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『小松左京フライバイガイド』
2001年1月号
−−−−−−−−−−−−−−− 刊行予定 −−−−−−−−−−−−−−−−− ◆1月 小説現代1月増刊号「メフィスト」p434-p443 東浩紀・特別インタビュー「未来と救済へ向かう文学−−小松左京氏に聞く」掲載 ◆1月5日 『神への長い道』発売。 徳間Web書店 ザウルス文庫でも買えます。 ◆1月10日 ちくま文庫猟奇文学館3『人肉嗜食』に『秘密』が収録。 ちくま文庫『手塚治虫マンガ文学館』に解説を書いている。 ◆1月17日 ひと萌ゆる〜発掘・ひょうごの近代鉱脈 神戸新聞 《海野十三》のなかで、コメント。 ◆1月21日 石原広子朗読の会第三回公演「文学を呼吸する」東京・内幸町ホール 「運命劇場」を蒲生順子さんが朗読。前売り3150円・当日3500円。 申し込みは03-5566-1562 ◆1月26日 『陰陽師伝奇大全』に『女狐』が収録。 白泉社刊 ◆1月28日 小松左京70歳誕生日。『小松左京マガジン』創刊号発刊。 イオ −−−−−−−−−−−−−− 講演・放送 −−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−− 臥猪庵 hic −−−−−−−−−−−−−−−−− 平成13年むつき(1月)10日 21世紀、明けましておめでとうございます。 2001年になってしまいましたね。こんなに穏やかに新世紀の移り変わりを迎えら れるとは、思っていなかった。 そもそも、自分がそれまで生きているとは思っていなかったので、不思議な気がする。 この1月で、「古稀」ですぞ。 体調は芳しくない。食欲はないし、身体もしんどい。酒の飲み過ぎだろう、といわ れればそれまでだが……。 3日は、米朝一門会がサンケイホールであり、女房と一緒に行く。打ち上げのあと、 全日空シェラトンに部屋を取っておいたので、皆を誘い、9時頃まで飲んだ。「小松 左京マガジン」第二号では、私の「人類裁判」の落語版が載る予定だが、いずれ米朝 一門の弟子達に「なぜ米朝さんの弟子になったのか」を聞き出したいと思っている。 お楽しみに。(それまで生きていたいなぁ……) 明日から、本格的な仕事始め。東京にでる。鬼秘書に会えるぞ! でも、こわいよ〜 平成13年むつき(1月)29日 昨日28日で私も「古稀」。息子たちや孫達に囲まれて幸せなことだが、複雑な思 いだ。実は先週22日の午後、家の玄関前で郵便物をとりにいったときにしりもちを つき、その晩、夜中に家の中で転んで右肩を打ってしまった。23日東京に行く予定 だったがすべてキャンセルせざるを得ず、多くの方に迷惑をかけた。右腕が使えず、 飯を食うにも尻を拭くにも不便きわまりない。毎日寝てばかりいる。脚もだいぶ弱っ て、このままではいけないといわれるが、なかなか動く気になれない。2月21日に、 東京で私の古稀と田中光二さんの還暦を祝う会があるので、それまでには元気になれ るだろうとおもっている。『小松左京マガジン』が予定どおり発行でき、割りと好評 なのがうれしい。