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『小松左京フライバイガイド』
2001年6月号
−−−−−−−−−−−−−−− 刊行予定 −−−−−−−−−−−−−−−−− ◆6月19日(火) 一面「京都に未来はあるか」 京都新聞 シリーズ第四部「都市と理念」にインタビュー記事掲載。 「可能性は無限大にある」といっている。 −−−−−−−−−−−−−− 講演・放送 −−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−− 臥猪庵 hic −−−−−−−−−−−−−−−−− 平成13年水無月(6月)2日、3日 コマケンの合宿で、蒲郡へ。三歳の仁希ちゃんも交えて総勢19名。 蒲郡駅そばの「生命の海科学館」見学。ヨットレース、アメリカズカップ ニッポ ンチャレンジの前にあるガラスと木材をうまく使った高松伸設計によるしゃれた建物。 恐竜の化石、バージェス頁岩の標本、巨大隕石など、46億年の地球の歴史と生命の 歴史を化石とCG映像によって見せてくれる。1億8千年前の水生爬虫類「イクチオ ザウルス」の本物化石には驚いた。地元信用金庫からの寄贈だった。学芸員の女の子 がこちらの細かな質問にもいちいち答えてくれ、「こんなに熱心にみてもらえて嬉し い」と感激していたのがおもしろかったね。 平成13年みなづき(6月)28日 毛利衛さんが館長に就任して7月10日に公開する「日本科学未来館」に行く。 「ものの展示」よりも、「人との交流」を大事にする科学館をめざし、最先端の科 学技術を紹介しながら、その背景、開発者の考え方などを「インタープリター」との 会話を通じて理解してもらおうという趣旨らしい。吹き抜けにぶら下がった球形のデ ィスプレーは、地球にも、月にも、太陽にも、火星にも、さまざまに使えて面白そう。 地球シミュレーターとして、海底図や海流図、地層図にも使えるだろう。 現在から過去に遡り、現在進行形の先に未来がある、という流れがよく伝わる。と にかく来た人に考えさせようとしているので、大変だろうと思う。 毛利さんから、現場でのアドバイスを依頼された。面白そうなので、これから何度 も足を運びたいと思う。