が大写しになりました。 自分で考えることの大切さをこの本から学んだそうです。 −−−−−−−−−−−−−− 臥猪庵 hic −−−−−−−−−−−−−−−−− 霜月(11月)1日 筒井康隆さんに紫綬褒章のニュースが昨日発表された。いやぁー、おどろいた。 SF界では、はじめての慶事だ。これは、めでたい、お祝いの会をしよう、とさっ そく思う。しかし、普通のパーティでは、面白くないし。来年の4月1日にしよう か、などと、バカな話にしてしまうのが、SF仲間のしょうもないところだなぁ。 霜月(11月)20日 11月のフロンティア3000研究会の日、11/8(金)の「関西クローズア ップ」でノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんの秘話「4つの偶然」のなかで、 少年時代の耕一少年に「自分の頭で考え、自分の手でつくることの大切さ」を教え た本として、私の本『空中都市008』が紹介されたのには、びっくりした。小学 校4年生の頃の愛読者だったそうだ。その感想文が紹介されたのだが、本当に嬉し い。拙著が少しでも良い影響を与えたのだとしたら、こんな光栄なことはない。 来年1月末にNHKで放送されていた人形劇「空中都市008」が、星新一さんの 「宇宙船シリカ」と手塚治虫さんの「銀河少年隊」とともにDVDで発売されるこ ともあり、いいタイミングだった。この話は「アオゾラ市のものがたり」という題 で「日本PTA」に連載していたもので、私にとってもとても愛着のある作品です。 ラジオで加賀美さんのような上手なアナウンサーに読んでもらいたいなぁ、と思っ ていたのですが、その望みはまだ叶えられていません。